アリとキリギリス

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朝、息子たちと登校する途中、霜が降りている草を見て、アリは地面の中で快適に過ごしているのかな?と思った。
すると、アリとキリギリスのお話しを思い出した。
キリギリスは冬の準備もしないで好きなバイオリンを弾いて遊びほうけいていた。
アリは遊ぶのを我慢して冬に備えた。
冬が来て、備えのないキリギリスは困って、アリに助けを求めるがアリに拒絶されて寒さと飢えで死んでしまう。
 
ここで、私の空想が始まる。。。
中途半端なんだよ。キリギリス。
そんなに好きなバイオリンを中途半端に弾いているから、そんな目に合うのだよ。
お前には食料を備蓄する能力はないのだよ。
だから得意なバイオリンで勝負すればよかったのだよ。
秋まで、冬死ぬ気で没頭してバイオリンを弾き続け、技を極めればよかったのだよ。
そうすれば、お前の弾くバイオリンにアリは感動し、長い暇な冬の間、お前のバイオリンを聴くことを歓迎して、寝場所も食料も提供して迎え入れてくれただろうに。。。
さてさて、空想はここまでで。
 
そして、朝の登校中に下の息子に九九の練習をするのだけど。
4、7、9の段が苦手な息子は何度もつまずく。
いら立つ息子は毒を吐き散らした。
そんな息子に私は言った。
「じゃあ、いいよ。あんたにそんな嫌なこと言われて、あんたの九九に付き合うなんて、お母ちゃんはもういやだね。
じゃあさ、九九やりたくないなら、やらんときゃあいいやん。
お母ちゃんも九九やれんで大人になったけど、仕事始めて九九もやれんで苦労したわ。
だから大人になって覚えたわ。
九九のできん、字も読めん大人がどんだけ仕事で困るか、あんた覚悟して遊んどきゃあよ」
いまだに九九が怪しい母の事実にともなった脅し文句を聞くと
「九九やる~!!覚える~!」
と4、7、9の段をしっかり息子は言えました。
 
私は、子どもころキリギリスだったさ。
勉強が大嫌いで、遊びほうけたさ。
日々の学校の勉強も宿題も私にとっては、全く重要じゃなくて。
将来のことなんてこれぽっちも考えなしで。
ただただ、学校から勉強から逃げたくてしょうがなかった。
おかげでオールCだって、ほとんど1だって取れたさ。
 
だけど好きな絵だけは描き続けたさ。
どんなに叱られても絵だけは独学で描き続けたさ。
なんにもならんと思っても、やめられなかったお絵かき。
何がどうなるかわからない。
私の絵を評価してくれる人がいて。
それが今の仕事のひとつになっている。
 
どんなにつらいときでも描き続けたその絵が、必要になる時がくるんだと。
当時の私がこのことを知ったら、絵を描くことをやめていたかもしれない。
先がわからないから描き続けたのかもしれない。
 
「無駄な努力などなくて、努力したことは、絶対に人生に活かされてくる。努力した結果は終わりじゃなくて、先に続く通過点にすぎないのだよ。失敗は成功のもとになる。すべてOKなんだよ。だから自分を信じて頑張りなさい」
と息子たちに私が自信を持って言えることです。
 
 
 
 
 
 
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