敏感期とは何か③
こんにちは~
先日より、「敏感期」とは何かについて書いています。今回は3回目。
0歳から3歳くらいの敏感期には、以下のようなものがありました。
①話しことばの敏感期
②秩序の敏感期
③小さい物への敏感期
④運動の敏感期
⑤感覚の敏感期
(※敏感期の分類や時期には諸説考え方がありますが、代表的なものということで書いています)
ちょっとかために(笑)「敏感期とは」を書いてみると、
「敏感期」とは、子どもが成長する過程で、身体的・精神的な発達を遂げるために、ある一定の期間、強烈に「あること」がしたい、取り組みたい、関わりたいという衝動が湧き起こる(感受性が強くなる)時期のこと。
一定の時期を過ぎるとその衝動(感受性)は次第に薄れていきます。
つまり、簡単に言うと、「敏感期」とは、子どもが強い興味・関心をもって熱心に「何か」に取り組む時期のこと、です。
「あること」、「何か」ってなんでしょう?
たとえば、
◆ママの口元をじーっと見つめて、「マンマンマ」「あーあー」と声を出している0歳児(話しことばの敏感期)
◆何度も何度も階段を上がったり降りたりしている1歳児(運動の敏感期)
◆道ばたのアリをじーっと見つめている2歳児(小さいものへの敏感期)
◆いつもの通園路と違う道を通ったら、ぐずって泣きじゃくる3歳児(秩序の敏感期)
◆「これいつものニンジンと味が違う!」と微妙な味の違いが分かる4歳児(感覚の敏感期)
◆何月何日や、車のナンバーなど、数を数えるのに熱心な5歳児(数の敏感期)
◆動物のこと、宇宙のこと、世界の国々のことなど、いろんなものに興味関心が強い6歳児(文化の敏感期)
などなど。
(※3歳以降の敏感期についてはまた別途(^-^)/)
何でこんなことするのかしら?と大人から見たら不思議だったり、子どもの集中力にびっくりするようなこと。
それが、「敏感期」ならではの子どもの姿です。
そして、「敏感期」の子どもは、すごいエネルギーでいろんなことを吸収し、身につけていきます。
しかも、子どもは喜んで吸収し、成長していきます。
子どもってすごい!
大人が、「敏感期」について知っていたら、子どもの姿がまた違って見えてくるはず。
敏感期について知ってると、我が子観察がおもしろくなりまーすo(^▽^)o