1 | 2 次ページ >> ▼ /
2013年06月27日(木)

『人間の性はなぜ奇妙に進化したのか』

テーマ:自然科学とか

『人間の性はなぜ奇妙に進化したのか』 ジャレド・ダイアモンド/著、長谷川寿一/訳、草思社文庫(2013)


ジャレド・ダイアモンドのかなりの前の作品の文庫化。

『文明崩壊』や『銃、病原菌、鉄』にくらべるとやはり面白度は落ちる。


進化論をベースにすれば、大抵のことが説明できそう。。。

ただし、多くの人が納得する説明を行うためには、根気のいる思考実験と閃きが必要だ。

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2013年06月22日(土)

第1回ビブリオバトル

テーマ:メモランダム

今週火曜日の勤務時間外。社内の若手とそうでもない人に会議室に集まってもらってビブリオバトル をやってみた。


紹介者は4名。ギャラリー2名。全員男。全員がエンジニア。


私が紹介したのは『アースダイバー』

他の3人が紹介したのは、『笑わない数学者』、『なぜ、「これ」は健康にいいのか?』、『恋文の技術』


        

4名それぞれが自分が持ってきた作品に関して5分きっかりで紹介を行い、各本について3分の質疑応答を行った。

4冊のうちどれが一番「読みたい本」か?、ギャラリーを含めて6名による挙手を行い、チャンプ本を決めた。


結果、

アースダイバー・・・2票

笑わない数学者・・・0票

なぜ「これ」は健康に・・・1票

恋文の技術・・・3票


ということで、第1回のチャンプ本は、『恋文の技術』に決定・・・。

これは、今回参加者のうち、一番の若手が紹介した作品だった。 私もこれに手を挙げた。


なかなかの好評だった。他の若手にもビブリオバトルの噂が出回ってるらしい!?

第2回目もありそう・・・。


AD
いいね!した人  |  コメント(3)  |  リブログ(0)
2013年06月15日(土)

『人間はどういう動物か』

テーマ:自然科学とか
『人間はどういう動物か』  日高敏隆/著、 ちくま学芸文庫(2013)


最初に関係ない話で恐縮ですが、「ちくま文庫」はリーズナブル、なのに「ちくま学芸文庫」はチト高い・・・と、学芸文庫を購入する度に思うのです。

“学芸”が付いたくらいで何故?



↓本書の構成↓


第一章 人間はどういう動物か

第二章 論理と共生

第三章 そもそも科学とはなにか

あとがき

解説 教養としての科学(絲山秋子)



私の勝手な解釈ではあるが・・・・・、

「利己的遺伝子」と「ミーム」というものを知り、人間は特殊な存在ではなく数多いる動物の一種に過ぎない・・・という考え方を尊重して世の中を眺め、自分の存在や言動を律する。大局観を持ち、自らの行いなどたかが知れていると思っていれば、この世界をシンプルに生きてゆける・・・ような気がする。

日高敏隆センセのエッセイを読むと、いつもそんなことを感じる。本書の第一章からは、いつにも増してそんなことが感じ取れる。


大局観とは「概念」なのだ、とも思う。

HowTo本ではこうした概念を感じることはできないと思う。

音楽や絵画や小説や随筆など、あまり具体的とも云えそうにない漠然とした他人の考え方・観かたに数多く触れていると、そのうちそれらが混ざり合って、いつしかなんとなく自分なりの「概念」が薄ぼんやりと見えてくる・・・?

もちろん、様々な体験をするのが一番なのだろうが、ヒト一人の体験などたかが知れている。



昨日の寺田寅彦の随筆もそうだったが、エライ先生が書いたエッセイを読むと、俺ってバカでもイイじゃん!って思えてくる。


よくよく考えてみると、↑こう思わせてくれるエッセイを、私は「良いエッセイ」と定義している。。。

AD
いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)
2013年06月14日(金)

『柿の種』

テーマ:エッセイ・随筆とか

『柿の種』  寺田寅彦/著、 岩波文庫(1996)、文庫

阪神淡路大震災の翌年に再刷されたのか?



余りにも有名な随筆。だが、この齢まで読まずにきた。


もともとは『柿の種』と『橡の実(とちのみ)』の2作だったのを併せたものらしい。


短いのは2、3行、長くても2ページ程度の短いエッセイ176篇。

大正9年から昭和10年までに書かれたもの。この間に関東大震災を挟んでいる・・・・・。


日常の何気ない出来事や世相や風景や芸術や科学や人付き合いのことや夏目先生のことなどに触れる際に魅せる優しい心情。ときに鋭い観察。そして冷徹な考察。

文理融合の人の書く文章は味がある。



「哲学も科学も寒き嚔(くさめ)哉」 p.164


↑↑この有名な句も、前後のエッセイとの連なりで読むと、何となく意味が解る(・・・ような気がする)。



寺田寅彦随筆集(全5冊)もいずれ読んでみたい。。。


いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2013年06月11日(火)

『茶の本』

テーマ:エッセイ・随筆とか

午後出社の前に昼飯を食おうと寄ったショッピングモール。

その内にある紀伊国屋書店。ん~、文庫の品揃えが少ない・・・・・。


↓その紀伊国屋で購入した岩波文庫。



『茶の本』  岡倉覚三/著、 村岡博/訳、 岩波文庫(1929)


岡倉天心が英文で書いたものの訳書。

今更感承知で読んでみた。

はしがき、目次、本文、解説などを併せてもわずか100ページの文庫。


型や形式を生み出すに至ったかつての日本人の心性を語った部分は面白かったんだけど、形式だけ、心情だけ、を語る部分はイマイチ理解しづらかったな。

両者の“関連付け”が面白いんだよな。


再読の必要あり。

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2013年06月10日(月)

『掏摸(スリ)』

テーマ:ミステリーとか

『掏摸(スリ)『』 中村文則/著、 河出文庫(2013)


若き天才スリ師が、「最悪」の男に見込まれ、追い込まれて行く・・・・・。

ノワールの部類に入るのかな?



世の中のルールから逸脱したい。その結果、場合によっては破滅してもしょうがない・・・、なんてフト思うことってある!?

だが、現実はそうもいかない。そんな度胸も無い。

多かれ少なかれ、そんな破滅指向のある輩なら、この小説に惹かれるかもしれない。私は惹かれた。


わずか180ページの短い小説。だが、気持ちをエグられる。



『銃』 も読み直してみるか・・・・・。

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2013年06月09日(日)

『特捜部Q カルテ番号64』

テーマ:ミステリーとか
JOUNAL 64 (2010)
『特捜部Q ―カルテ番号64―』  ユッシ・エーズラ・オールスン/著、吉田薫/訳、ハヤカワ・ポケット・ミステリ(2013)


特捜部Qシリーズの第4段。 以前の作品記事はコチラ⇒ 第1作  第2作  第3作



ナイトクラブを経営する一人の女性の失踪事件を契機として、1987年の一時期に集中してコペンハーゲン市内に5人もの行方不明者が存在したことに気が付いた特捜部Qメンバーのアサドとローセ。

その事実に大事件を予感した特捜部Q責任者カール・マーク警部は捜査に着手する・・・・・。


ユーモアとシリアスが程良く混在する本シリーズ。今回もその特徴は失われていない。

しかも今作はデンマーク現代史における最暗部をえぐる問題作でもあり、これまでにも増して読み応え十分である。


さて、このシリーズのもう一つの特徴として、コールドケースの事件を捜査するコペンハーゲン警察特捜部Qメンバー視点のシーンと、事件に最も深く関係する被害者もしくは加害者(被害者と加害者が同一人物であることも)の側からのシーンが交互に描かれる、というのもある。

どちらのシーンでも、登場人物たちの感情の微細な動きまでが理解できるように描かれているから、捜査側メンバーにも、事件関係者(特に被害者)にも、ドップリと感情移入してしまう。まったくもって巧みな描き方だ。作者の力量を感じる。


今作で、特捜部Qメンバー以外で事件に深く関わる人物は二人。

優生思想を抱き、デンマーク国にとって有益とならない人間の排除をあからさまに打ち出す新進政党<明確なる一線>の党首クアト・ヴァズ。
恵まれない生い立ちと境遇ゆえに、凄惨な目に合った過去を持つ老女ニーデ・ローセン。

この2人の人物それぞれの性格と両者の対比が凄く良く描けている。クアト・ヴァズに対しては憎しみが、ニーデ・ローセンに対しては同情が自然に湧き起こる。


そして、シリーズの成熟とともに、特捜部Qメンバー1人一人の性格付けや特徴が明確になってきており、より親近感を覚えやすくなってきている。主人公カール・マークはもとより、今作ではアサドとローセの人間性に強く惹かれているのを感じた。

ミステリとしての出来は前作の方が上回っていたように思えるが、特捜部Qメンバーの描かれ方は今作の方が良かったかな。


今作では、シリーズ全編を通しての謎=カールとかつての同僚達に起こった「アマー島銃撃事件」に関する新たな謎も提示され、次作以降への興味は尽きない。



540ページ2段組みの長~い小説が苦にならずに読めるのだから、お薦めの物語であることは確か。


いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2013年06月07日(金)

『機動戦士ガンダム サンダーボルト 2』

テーマ:マンガとか

『機動戦士ガンダム サンダーボルト 2』  太田垣康男/著 ビッグ コミックス〔スペシャル〕


ガンダム・ワールド作品。1年戦争時のある局面を描いた作品。


1巻ではスナイパーを前面に出したストーリーだった。

この2巻では、スナイパーという特殊技能を持つキャラの位置付けが変容しつつある!?

そこがちょっと残念。

「スナイパー」を突き詰めてほしい。


さらに引っ掛かったのは、なぜ四肢を切断しないとサイコミュが使えないのか?ってトコ。
いいね!した人  |  コメント(1)  |  リブログ(0)
2013年06月06日(木)

『岩波書店創業百年記念フェア 読者が選ぶこの1冊』

テーマ:メモランダム


本だけ読んで暮らせたら-iwa

書店のレジ横に置いてあった無料の小冊子。



読者が選んだ岩波文庫のベスト10が載ってる。


1.こころ

2.君たちはどう生きるか

3.銀の匙

4.忘れられた日本人

5.古寺巡礼

6.論語

7.寺田寅彦随筆集(全五冊)

8.坊ちゃん

9.武士道

10.モンテクリスト伯(全七冊)



で、岩波現代文庫のベスト10も。


1.ご冗談でしょう、ファインマンさん(全二冊)

2.白い道

3.現代語訳 論語

4.私にとっての20世紀

5.中勘助『銀の匙』を読む

6.「赤毛のアン」の人生ノート

7.読書術

8.文学部唯野教授

9.獄中記

10.高木仁三郎セレクション



20作品中、読んだことのあるのは4作品。たぶん。


いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2013年06月05日(水)

『ビブリオバトル』

テーマ:なんでも読んでみよう

『ビブリオバトル 本を知り人を知る書評ゲーム』  文春新書(2013)  



会社帰り、有楽町の三省堂書店に寄るのが日課となりつつある・・・・・。


目的の本があって寄るわけではないが、ただ何となく店内をぶらつき、タマタマ目に付いた本を立ち読みしたりする。そんなことを毎日繰り返してると、何回かに一度は、ツイ予定外の本を購入してしまうこともある。


本書もそんな中の1冊。だが、そんな本が思わぬ拾い物であったりすることもある・・・・・。




ビブリオバトルとは・・・・・、

何人かが、それぞれ自分のお気に入りの本を持ち寄って、一人5分間でその本をプレゼンする。プレゼン後に、2~3分掛けてその本や紹介した人についての質疑応答を行う。全員のプレゼンと質疑応答が済んだら、参加者全員の投票で、一番読みたいと思った本=「チャンプ本」を決める。

・・・・・ただ、これだけ。




これだけのことだが、結構なコミュニケーションになるらしい。


本書には、ビブリオバトル誕生の経緯やその後の発展・拡散、ビブリオバトルを使ったインフォーマルコミュニケーションによる各種効能、などなどが書かれてる。



公式サイトはコチラ⇒ http://www.bibliobattle.jp/

・・・で、仲間内でやってみようかと思い、何人かにメールを配信し、参加者を募っている。

どうなることやら・・・。








いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
1 | 2 次ページ >> ▼ /

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。