毎週火曜日に、ただ今現役の大学院生である私が、【博士論文の書き方】と題して、博士課程の勉強の進め方について紹介させていただいています。![]()
http://ameblo.jp/naoadamson/theme-10012157755.html
前回は、『其の9: 最後まであきらめない!』ということで、論文を内容の良し悪しをあまり考え過ぎず、まずは最初から最後まで書き上げるということをお薦めしました。
http://ameblo.jp/naoadamson/entry-10474549567.html
それでは、どのような手順で論文を書いたらいいのでしょうか? それには、ただやみくもに書くのでなく、きちんと計画を立てる必要があります。![]()
どこかへ旅行へ行くにも地図が必要なように、論文を書く上で地図となるのが目次です。教育学の博士論文は、55,000ワード書かなくてはなりませんが、これはA4紙200枚以上にもなります。
何の計画もなく、だらだらと書いたらまとまりのないものになってしまい、合格点をもらうこともできなくなりますので、まずは目次を作って下さい。![]()
目次作りのポイントは、大学の図書館で卒業生の論文を見ることができますので、その中から自分の研究分野に近い人の論文をいくつか選びます。
その際、200ページもの論文を一語一句読むことはありません。目次を見て、参考になりそうな部分をまねします。![]()
「こういうやり方って、ちょっとずるいんじゃない
」 って思われる方もいるかも知れませんが、だいたい学術論文には、決まった型がありますので、その型を学ぶという意味で、まねすることは、とても重要なスキルでもあります。
そうして、私が作った目次は次の通りです。自分でも見やすいように、マインドマップにしてみました。これは、昨年の5月に作りましたが、毎日見て、声に出して読んでいます。![]()
そうして、論文提出の今年9月までに書き上げられるよう、念じています。
■最近、ツイッター (Twitter)を始めました![]()
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