私はいつも最後 | 高橋直弓 の ♡かんたんマクロ美Style♡

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マクロビスタイリスト高橋 直弓 の自由で軽やかなマクロビオティック♪
食べ物のこと、カラダのこと、心のことをつづる私ブログ。

京都へ向かう新幹線の中で書いてます。
今春休みなのか?
大学生らしき人で満席。
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今朝早くに目覚めてお布団の中でふと思い出したことがありました。



私はいつも最後だったなぁ〜と。



私には3つ上の兄がいて、彼の口癖は「ボク先」



おやつを分けるのももらうのもいつも「ボク先」、妹の私はいつもその後。
いつしかそれが当たり前になり、
「はい、お兄ちゃんが先ね」と言うようになったらしい(自分では覚えていない)



従姉妹が遊びに来た時。
父が私と年下の従姉妹2人に買って来た可愛い髪留めのお土産。



先に従姉妹に選ばせ、年上の私はその後。
従姉妹はお客さんでもあるから当然なんだけど。



その時、ものすごく怒って泣き喚いたのを覚えている。



その可愛い髪留めは2つは小さく、1つはちょっと大きくてそれが一番可愛い。
で、最後にそれが私の所に来たけどちっとも嬉しくなかった。



私に先に選ばせてくれなかった。




それが悔しくて悲しくて。
最初に
「どれが欲しい?」と聞いて欲しかった。




私としては滅多にしないことだけど、泣き喚いた。



いつも我慢していたことがこの時に一気に吹き出したのかもしれない。



親はなぜ私が泣いてるのかもわからず。
その時親に怒られたのかどうかは全く覚えていないんだけど。
ささやかなる私の抵抗だった。



私のお誕生日会の時。
バースデーケーキをお友達みんなに分けて、最後に私の所に来たのは砂糖のお菓子も何にものってないのっぺらぼうのケーキ。



昔のケーキは今の生クリームたっぷりでいちごがのった華やかなものではなくて、バタークリームにジャムの模様が絞ってあって砂糖で出来たお人形がいくつかのったシンプルなもの。


こんな感じ
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お人形がのってない所はクリームがナッペしてあるだけでのっぺらぼうの、何とも残念なケーキなのだった。



お祝いに来てくれた友達に先に配るのは当然、私もそこはちゃんと理解していた。ここでワガママを言ってはいけないことを。
でも、私の所に来た何ものってないケーキを見た時、悲しみが溢れた。



私のお誕生日なのに。。。



もちろん私は泣き叫ぶこともなく、何も感じてないフリをしてそのままお誕生日会を続けた気がする。




今までずっと忘れていたけど、小さな頃からこうしてずっとずっと我慢をして生きて来た。言いたいことが言えずに。
いつも言葉を呑み込んで呑み込んで。




だから、親に甘えて駄々をこねている子供を見ると無性に腹がたつのだった。



私が出来なかったことをしている子供が大嫌い。許せない。
私が子供嫌いなのはここから来ていることがよくわかった。




こうしてそのまま大人になり、今でもいつも自分は後回しな気がしている。これは思い込みもあるだろうけど。



友達同士でいても、あの人は大切にされるのに私は蔑ろ。ほら、またあの人ばかり。



それを見張っている自分がいる。



「あぁ、ほらまた私は後回し」
そんな証拠集めをしてしまう。



宇宙は優しいから
「それがあなたのお望みですね」と蔑ろにされる(ように感じる)出来事を見せてくれる。



後回しにしているのは自分自身。
蔑ろにしているのも、大切にしていないのも私が私に対してやっていること。



子供の頃いつも後回しにされて来たけど、もうそれを選ばなくていい。
見張らなくていい。



他人にそれを求めないで自分が自分を最優先にすればいいのだ。



今まで蔑ろにし過ぎた。
自分自身を。



厳しくし過ぎた。
自分にも他人にも。



だから、私の周りには厳しい人が現れる。
教えてくれているのだ。



あなた、厳しいよ。
もっと優しくなっていいよ。
もっと優しい世界があるよ、と。



私の周りには厳しい世界と優しい世界が混在しているけど、今までずっと厳しい世界が圧倒的優勢だったのだ、残念ながら。



これからは優しい世界で優しい愛の体験を選ぼう。
厳しい世界はもう十分満喫したから。
もう優しい世界へ移行しよう。



まずは自分。
外の世界に求めずに自分に求め、自分を最優先にし、自分で愛していこう。ウザいくらいに。




いかりんマスターでお祝いしてもらったお誕生日
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私だけのために用意されたケーキが嬉しかった



生まれてはじめて心から嬉しいと感じた誕生日だったな。