2011年11月27日(日)

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』

テーマ:マンガとか
機動戦士ガンダム THE ORIGIN (23) めぐりあい宇宙編 (角川コミックス・エース.../安彦 良和
     

これで、全23巻で完結のようだ。

年末年始は、1巻からまとめて読むことにしよう。


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2011年11月26日(土)

『特捜部Q キジ殺し』

テーマ:ミステリーとか
『特捜部Q ―キジ殺し―』  ユッシ・エーズラ・オールスン/著、 吉田薫・福原美穂子/訳、 ハヤカワ・ポケット・ミステリ(2011)


11月のポケミスは「特捜部Q」シリーズの第2弾。 まさか1年で2作も翻訳されるとは、、、嬉しいねぇ。

ちなみに前作の記事はコチラ


前作の記事でも書いたけど、このシリーズ、ヨーロッパじゃ結構な人気らしい。頷けるね。プロットも面白いし、キャラも立ってるし。


コペンハーゲン警察で、コールド・ケース(未解決重大事件)を扱う部署=特捜部Q。その責任者カール・マーク警部補とアシスタントの奇人アサド。

このキャラ立ちした2人が今回追う事件は、十代の兄妹が殺害された二十年前の事件だ。

犯人の一人はすでに収監されているが、犯人は彼一人ではない・・・。二十年前の当時から一部の人間たちには判っていた・・・。


カールとアサドの2人が追うのは、3人の男と1人の女。

病院経営者、ファッション・デザイナー、株取引会社経営者。社会的成功者としてデンマークの上流階級に属し、政治経済の世界でも力を有するこれら3人の男達。

彼らと寄宿学校時代を同じくし、学生時代には一緒になって非道な悪事を行ってきたが、ある事を切っ掛けに彼らと袂を分かち、今では彼らの前から姿を隠すために路上生活者となった女、キミー。


カールとアサドが殺人事件の共犯者に挙げている者たちは、作品の最初から判っている。だが、社会の上層部にいる男たちを追求するのは困難を極める。奴らは当然の如く、権力と財力を使って捜査妨害を行う。さらには警察幹部に働きかけて二人に圧力を掛け、捜査を中止させようと画策する。


カールとアサドは、如何に権力に立ち向かい、どのようにして権力者たちの悪事を暴こうとするのか?

本作はその過程を丹念に描く。

実は意外な犯人だったとか、ドンデン返しによる事件解決などというものは描かれない。

この作品は、事件を解決(?)するまでの過程で魅せる個性的な捜査官コンビのやり取りや、彼らの“ひととなり”を楽しみ、時には彼らの言動に考えさせられる作品になっている(と思う)。

ぶっちゃけ、「キャラ小説」と云っても良いかもしれない。主人公は中年男なので、決して萌えキャラではないが・・・。

キャラ小説に特徴的なサイドストーリーも、カール、アサドそれぞれに用意されていて、それらがシリーズを通して描かれて行くのだろうとも思える。。。


さらに本作では、カールとアサドの他にも立ったキャラが登場する。それが容疑者の一人である女、キミーである。彼女の描かれ方にも随分と力が入れられている。今作における事件の全容解明と、まがりなりにも事件が解決に至る(?)のには彼女が重要な関わりを持つ・・・。


それにしてもこの作者、前作でもそうだったが、特異な女性キャラを描く。それがプロットにも充分に反映されているから凄い。

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2011年11月20日(日)

『フットボールの犬』

テーマ:サッカー・スポーツとか

『フットボールの犬』   宇都宮 徹壱/著、  幻冬舎文庫(2011)


私が最も好感をもっているサッカージャーナリスト宇都宮徹壱。

彼が過去10年以上にわたって、ヨーロッパのフットボールについてWEBマガジンなどにレポートしてきたものを1冊にまとめた書籍が文庫化された。


ヨーロッパのフットボールといっても、イングランド・プレミヤとか、スペイン・リーガとか、イタリア・セリアAや、ドイツ・ブンデスなどの超メジャーなリーグのチームや選手を追ったものではない。

宇都宮は、フットボールのあるところなら辺境の地でもほっつき歩いて、彼の地のサッカーとその周辺の人々を描く。 だから「フットボールの犬」。


メジャーどころを全く追っていないわけではない。だが、宇都宮のフォーカスはそういったものには当てられない。

決してサッカー強国とは言えないフェロー諸島や、バルト諸国の一つエストニアや、マルタだったり、、、

民族間の諍いによって分裂してしまった旧ユーゴスラビアの各国だったり、、、

人口数千人の我が町のチームを自慢するオヤジだったり、、、

と、宇都宮徹壱以外のジャーナリストが見向きもしないところにこそ、彼の慈愛を込めた眼差しが向けられる。


あくまでも主体はフットボールとフットボールに関わる人達だが、宇都宮はフットボールをフィルターにして、その周辺に纏わる民族・宗教・社会・文化・国家をも透かし見ている。

ヨーロッパにおいては、フットボールとその周辺の出来事は、その国の歴史と密接に関係する。世界のフットボール事情を語るジャーナリストには、歴史や民族学なども周辺知識として持っておく必要があるということだ。

著者はそうしたことを、足を使って実地で獲得する。


フットボールでは、弱小国が、弱小チームが、名も無き選手が、パブに集うサポーター達が、時折奇跡のような小さな煌めきを魅せる場合がある。宇都宮はそうした瞬間を捉えるのが上手い。

フットボール世界では主役にはなれない、端役でしかない、それでもサッカーに関わることによって得られる始原的な喜びを追求し続ける人々がいる。宇都宮はそうした人々が好きなのだ。

そしてそれらを飾らない言葉でレポートする。レポートと云うのは堅いか。紀行文と云う方が近いかもしれない。

とにかく、信頼できる文章を書く。フットボールに対する愛情に裏付けられた納得できる言説を披露する。


日本サッカージャーナリズム界にあって、煌めく才能を魅せる著者の作品。 お薦めです。




同著者の 『ディナモ・フットボール』 もお薦め。

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2011年11月14日(月)

中公新書の目録を眺めていたら

テーマ:本を読むこと・本にまつわること

この時期、書店では各出版社の新書や文庫の目録がレジ前に並べられることが多い。

年が変わる前に邪魔な在庫を少しでも処分しておこうということなのだろうか。

(ホントかどうか? 私の邪推なので、書店員の方どなたか事情をお教えください。)


私はこういう目録を遠慮なく貰ってくる。 目録だけ数時間も眺めていることだって良くある。

先週は、中公新書の目録を貰ってきて、寝る前だったり風呂に浸かりながら眺めていた。



本だけ読んで暮らせたら-中公新書2011目録


中公新書が刊行されたのは1962年だそうだから、老舗の新書シリーズだ。


この目録にはおよそ880冊の作品が載っている。このうち、私が読んだことのあるのは1~2%程度だ。

今後読んでみたいなと思った作品には、マーカーを引いておいたり、ページの右端を折ったりしておいたけど、全部で10冊程度だった。



本だけ読んで暮らせたら-中公新書2011目録02


本棚や枕元には、読みたい作品に目印を付けた目録が他にも幾つか置いてある。

目印を付けたのはいいが、その後、読みたいと思ったことさえも忘れてしまった本がいったい幾つあるんだろう??


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2011年11月13日(日)

『熱気球イカロス5号』

テーマ:なんでも読んでみよう
『熱気球イカロス5号』   梅棹 エリオ/著、 中公文庫(1973初版、2011改版)


復刻版だそうだ。

書店で見て、パラパラめくってみてたら面白そうだったので購入。


著者は、なんと!梅棹忠夫氏 の息子。


ただなんとなく熱気球で空を飛びたいと思った高校生が、仲間を誘い、準備、実験を経て、実際に日本初の熱気球による飛行を成し遂げた。

その過程を綴った記録。エッセイ。冒険譚。


単純に面白い。 こういうの好み。

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2011年11月10日(木)

『ドングリの謎』

テーマ:自然科学とか

『ドングリの謎: 拾って、食べて、考えた』  盛口 満/著、 ちくま文庫(2011)


前著 『僕らが死体を拾うわけ』 を読んでこの著者に惚れた。

世の中を見る姿勢、面白がり方が凄く自然で、テライが無いのだ。


で、文庫化された本書も読んでみた。

楽しみに読み始めたのだが、当初はちょっと戸惑った。最初の100ページ程度、「パート1」部分がどーにも乗れなかったのだ。

パート1は、どんぐりにもイロイロあるぜ!、って話なんだけど、細かい種別やドングリの定義の話にはあまり興味が湧かなかったのだ。


面白くなりだしたのはパート2からで、拾って来たドングリを食べ始め、食べ始めることによって様々な疑問が生じてきたことを記したあたりからだ。

虫や動物に食べられるか食べられないかの微妙で適切な殻の硬さ・大きさや、アク・渋みの素であるタンニンの含有量が、生存・繁殖戦略と関連付けられるのではないかと推測しだす著者。まず、「食べる」という行動があって、その後に「考えること」が付いてくる・・・。

独特の問題の掘り下げ方・・・。この著者の本領が発揮されだしてからは、本書も俄然面白くなってくる。その後は一気呵成。満足した読書だった。


年を取り、思考先行・行動付随の傾向が見え始めてきている私にとって、行動先行・思考付随で書かれた本書と著者の姿勢にはまたもや刺激を受けた。


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2011年11月08日(火)

『冒険エレキテ島』 1巻

テーマ:マンガとか

『冒険エレキテ島(1)』  鶴田 謙二/著、 講談社KCデラックス(2011)


久しぶりに鶴田作品を読む。


好みの作風。 彩色の加減・具合がイイ。 構図が抜群にイイ。


絵・画の雰囲気で読ませることのできる作家。



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2011年11月04日(金)

【海外ミステリー作家別目次】 の更新

テーマ:メモランダム

【海外ミステリー 作家別 目次】  に最近読んだ分を追加しました。


当ブログのメイン・コンテンツである海外ミステリー作品およそ230作品分に関する記事のアーカイブです。


お暇でしたら御覧ください。

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2011年11月01日(火)

『いろんな気持ちが本当の気持ち』

テーマ:エッセイ・随筆とか

『いろんな気持ちが本当の気持ち』   長嶋 有/著、 ちくま文庫(2011)


大した吟味もせずにタイトル買いしたエッセイ。

湯船に浸かりながら読んだ。


極めて普通の、ごくごく真っ当なエッセイだった。

特別面白いわけでも、つまらないわけでもない・・・。 

個人的には、もっと毒のある事、極論を言ってるのが好みなのだが・・・。


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