2012年12月31日(月)

『本だけ読んで暮らせたら 2012年のお薦め本』

テーマ:メモランダム

読むことも、記事を書くことも、更には、よそ様のブログにお邪魔することもメッキリ減った2012年でした。

飽きてきたわけではありません。他に興味のある事が出来たわけでもありません。

気力、持続力の不足です・・・。


・・・気力を振り絞って、この年末記事を記録しておこうと思います。


『作品名』 をクリックすると、紹介記事にリンクします。



<ミステリーとか>


今年もハヤカワ・ポケミスばかりを読んでいたように思います・・・。

そして現在の翻訳ミステリーのトレンドとなっている北欧ミステリーを・・・。


ポケミス『解錠師』 は、年末の各社ランキング本で高評価のようでしたね。結構、渋めの内容だと思うのですが、一般受けするのでしょうか? 初出から1年経たずに文庫もされて驚きました。


『冬の灯台が語るとき』 このポケミスは、雪の夜を舞台にした静かなスウェーデン・ミステリーです。こういう作品に面白味を感じることができるのは、やはり年を取ったのかナと感じてしまいます・・・。


続けてポケミスから2作。しかもどちらもデンマーク産。
『死せる獣 殺人捜査課シモンスン』 に登場する逸脱した主人公がイイです。

『特捜部Q Pからのメッセージ』 は、これまでのQシリーズ3作中の最高傑作です。


北欧産のおもしろミステリーはまだまだあります。アイスランド産の 『湿地』


ドイツ産ミステリーからは、 『深い傷』『首切り人の娘』


南欧の作家カルロス・ルイス・サフォンの『天使のゲーム』前作 ほどの衝撃はなかったけど、それでも物語の王道を行く作品であることには間違いないでしょう。


アメリカ産のものも挙げておきましょう。。。

ボストン・テランの 『暴力の教義』 。ノワールです。相変わらずノワール好きです。ノワールは癖があるんですけど嵌ると・・・。


そして・・・、『真鍮の評決』 『大いなる眠り』 を挙げない訳にはいかないですね!

前者は、1990年代から2010年代の現在までで最高のハードボイルド作家=マイクル・コナリー作。

後者は、ハードボイルド小説を確立したレイモンド・チャンドラー作。

どちらも文句なし!テッパン!!


少々変わったモノも挙げておきます。ちくま文庫の短編アンソロジー 『謎の物語』 という作品。 “リドル”という言葉とその意味を教えてもらった作品。内容も印象的なものが多かったです。


さてさて、今年読んだエンターテイメント小説で一番だったのがコレ↓↓↓。

クライマックスから結末に掛けて今年一番の驚きをもたらしてくれた、ジュール・ヴェルヌの『神秘の島』 というSF。

こいつを読んだ時には、古くて一般的には知られていない(?)けど、まだまだこんな面白いのが隠れているんだなーと思わずにはいられませんでした。こんな凄い作品があるってコトを、どうして誰も今まで教えてくれなかったんだって思いましたネ。



<自然科学とか>

この分野からは、『プレートテクトニクスの拒絶と受容』 を挙げます。この本をサイエンスの部類に入れるのはどうかとも思いますが(歴史分野かも?)、それでも驚きの事実を知ることができた内容でした。

それと、過去に何度も読んでるんだけど、今年も読んで新たな発見があった 『ワンダフル・ライフ』 も挙げておきます。



<歴史とか>


高知県の坂本龍馬記念館にしか置いてなくて、一般の書店では購入できないかもしれませんが、『龍馬書簡集 現代語訳付』 がイイです。坂本龍馬の書いた手紙を理解しながら読める喜びを味わうことができます。高知に出かけた際には、是非とも御購入をお勧めします。


今年読んだ全ての本の中で圧倒的にお勧めしたいのがコレ→ 『逝きし世の面影』

この国のある一時期に確かに存在した文明、そしてその文明の下に生きたエピュキュリアン日本人の姿を鮮明にイメージさせてくれる本書。

歴史書としてのあるべき姿が本書にある!と思います。



◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


今年、何時だったか、どの本?あるいは雑誌?だったかは忘れましたが、「書を読むを好むも、甚だしくは解するを求めず」という言葉を見つけました。

ただ読むだけ。何かを得ようとするわけでもなく、他に面白いものを見つけることのできない輩が暇つぶしで本を読む・・・。そんな私には何とも都合の良い言葉に出会い、チョット嬉しくなりました。


私の感想など、私の脳が恣意的に歪めた内容に対してのモノであって、それを自分勝手に解釈し、まったくもって個人的に、安易に、安直に共感もしくは反感しているだけです。

本を読んでの一凡人の感想を披露することに然したる意味などはないでしょう・・・。

それでもこんなブログを書き、公開しているのは、少しでも世間様と繋がっていたいからなのでしょう。

そんな天邪鬼な管理人の当ブログ駄文の数々をご覧いただきました皆様、今年1年ありがとう御座いました。

2013年もお付き合いいただければと存じます。

AD
いいね!した人  |  コメント(4)  |  リブログ(0)

nanikaさんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

コメント

[コメントをする]

4 ■>Mirokuさん  Re:無題

Mirokuさんが挙げておられる本も、そそられたり刺激を受けることが多いです。
今年もよろしくお願いします。

3 ■>キューピーさん  Re:無題

今年もよろしくお願い致します。
喜田さん、電子版で読めるものを読んでます。

暮れから行っていた実家から先ほど帰ってきました。残りの休日はダラダラして過ごします('-^*)/

2 ■無題

『解錠師』『湿地』それからサフォン・・・。
気になるものが多いですね。
来年こそ読みたいと思っています。
来年もよろしくお願いします。

1 ■無題

nanikaさんのおかげで梨木さん作品に出会いました。
「読書したい波」がくるとお邪魔してしまいます。
オススメの本はやっぱり面白いですから( ^ω^ )

やっと掃除が終わり、これから煮物や紅白なますを作らないとですが、ひと段落したら先日の本をこの休みでゆっくり読ませて頂きますね♪
来年もよろしくお願いします‼

コメント投稿

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。