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2011年04月29日(金)

大掃除

テーマ:メモランダム

GW初日。

中学生になった娘に部屋を与えることにしたので、二階の物置になっていた部屋を片付ける。

カミさんの指揮のもと、こき使われる。。。


かつて読んで、カラー・ボックスに入れられたままの本がワンサカ出てきた。

高村薫、佐々木譲、風間一輝、清水辰夫、・・・・・90年代に読んだ作家たちだ。

風間は亡くなったが、他の作家さん達は今も活躍中だ。最近は、あまり彼等の作品を読まなくなったナ。


明日も大掃除は続く・・・・・・


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2011年04月27日(水)

『サトリ』

テーマ:ミステリーとか
   
『サトリ (上)』  『サトリ (下)』   ドン・ウィンズロウ/著、 黒原敏行/訳、 ハヤカワ・ノヴェルズ(2011)

ついに刊行された今年の翻訳ミステリ話題作の一つ 『サトリ』。 早速読んでみた。



32年前の作品 『シブミ』 。 作者はトレヴェニアン。当時は正体不明の作家だった。

その作品の主人公ニコライ・ヘル。 

『シブミ』では、パレスチナとユダヤの対立の中で生じた事件に巻き込まれ、世界を裏から操る組織と闘うことを余儀なくされた孤高の暗殺者ニコライ・ヘルが描かれた。このとき、ニコライ・ヘルの年齢は50歳代だった。

メインプロットの途中途中では、彼の生い立ち---少年期・青年期を日本で暮らし、日本文化と日本精神の真髄の一つである「渋味」を会得したこと---と、彼がある理由で巣鴨拘置所に収監され、そこからの解放と引換えにアメリカ合衆国諜報組織のために非合法仕事を引き受けなければならなかったこと、がカットバック的に描かれていた。

『シブミ』 が日本で高評価を得たのは、こうしたニコライ・ヘルの日本時代の逸話に読者がシンパシーを感じたところが大きかったのだろう。。。


で、今作 『サトリ』 は、ニコライ・ヘルが巣鴨拘置所から釈放されるのと引換えに請け負わされた彼の初めての暗殺仕事が発端として描かれる。『シブミ』ではホンの僅かしか触れられなかったエピソードが、今作のメインプロットとなる。 今作でのニコライ・ヘルは26歳だ。

そう、この『サトリ』は、『シブミ』の前日譚にあたる。


およそ不可能としか考えられない北京でのロシア要人の暗殺。絶体絶命の窮地に遭遇しながら、ニコライ・ヘルがどのように暗殺を達成するのか? そして、見えてきたロシア人暗殺依頼の裏に隠された陰謀。その陰謀を解き明かすニコライ・ヘル。。。

だが、話はこの後が凄い。

ロシア人の暗殺に成功したニコライに待ち受けていたアメリカの裏切り。そして、中国を雲南省からヴェトナムへと脱出するニコライ・ヘルを襲う新たな試練。

次から次へと矢継ぎばやに繰り出されるのは、活劇、また活劇!


そして後半(下巻)。

合衆国CIA内における二人の局員の対立。 中国内における国防部と秘密警察との対立。 独立闘争中のヴェトナムにおける宗主国フランスの諜報軍と独立派ヴェトミン。 サイゴンで麻薬取引を牛耳るコルシカ・マフィア組織。 そして謎の暗殺者「コブラ」。

サイゴンを舞台に、こうした様々な組織や個人が複雑に協力と裏切りを図りながら、自らの利益を確保するためにニコライ・ヘルに迫ってくる。

ニコライ・ヘルはこうした組織間の関係を利用しながら、新たな身分と自由を勝ち取るために闘う。。。



ウィンズロウは、トレヴェニアンの作品世界を巧く引き継いでいる。引き継いではいるが前作ほどの「渋さ」は無い。 しかし、物語の展開速度、スピード感は前作以上だ。 これって、主人公の年齢が関係してるのか? だとしたら、ウィンズロウは、やはり巧く描き分けたということになるのか。


ともかく、アっ!という間に読んでしまうほど面白いことは確か。

しかも、なんだか続編までありそうな様相・・・。


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2011年04月24日(日)

いろいろ立ち読み

テーマ:メモランダム

先週、仕事帰りに立ち寄った本屋や、昨日の家族の買い物の付き合いがてらに入った本屋で立ち読みして、気になった幾つかの本。

メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学 (光文社新書)/松永 和紀


マスコミの報道姿勢や依拠する資料によって情報にバイアスが生じることは、コレまでにも様々に云われてきているが、こういったことの弊害については、事あるごとに繰り返し提示し続けることは必要だと思う。

こういうのを読むと、3/11以降のマスコミ報道の仕方、それを受け取る我々のあり方について考える契機になる・・・かも??




ニッポンの書評 (光文社新書)/豊崎 由美

豊崎氏の書評論。 書評ブロガーについても一家言あり。




  
へうげもの 一服 (講談社文庫 や 67-1)/山田 芳裕
へうげもの 二服 (講談社文庫 や 67-2)/山田 芳裕

だいぶ前から話題のマンガ。文庫化されたんだ・・・。機会を見つけて読みたいのだが・・・どうにも絵が好みではない。。。だが、中身は面白そう。。。

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2011年04月23日(土)

『北越雪譜』

テーマ:歴史とか
『北越雪譜』   鈴木 牧之/著、 岩波文庫(第1刷1936、第22刷改版1978、第64刷2010)


「絵のある岩波文庫」 の一つ。 本書、どうやら、かなり有名な本らしい。 無知な私は知らなかった・・・。 


日本有数の豪雪地帯として知られる新潟県南魚沼市。江戸期は越後魚沼郡。

1800年代のこの地方の風習や暮らし、特に雪に纏わる話などを集めたもの。ノンフィクション。

最初に出版されたのが1837年頃らしい。出版に至るまでの経緯もそうとう大変だったらしい。そんな逸話も巻末の載ってる。


まァ、とにかく、仮名がふってあるとはいえ昔の言葉で書かれているから読みづらい。

読みづらいけど辛抱強く読めば読めないこともない。 読んでみると中身はすこぶる面白い。


冒頭、雪や雨の降る理屈というのか、気象の理論のようなものが語られていて、江戸時代の人が天気に関してどのように考えていたのかが判って面白い。 雪の結晶の画図まで載っている。

面白かったり、興味惹かれるだけではない。 江戸時代の豪雪地帯に暮らす名も無き人々が様々な苦しみや悲哀に出くわす場面などは、読んでいて胸に迫るものがある。


未だ全部読み終えていないが、枕元に置いといて、寝しなに読む本としておこう。


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2011年04月22日(金)

お詫び

テーマ:メモランダム

このブログを開始したのと同時に購入した6年物のPCの調子がイマイチです。

多くのプラグイン・ツールを搭載したブログを開こうとすると、自動的にシャットダウンしてしまいます。

ブログに限らず、チョット重たいWEBは開けない状態です。 困ったものです。


ペタやコメントを頂いた方達のブログに伺うことができない日々が続いております。

申し訳御座いません。

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2011年04月20日(水)

『黄昏に眠る秋』

テーマ:ミステリーとか
SKUMTIMMEN (2007)
Echoes from the Dead (2008)
『黄昏に眠る秋』  ヨハン・テオリン/著、 三角和代/訳、  ハヤカワ・ポケット・ミステリ(2011)


ハヤカワ・ミステリがプッシュする新世代作家シリーズの第2弾。 第1弾はコチラ

スウェーデン人作家の作品。 最近はスウェーデン産ミステリの評判がいい。


この作品も長い。2段組で460ページもある。

読み始めの方はチョイと退屈なところもあった。 だが、プロットや人物設定に解り難いところがあるわけでもなく、惰性で読み続ける。途中で辞めるのはもったいないし・・・。


<作品紹介>

1990年代中頃、スウェーデンのエーランド島が舞台。

1972年の9月、もうすぐ6歳になる少年イェンスが霧深い秋の日に行方不明となる。

それから20年以上の歳月が過ぎた。イェンスの母ユリア、祖父イェルロフは20年以上もの間、自分達を責めながら生きてきた・・・。

ユリアは島を出て都会で一人、看護師として暮らしてきた。ワインの痛飲が日常的で、今朝もまた病院に欠勤の連絡を入れる・・・。

小さな輸送船の船長をしていたイェルロフは既に80歳。船長仕事からはかなり前に引退し、島の老人介護施設で暮らしている。

ある日、イェルロフのもとに、行方不明となった当日に少年が履いていた靴が、差出人不明の封筒に入って届けられた。島に来るよう、ユリアに電話をするイェルロフ。そして、帰郷したユリア。

新たな手掛かりを伝手に、イェンスの行方を捜し始める父と娘。

長年の苦悩と悲しみに敢然と向き合うことを決心した父と娘、二人の物語が淡々と静かに始まる・・・。



人物設定、キャラクターに突飛さはない。プロットにも特段の“ヒネリ”が加えられているわけでもない。

平凡な人間の当たり前の感情。作品中の状況に立たされれば大抵の者が引き起こされるであろう苦悩。時間の経過に頼るしかない癒し。 著者はそういったことを描くのに、登場人物たちが様々な感情を表出する複数の状況を用意し、その場面ごとに丹念に言葉を積み重ねる。

積み重ねられた状況と言葉によって、読者の感情もまた登場人物たちのそれに重なってゆく。だからこれほどのページ数を必要としたんだ・・・。そう納得できる内容になっている。

読み終わってみれば、結構な余韻に浸っていることのできた物語だったと思える。


本作も含めて、ココ最近のハヤカワ・ポケット・ミステリ、お薦めです。

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2011年04月19日(火)

『散歩で出会う花 ポケット図鑑』

テーマ:自然科学とか
『ひと目で見分ける580種 散歩で出会う花 ポケット図鑑』   久保田 修/著、 新潮文庫(2011)

子供の頃、昆虫とか、動物とか(しかし鳥は嫌いだった)、恐竜とか、宇宙とか、の図鑑は割と好きで見ていたので、何となく名前はわかる。


しかし、草木・花の名前、鳥の名前、魚の名前を知らない。

いい歳してるのに家の周りに生えている雑草の名前すらしらない。。。 知識の偏りが激しい・・・。


休日に家の周辺の雑草でも抜きつつ、本書を眺めてみる。。。


この本によると、案外この時期に咲いている草花って少ない。

多くの種類の草花が咲くのは初夏から秋にかけてなんだね。。。


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2011年04月12日(火)

『地底旅行』

テーマ:ファンタジー・SFとか
VOYAGE AU CENTRE DE LA TERRE (1864)
『地底旅行』  ジュール・ヴェルヌ/著、 朝比奈弘治/訳、 岩波文庫(1997)

コレって、SFの古典って云っていいんですかね!? 


「絵のある岩波文庫」 の一つ。 ブックオフで購入。

むか~し、本作を原作とするB級映画は見たことあるが、読むのは初めて。


いや~っ、やはりヴェルヌは面白い!

『八十日間世界一周』 を読んだ時も思ったけど、子供だけでなく私のようなオッサンの鑑賞にも堪える。もっとも私が幼稚なだけかもしれないが。。。



古文書の発見を端に、その古代文字の解読を行い、“地球の中心は空洞になっている”という意味を掴んでからは地球中心部へと向かう苦難の道、そして地底世界からの脱出、と、冒険譚に必要なエッセンスが幾つも入っている。

しかし、この作品、本筋の舞台である地底世界に至るまでの道程が長い。物語の前半部2/3は地底世界は出てこない。ここに耐えられるか否かで、本作を面白く読めるか否かが決まるように思える。

その前半の2/3、私は物凄く面白く読めた。極めて現実的で科学的な記述の紀行・冒険譚であり、少しでも地理や地学・鉱物学などに興味のある人にはタマラン内容になっている。

後半の1/3は、科学的な内容からは距離を置き、一転して非現実的、幻想的な内容となる。非現実さの極め付きは地底世界からの脱出方法だが、コレはこれで面白い。


まだ読んだことのない方、お薦めです。


さて、本書を読んでいて、個人的な経験とリンクしたこと・・・。

『地底旅行』の登場人物リーデンブロック教授と甥のアクセルは、ドイツのハンブルクから列車でデンマークのコペンハーゲンに渡り、そこから帆船でアイスランドに向かう。コペンハーゲンを出た船はエーアソン海峡を通りクロンボー城を後にする(p.99)・・・。
この場面を読んで「オオッ!、コペンハーゲン、クロンボー城、半年前に行ったぞ ‼ 」 と、嬉しくなってしまった。

本を読んでると、こういうことって、タマ~にありますよね。。。


本だけ読んで暮らせたら-クローンボウ城  本だけ読んで暮らせたら-海峡
 ↑ クローンボー城                 ↑ デンマーク~スウェーデン間の海峡

                                (こちら側がデンマーク、向う側がスウェーデン)

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2011年04月10日(日)

埼玉は今日が満開

テーマ:今日のポタ

本日は天気も良く、絶好の花見日和でした。


自転車で近所の神社やゴルフ場、そして荒川河川敷沿いの桜巡りをしてきました。

 ↓ 近所の神社
本だけ読んで暮らせたら-110410-01   本だけ読んで暮らせたら-110410-09  ← ゴルフ場


      ↓ お寺
   本だけ読んで暮らせたら-110410-02



 ↓ ここからは全部、埼玉県吉見町の桜堤です。 桜と菜の花のコントラストが凄い!

本だけ読んで暮らせたら-110410-03    本だけ読んで暮らせたら-110410-07


本だけ読んで暮らせたら-110410-04    本だけ読んで暮らせたら-110410-05


本だけ読んで暮らせたら-110410-08    本だけ読んで暮らせたら-110410-06

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2011年04月09日(土)

『科学史年表 増補版』

テーマ:自然科学とか
『科学史年表』   小山 慶太/著、 中公新書(2011)


1601年から2010年までの科学上のエポック・メイキングな出来事、---何かの発明や発見、偉大な科学者の生誕や死亡、書籍や論文の出版・発行、学会・協会などの発足---などを採り上げて、それらについて簡単に解説・説明している。


“解説・説明”といっても堅苦しいものではなく、また、数式などが出てくるわけでもない。1つの出来事について半ページから1ページ程度の短いエッセイ風読み物となっている。



まえがき

プロローグ 自然科学誕生前史

1章 17世紀の歩み

2章 18世紀の歩み

3章 19世紀前半の歩み

4章 19世紀後半の歩み

5章 20世紀前半の歩み

6章 20世紀後半の歩み

エピローグ  21世紀に入って

ノーベル賞受賞者一覧



年表の開始を何故1601年からとしたのか? についてはプロローグに書いてある。「自然科学」と「自然学」の違いについてなど、興味深い見解が書かれている。


各章の冒頭には、その時代の科学の特徴を概観する文章が4~5ページづつ載っており、この部分だけを読んでも大まかな科学史が掴めるようになっている。最初にこの部分だけを通して読んで、個別の出来事については興味のあるところを摘み読みすればイイ。

机の上に置いといて、仕事や勉強の合い間に何の気なしにパラパラ捲るのにイイ。


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