2010-03-18 18:34:15

KAGURAドロップ希望者の皆さんへ

テーマ:ブログ

南保陽祐 ★ SKI OFFICIAL BLOG ★


これから4月になり



KAGURAでのバックカントリーやドロップなど



南保塾でも希望される方が増える事が予想されます。



ここでもう1度、確認しておきたい事があります。



まず、南保塾ではバックカントリーツアーは致しません。



あくまでドロップ程度に留めておきたいと思います。



それでもKAGURAに良いポイントは沢山ありますから。



また、



希望されない方をスキー場管理区域外へお連れする事や



塾長判断によりお連れ出来ない技術レベルの方に



ご案内をする事は絶対にありません。



ドロップ等を希望される方においては



・スキーというスポーツの特性上、常に危険と隣り合わせである

・コーチやガイドがいても100%安全という事はありえない

・雪上での全ての行動は自己責任である



という事を良くご理解いただいた上で御参加頂きたいと思います。



尚、トレーニング・イベント開催中の事故・怪我について



南保塾はその場での応急処置等の対処は致しますが



一切の責任は負いません。



雪上での全ての行動において参加者各自の自己責任が必要不可欠となります。



また必ず各自で保険(傷害保険・山岳保険)にご加入頂いた上でご参加ください。





南魚沼郡山岳遭難防止対策協議会からの注意事項


神楽ヶ峰山域・雪山の注意事項

スキー場管理区域外では全て自分の責任!


神楽ヶ峰周辺は雪山初級者向けと思われがちだが気象条件が厳しく決して安全な山域ではない。

これは森林限界が低いことからもご理解頂けると思う。

軽率な行動をとれば白い魔物があなたに襲いかかることを肝に銘じて欲しい。


「天候急変は当たり前」

冬期間に神楽ヶ峰が晴れ渡る日は数えるほどである。たとえ和田小屋付近が晴れていても

山頂付近はガスが流れてきたり、雪に変わったりとめまぐるしく天候が変わる。

このような時はホワイトアウトとなりルートを誤り、遭難してしまう事例が多い。

悪天候時(霧も含む)の遭難ではヘリが出動できないので、救出まで相当の時間がかかる。

また棒沢へ滑落した場合、救助隊でも現場へ入れないため天候回復まで待つしかない。

救助まで持ちこたえられる体力と装備で入山しよう。


「自分の技術レベルを過大評価するな」

スキー場の管理区域外にはゲレンデと違って様々な障害物がある。

また、雪質も場所や時期により様々に変化する。

このような状況の中、滑り降りるにはそれなりのテクニックが必要。

転倒や障害物への衝突でケガをしてもゲレンデと違いパトロールは来てくれない。

ゲレンデで腕を磨いてから入山しよう。また、初級者を連れて行く事は絶対してはいけない。


「先行者のシュプールを信じるな」

天候が急変し心細いときに先行者のシュプールがあったとしても、それを信じてはいけない。

もし先行者がルートを間違っていたらあなたも遭難する。

ルートファインディングは自分の責任である。


「装備を使いこなせ」

あなたの装備は万全だろうか。

①滑走前にスコップで弱層をチェック

②ホワイトアウトの状況では地図とGPSが命綱

③テルモスには熱い飲み物・非常食には高カロリーのお菓子が良い。

マイナス10度以下になるとおにぎりは凍って食べられないことがある。

バーナーを持っていれば心強い。

④ビーコンは雪崩に埋まったときだけでなく霧や吹雪でメンバーが行方不明になった時も役立つ。

⑤携帯電話や無線は場所によって使えることもある。

⑥新素材のウェアを多用すれば疲労も少なく、万一の場合の生存率も高い。

⑦ゾンデ棒は普段から訓練が必要。

入山前にビーコンのスイッチオンをお忘れなく。


「雪崩回避」

スキー・スノーボードの雪崩事故は自らが起こした雪崩に巻き込まれる場合がほとんど。

雪崩には予兆があるが、気がついた時には遅かったという事が多い。

斜面には常に雪崩の危険性があると思って入念に弱層テストをしてから滑走しよう。

3大危険行為として

①雪崩発生の恐れがある斜面のトラバース

  (滑走そのものが雪崩を引き起こす。また面発生となって大規模雪崩になる)

②雪庇上の歩行

  (雪庇が崩壊しそのまま雪崩に巻き込まれる。この場合も大規模雪崩が多い)

③危険個所の集団行動

  (雪崩に遭遇した場合メンバーの大部分が雪崩に巻き込まれセルフレスキューが困難となる)


「雪崩にあったら」

不幸にもメンバーが雪崩に巻き込まれたら、ただちにセルフレスキューを開始しなければならない。

雪に埋まったメンバーの生存率は刻一刻と低くなる。生存率の境は15分といわれており

1m埋まったとしてスコップで掘り出すのに約10分かかるという。

つまり5分で埋没者の位置を特定しなければならない。ビーコンが無ければ不可能な時間である。

したがって、埋没者の生還はビーコンをつけているかどうか、メンバーがセルフレスキューの訓練を

受けているかどうかにかかっている。

あなたもメンバーの命を預かっている事を忘れずに。


「棒沢の危険性」

棒沢上部はわりとなだらかだが途中から雪の着かない急斜面になる。

地形はすり鉢状で沢の底まで滑落する。急斜面のため、這い上がる事はまず不可能。

沢の下部には滝があり行き止まりとなる。しかも常に雪崩の危険性が高い。

非常に危険な沢であり、遭難もこの沢に集中している。

神楽ヶ峰の先には絶対行ってはいけない。




南保塾としても



4月よりドロップ等でスキー場管理区域外の滑走を希望される方には



当日現地にて誓約書にサインを頂く事となりました。



FREE(自由)であればあるほど



多くの自己責任がつきまとうのが現実です。



いつまでも安全に楽しくスキーが続けられるよう



皆様のご理解とご協力をお願い致します。




NO LIMITs!

http://nanpo-jyuku.net/



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