未来の五輪へ…

北京オリンピックが閉幕しました。



たくさんの感動をもらいました。



ありがとう!




東京、ソウルに続くアジアで3度目(夏季大会)の開催であり、

中国も国を挙げて取り組んだ大会でした。


多少過度の演出や、スポーツマンシップを逸脱した応援風景

も見られましたが、多くの劇的なドラマの前では些細なことな

のかもしれません。




近い将来、東京で開催されるかどうかは予断を許しませんが、

オリンピックが人生の色んな時期と重なり、様々な記憶と共に

心に残っていきます。



僕にとっては…


1964年の東京オリンピックの時は小学校一年生。

国立競技場の空を舞う平和の象徴の鳩、さらにシンプルでかつ

荘厳なファンファーレが今も心の風景に生き続けています。



1972年の札幌冬季オリンピックの時は、高校受験と重なりま

した。

受験を終えて友人の家で見た日の丸飛行隊の3つ並んだ国旗

は、未だに鮮やかに思い出されます。



1998年の長野冬季オリンピックの時はその前年、仲間と訪れ

た白馬でジャンプ台を見上げた夏の日から始まり、五輪に触発

されたわけではないですが98年には初のフルマラソンに挑戦

しました。

そして暮れに親父が逝きました。



4年に一度の世界最高峰のスポーツ競技大会。

やはりそれを目の当たりにする経験は貴重なものです。

たとえ競技場に足を運べなくても、その時間と空間を共有する

だけでも…




2016年に東京でオリンピックが開催されたら僕は60歳です。



どんな経験が待っているのでしょうか。




未来のオリンピックに向けて、



今日は想いを馳せてみましょう。

胸を張って

なでしこジャパン!おつかれさまでした。


本当にわずかに、メダルには届きませんでした。


チャンスは何度もありました。ただ…そこに見えるゴールが遠かった。


でも、なでしこの技術は、気力は、世界にその力を認められたと思い

ます。


澤も言っていたように、彼女たちの戦いが未来のなでしこたちに、子供

たちに道を拓いてくれたと思います。

本当に歴史を変えてくれたと思います。


どうか胸を張って、微笑んで、あなた方が背負って闘った日の丸の国

へ、堂々と帰ってきてください。


僕らは大きな力をもらいました。


ありがとう!

熱戦相次ぐ

オリンピックも残り少なくなり、なんとなく名残惜しくなってきました。


ですが、残された競技の中でいくつかの熱い戦いが続いています。


まず驚いたのが陸上・短距離のウサイン・ボルト。

まったく異次元の走り、予想をはるかに上回る既得。

人間の限界がなくなるかと思われるようなスピードでした。


さらにシンクロナイズドスイミング。

日本の技術がコーチとともに世界に認められ、デュエットでは世界

上位4カ国のうちの3つを占めた。

世界一になるのも時間の問題だろうか…


そして圧巻は北京大会が最後となる野球とソフトボール。

物議をかもした延長タイブレーク制も、手に汗を握る展開を見せて

くれました。


どちらの競技もまだもう1試合残しています。

これは興奮します。


最後はなでしこジャパンのメダルをかけた最後の戦い。

なでしこ戦士たちは、一体どんなドラマを見せてくれるのでしょうか。


闘いはまだ終わってはいない。

アメリカの壁

なでしこジャパンの準決勝。

またしても彼女たちの前に立ちはだかったのはアメリカでした。

大野が先制点を決めてくれたときには、行けそうな気がしました

が、さすがに世界ランク1位のアメリカ、徐々にプレッシャーをか

けてきて最後は日本を圧倒しました。

ただし、荒川の意地の一発が3位決定戦に向け、想いを繋げた

気がします。

ドイツも強敵ですが、とにかくチーム一丸となって、有終の美を

飾って欲しいものです。

それにしても、北京ではどの競技においてもアメリカは結構な

人気。それに引き替え日本にはブーイングも多いし、なんとも

冷たい反応です。

両国の歴史的な背景もあるのでしょうが、何となくアジアの中で

の順位を競っているような気がしないでもありません。

なでしこジャパンの最終戦では是非アジアの代表としての誇り

をかけて、中国の人たちの心にも響くようなゲームを見せて欲

しいと思います。

捲土重来

なでしこジャパンがついに準決勝に進みます。


しかも相手は予選リーグで苦杯を喫したアメリカ。

過去20試合一度も勝ったことがないアメリカ。

かつて澤穂稀がプロリーグで戦っていたアメリカ。


いろんな意味でリベンジ、恩返しのチャンスです。


まさに捲土重来。

準決勝は18日、なでしこたちは北京に戻って

アメリカと戦います。

なでしこジャパンが崖っぷちからノルウェーを5-1で下し、決勝

トーナメント進出を決めた。


ニュージーランドとドロー、一度も勝ったことのないアメリカとの

大戦に敗れ、まさに後がない中でノルウェー戦を戦った。


しかも先制点を許す厳しい幕開け。

しかしなでしこたちは決してあきらめていなかった。

むしろ自分たちのサッカーを目指し続け、ポジティブな考え方を

貫き、次々にゴールを決め逆転で勝利した。


初戦で失点につながるプレーをした近賀が同点ゴール。

ここまで得点のなかった昨年のリーグ得点王もゴールを揺らした。

そしてエース澤は代表71点目のゴール。


われわれにいろんなことを教えてくれるゲームだった。


準々決勝ではあらゆる競技で輝かしい結果を残している中国と

対戦する。

しかし、そこを突破すればふたたびアメリカと戦える可能性が…

20戦で勝ちなしのアメリカにリベンジのチャンスが来る。

そしてそこを突破すればメダルも確実になるゲームだ。


頑張れなでしこ!

加油!

北島選手の涙

北京オリンピック競泳の男子100m平泳ぎで北島康介選手が優勝。

世界新記録で日本に2個目の金メダルをもたらした。


レース直後のインタビューではいつものクールな表情ではなく、涙を

タオルでぬぐい言葉がなかった。


オリンピックの情報に接する僕たちは知るべきだと思う。


日本を代表する選手たちが、どれほどの重圧に耐え、あの場所に

立っているのかを…

ひとりの勝利者の陰には、多くの敗者がいることを…

ひとりの代表を送り出したあとの国内に、どれほどの無念に耐える

選手たちがいるのかを…


勝つことはすばらしい!

でもすべての選手が、チームが勝てるわけではない。


明白な結果が出るスポーツは非情なものだと思う。

だがしかし、だからこそ心躍り、歓喜に酔えるのかもしれない。


どんなスーパースターにも衰えは忍び寄り、

どんな常勝軍団もいつかは敗戦の憂き目を見る。


でも、どんなに苦しんでいる選手も、チームも、いつか栄光をつかむ

日が来るかもしれないのだ。


その日を目指し、その時を信じ、

苦しみに耐え、無念に呻き、敗戦に涙する。


だがきっと、その先にこそ勝利の瞬間が訪れると信じているのだろう。


北島康介選手、おめでとうございます。!