『無限の住人』29巻 | 本だけ読んで暮らせたら

『無限の住人』29巻

休日はショッピングモールへの買い物の運転手にされる。

食料品、日用品を買うだけに、どうしてあんなに時間が掛かるのか?まったくもって理解不能のカミさんの行動に付き合っていられない私は、隙あらば書店に逃げ込む。


本日は何時にも増して立ち読み時間が多かった・・・。


純文学読みのお笑い芸人、又吉氏による『第2図書係補佐』はナカナカに面白かった。

採り上げている本の紹介は文末の僅か数行なのだが、そこに至るまでのエピソードの語りが上手い。

第2図書係補佐 (幻冬舎よしもと文庫)/又吉 直樹

久しぶりに大島弓子の『グーグーだって猫である』も読んだ。文庫版の4巻。

家に猫をおくだけでなく、野良猫の面倒まで見るようになった著者。。。愛猫家の話に惹かれる・・・。

グーグーだって猫である(4) (角川文庫 お 25-4)/大島 弓子


購入したのは、↓沙村画伯の『無限の住人』29巻

『無限の住人(29)』  沙村 広明/著、 講談社アフタヌーンKC(2012)

26巻以降を本棚から引っ張り出してきて、4巻を一気に読んだ。
剣劇のエグい場面、グロい場面が満載。そんな場面に嫌悪感を持つ人もいるかもしれないが(我が家のカミさんなど・・・)、その画力、描写力は凄い。
ただ強い剣だけを求めるという考え、公儀に歯向かう者は問答無用で滅するという考え、肉親の仇を取るためにはどんな事も厭わなという考え、それぞれの単純な考えに基づいて命のやり取りをする者たちの剥き出しの姿が潔く描かれている(と思う)。