月曜日に救急外来の受付に入った時のこと
1人の年配の女性が相談があるといらした。
今日は救急の患者さんのみを診察している日なので本当なら相談は受けられない
(私に受ける資格はない)ですが
無下に帰すわけにもいかずに軽くお話を伺う。
昨日まで夏休みで遊びに来ていたお孫さんに吃音があるにもかかわらず
お嫁さんが『治るから』の一点張りで専門家に相談する意思が全くないのはいかがなものかと言う話(愚痴)だった。
おばあさんの話では
『私にも主人にも息子(子供の父親)にも
何の問題もないのに…』と。
嫌~な気持ちになったけど
なるべくお気持ち分かりますと言う感じでお話を伺っていた。
私が嫌な気持ちになったのには
うちの息子が心療科に通院するようになったのが吃音がきっかけだったからだろう。
何だか自分が責められている気がしてきた。
まぁ、うちは私の意思で通院を決めたけど、
果たしてそれが良かったのか今でも分からないし
うちの場合は実母が息子の発達障害を認めたがらないくせに
吃音やチックが出るとオーバーに反応する
話がそれてしまったけど、
おばあさんは
『みんな(お嫁さんかな)は平然としているけど辛くて辛くて、
将来が不安で仕方ない』と訴えたけど、
一番辛いのは吃音を気にしだした時のお孫さん
次にと言うか、もしかしたら本人より辛いのはお孫さんと一番長い時間過ごすお嫁さんだと言うことを分かってあげてほしいと思ったけど
私の立場ではそんなこと話せない…
私と一緒に受付業務をしていた若い男性スタッフが
明日また来て下さいと
明日なら何とかなるみたいな希望を持たせる言い方をして帰してしまった。
私たちが働いている病院は愛知県
お孫さんは東京に帰った(住んでいる)と言っていた
おばあさんが帰るとうちの息子のことを知っている男性スタッフから
『何でうちも吃音で通院していますが
治りませんよ』と言ってやらなかったんですか!と言われたけど、
そんなこと言えるわけがないし
私みたいに神経質な親でなければ
そのお嫁さんが言っているように本当に治るかも知れないし
みんな一緒じゃないしね。
何だか、おばあさんがお孫さんの吃音をお嫁さんのせいにしようとしているのが
すっごく すっごく不快だった
うちのお姑さんも最初は私が神経質すぎると言っていたけど、
うちの母よりは発達障害のことを調べたり理解しようと努力してくれていた気がする。
↑これは今思えばで、
当時は両家の親 旦那さえもが
私が病院に連れていったばっかりに発達障害の診断を受けてしまい責めているように感じでいたな。
すごい被害妄想だわ
月曜日にこんなことがあって、
あー今は比較的平和なのに何で私は病んでいるんだと思っちゃいました
息子の吃音はいろいろ変化して
今は一言目がなかなか出てこなくて詰まることがあります。
息子は野球をしているので試合中に
『ツーアウト』と声を掛けようと手はあがっていても言葉が詰まり
声が出た頃にはピッチャーが投げている時だったりでコケッとなりますが
それでも話すこと 大きな声を出すことを諦めない息子を私は誇らしく思います。
親バカですが