先日は快晴の中、橿原神宮へ参拝しました。
高野山から車で1時間半程の距離なので、そう遠くはありませんが初めてのお参りです。
今年度中に 京奈和自動車道 の五條北IC~御所南ICが開通すると、ますますアクセスが良くなります。
橿原神宮は『日本書紀』や『古事記』に登場する神武天皇と皇后を祭神とする神社です。
日本国初代の天皇である神武天皇は、上記の日本神話に 神武東征 という物語が描かれており、東征の末に橿原宮で即位されたとされています。
その神武天皇を主祭神として明治23年に創建されたのが橿原神宮であります。
神社創建より126年しか経っていませんが、さかのぼると、紀元(皇紀)2676年の歴史があります。
広い表参道の両端には寄進された灯篭が建ち並び、壮観な眺めの中を進んでいきます。
しばらく歩くと手水舎があり、その後ろには広大な深田池があります。
睡蓮が池に咲き、しばらくでボーッと座っていたい気分になりますが、今回は時間の都合で叶いませんでした・・
どうですか? この広さ!
雨だと歩くのは正直辛いですね。
そして、いよいよ拝殿から本殿を仰ぎて拝礼いたします。
こちら拝殿の表には巨大な絵馬!
外拝殿から内拝殿・本殿へと続く回廊。
この奥には、明治に京都御所から下賜された賢所を本殿とされています。
うねび山 見ればかしこし橿原の ひじりの御世の大宮どころ
本居宣長
神武天皇東征や橿原宮での即位は様々な伝説や学説があるようですが、素直に伝承を受け入れて建国のルーツ、日本人としてアイデンティティを改めて感じる参拝ができました。
そして、この神宮近くには、弘法大師が入唐前に大日経を感得された久米寺が建ちます。こちらもまだ参拝した事がないので、次回は必ずお参りしたいと思います。