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2007年04月30日(月)

本の探索

テーマ:本を読むこと・本にまつわること

本を探す。ネット書店ではなく、リアル書店で。

ネット書店でもいいのだが、リアル書店は立って歩いて探さなくてはならないので、その分多少のカロリーが消費できるような気がして、中年の私には都合がいい。(と云う言い訳ができるのも都合がいい。)


別段、目的の本が探せなくても構わない。というより、目的の本を見つけに出かけることの方が少ない。

本屋は暇つぶしに行く・・・何もすることが無い時、何もしたくない時に行く・・・のに丁度いい。どんな本が出版されているのかを見るだけだったり、新聞やブログの書評・感想で気になった本の中身はどんな感じなのか、を確かめにいくだけでもイイ。



最近は、岡崎武志氏の作品を探している。過日読んだ氏の本 が面白かったので、別のも読みたいと思ってのことである。

岡崎氏の本は、どれも古本や古書店巡りについて書かれたものの様だ。

手元にある、「ちくま文庫・ちくま学芸文庫 解説目録2006」に掲載されている3冊の岡崎氏作品の短い解説を読んでみても面白そうだ。



古本でお散歩/岡崎 武志  ちくま文庫
¥819


古本極楽ガイド/岡崎 武志  ちくま文庫
¥840

古本生活読本/岡崎 武志  ちくま文庫
¥819

気まぐれ古書店紀行/岡崎 武志
¥2,415

古本めぐりはやめられない/岡崎 武志
¥1,575

ちくま文庫から出ている3冊をブックオフや家の近所の小さな本屋で探してみた。が、ちくま文庫を一揃え置いている書店はあまり多くない。ブックオフにも、ちくま文庫はそう大量に出回っている訳でもない。ここ2・3日探してはいるが見当たらない。まア、それでも構わない。今すぐ読まなければいけない訳でもない。連休中、都内の大手書店にでも行くことがあれば、そのときでもいい。


本を読まないではいられないが、別段、今すぐ読まなければ命を取られるような本など無い。他にも読みたい本はいくらでもあるのだから、たまたま手に入ったら、そのときに読めばいいだけのことである。

本を探すことは楽しいが、今そこに見当たらないものを無理にネットで探して購入することもなかろう、と最近は考えるようになった。リアル書店で手に入るものだけでも相当なのだ。

(そうは云っても、スクランブルで読みたい本ができて、それがリアル書店で見当たらない場合はネット書店に頼るしかないけど・・・)


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2007年04月29日(日)

本の並べ方

テーマ:本を読むこと・本にまつわること

本屋に行って書棚を見ていると、その配列のさせ方、陳列の仕方に納得できない場合がある。

区分の仕方は、ジャンル別、出版社別、著者別、など、書店によって異なる。どのようなカテゴライズにしようが、そこは書店それぞれのあり様があってイイ。

しかし、左から順番に並べるのか、右から並べるのかはハッキリしてもらいたい。文庫本のコーナーでは、左から右に向かって並んでいた上の段の配列が、下の段に移った際に今度は右から左に向かう・・・。そうかと思ったら、漫画単行本のコーナーでは上の段も下の段も右向きになっていたり・・・。


そのチョットした規則性の無さ、ランダム性にイラつくときがある。順番に見ている客同士がぶつかってしまうではないか。

私としては、常に左から右に向かうように並べてもらいたい。現代日本では、文字を横書きにする場合は、左から右へ、でしょ。それと一緒!


実は、良く行く家の近所のたいして大きくない書店の配列がこの有様なのである。行く度に気になってしょうがない。。。



で、自分の本棚はどうかというと・・・、並べ方などには構っちゃいない。

文庫も新書も単行本も一緒、専門書も小説もマンガも一緒、横に並べてあれば好い方で、棚のスペースによっちゃ、縦積みなんてザラ。

大体が本棚などに入りきらない本が床の上、机の脇、階段の手摺の上やパソコンの上に積んであったり、トイレのペーパー入れの中にも納まっているのだから、整った並びなど無い。

にも拘らず、不思議とどこにどの本があるのかは大まかに判っているのだから、それでも構わない。



自分の本棚のいい加減な配列は許せても、本屋がそれでは目溢しできない。狭量な私なのである。

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2007年04月26日(木)

『裁くのは俺だ』

テーマ:ミステリーとか

I , THE JURY (1947)

ミッキー・スピレイン, 中田 耕治
『裁くのは俺だ』  ミッキー・スピレイン/著、 中田 耕治/訳  ハヤカワ文庫(1976)


この作品、かなり昔に読んだ。

これ以外のミッキー・スピレイン作品、ポケミス版をいくつか所有しているのだが、この 『裁くのは俺だ』 だけが何故か今の家には見当たらなかった。。。

そんなところに、現在、早川書房が 「誇り高き探偵たち WE LOVE ハードボイルド」 キャンペーンなるものを行っており、書店でこの本が平積みになっていた。・・・で、また買っちゃった次第。。。


第二次世界大戦直後のアメリカンB級小説。

マッチョなタフガイ探偵、マイク・ハマーがブッ飛びの言動をみせる“俺様”小説だ。

マイク・ハマーは殺された友人の復讐を遂げるために犯人を追う。

このマイク・ハマー、さしたる深みも無い主人公ではあるが、ストーリーの疾走感だけで読んでしまう。


難しくない、な~んにも考えなくてもイイ本、ただ暇つぶしのためだけに読むにはモッテコイの本。

こういうのもイイでしょ!

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2007年04月24日(火)

『いつのまにやら本の虫』

テーマ:エッセイ・随筆とか
『いつのまにやら本の虫』 (1998)  出久根達郎/著  講談社文庫(2002)

この著者(元古本屋さん)の作品は初めて読む。


本や本屋や作家、古本屋を訪れる客、本を探す人、著者の周りの人、出来事、などなどにまつわる172編のエッセイ。

それぞれのエッセイはほとんどが1ページ。たまに3~4ページ。長くても7~8ページ。


笑える話。ホロッとくる話。頷ける話。唸ってしまう話。

どこから読んでも良し。とばして読んでも良し。


現在、私の鞄の中の常備品。


(追 記)
この著者のような文章が書けるといいナ~、と思ってしまう。。。

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2007年04月23日(月)

『夏の流れ 丸山健二初期作品集』

テーマ:なんでも読んでみよう

『夏の流れ  丸山健二初期作品集』  丸山 健二/著  講談社文芸文庫(2005)



著者のデビュー作を含む初期作品集、7編。


■死刑囚官房の管理・監督を生業とする平凡な家庭を持つ刑務官の日常を描く「夏の流れ」。

■堕胎をするために早朝島から舟に乗り、町の病院に行って帰るまでの若い夫婦の一日を描く「その日は舟で」。

■都会への出稼ぎを終え、故郷に帰る甥と伯父の一夜を描く「雁風呂」。

■閉鎖的で小さな村の宿屋を営む男、宿の上客、もう一人の村人、宿屋の主人に従順な男、村の中学校の新任

 教師、忠夫。一艘のボートに乗り、カモ撃ちに出掛けた5人の男のギクシャクとした関係を描く「血と水の匂い」。
■15歳の少年の一夜の心の揺れを描く「夜は真夜中」。

■二十も年下の妻に逃げられ身を崩した老画家と、その画家の世話をする書生を描いた「稲妻の鳥」。

■発熱で学校を休んだ高校生が覗き見る、新興住宅地の住人たちの日常の異常性を描いた「チャボと湖」。


『落雷の旅路』 を読んだ時の、あの衝撃ほどではないが、それでも‘ガツン’とやられる作品ばかりだった。


丸山作品の特徴は、自然の情景と主人公の思考・観念の描写だけから成り、会話文のほとんどない文章だと思っていた。

・・・が、それは最近の作品だけなのか? この本を読む限り、初期の作品では会話文も多用されているようだ。長い間文学を書いていればスタイルも変わるのだろう。。。

でも、人の情感を排した硬質で乾いた文体はデビューの頃から一貫しているらしい。。。



■解説は、茂木健一郎 氏。これまた美文。



【これまでに読んだ 丸山作品 】


『落雷の旅路』

『虹よ、冒涜の虹よ』

『まだ見ぬ書き手へ』

『ぶっぽうそうの夜』

『夏の流れ 丸山健二初期作品集』
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2007年04月22日(日)

『木を植えよ!』

テーマ:自然科学とか

『木を植えよ!』  宮脇 昭/著  新潮選書(2006)


環境や気象と森林の関係

文明と森林の関係

人類と森林の関係

日本列島と森林の関係

日本人と森林の関係


なぜ木を植えるのか?

どうしてその種類の木を植えるのか?

「本物の森」とは?


実践する大植物生態学者、宮脇昭氏が書いた誰にでも判る本。

科学的にも、文明論的にも、心情的にも、非常に解りやすく納得できる内容。


森や森林の役割とは、“緩衝”、“緩和”とか“抑制”の作用なんだ。。。

突出し先鋭化する文明を、荒れる環境を、無機質になる人心を、無理にではなく、静かに、長期間に渡って、・・・・滑らかにする機能。それが森の存在だということが良く解る。

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2007年04月20日(金)

『遺伝子・脳・言語 -サイエンス・カフェの愉しみ-』

テーマ:自然科学とか

『遺伝子・脳・言語 ―サイエンス・カフェの愉しみ―』  堀田 凱樹/酒井邦嘉/著  中公新書(2007)

遺伝子・脳・言語をネタに、遺伝子研究者と脳研究者の二人が一般市民と日常会話した記録。


6回行われた「サイエンス・カフェ」 それぞれのテーマは次のとおり。


■脳をつくる遺伝子と環境

■脳はどのように言葉を生み出すか

■手話の脳科学

■双生児の脳科学

■脳とコンピューター

■「分かる」とは何か


実際に会場にいたら面白いのかもしれないが、本を読んだだけでは空気感や雰囲気は掴めなかった。

テーマもどこかで聞いた(読んだ)ようなものが多かった。。。


ただ、“手話”に関しては考えを新たにさせられた。

例えば日本人であるなら、手話を用いる際の脳内の活動や反応というのは、外国語、つまり英語やフランス語やロシア語などを使うのとまったく同じだということ・・・、

そして、手話にも日本手話とかアメリカ手話というのがあるのだそうだ。手話って完全に言語なんだ!(ジェスチャーみたいなものとは大違いだ!)

初めて知った。このことだけでも収穫・・・・・かな?

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2007年04月18日(水)

『BAR酔虎伝 (バーすいこでん)』

テーマ:ミステリーとか
『BAR酔虎伝(バーすいこでん)』  酒口 風太郎/著  早川書房(1987)
(表紙写真がamazonにはありませんでした。・・・暇をみて自分で写真撮っておきます・・・)


先日記事にした 『ロング・グッドバイ』 の一場面。マーロウとテリーが<ヴィクターズ>でギムレットを飲む場面。超有名な場面だ。


テリーのセリフ。

「こっちには本当のギムレットの作り方を知っている人間はいない。ライムかレモンのジュースとジンを混ぜて、そこに砂糖をちょいと加えてビターをたらせば、ギムレットができると思っている。本当のギムレットというのは、ジンを半分とローズ社のライム・ジュースを半分混ぜるんだ。それだけ。こいつを飲むとマティーニなんて味気なく思える」


このセリフに対して(正確には旧訳作品『長いお別れ』でのテリーのセリフに対してだけど・・・)、誰かがイチャモンをつけていた本を読んだ覚えがある。。。その本がなんだったか・・・??

『ロング・グッドバイ』を読み終わって以来、ず~っと思い出そうとしていたんだけど、思い出せなかった。

この週末に本棚の整理をしていたときに、たまたま手に取った本 『BAR酔虎伝(バーすいこでん)』 に書いてあったのを思い出した。


<バー酔虎伝>のバーテン酒口風太郎は云う。

「(テリーの云う)こんな処方で作ったギムレットなんか甘ったるくてとても呑めたシロモノじゃありませんぜ。どう控えめにみてもハードボイルドな男の呑み物でない・・・」


そうそう、酒口風太郎の云うとおりだ。

確かにチャンドラーのハードボイルド小説は渋い男の姿を描く物語だ。しかし、私には、この“カクテル”って奴にどうも違和感があったんだ。ギムレットでもマティーニでも、このようなカクテルの類がハードボイルドな男の呑み物なのか?? (ハードボイルドな男が呑むのはバーボン・ウィスキーやテキーラのストレートだろ!)


カクテルに対する私の偏見は、チャンドラーの小説に対する唯一の突っ込み処なのである・・・。


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2007年04月16日(月)

『千年、働いてきました』

テーマ:なんでも読んでみよう

『千年、働いてきました -老舗企業大国ニッポン-』  野村 進/著  角川oneテーマ21(2006)


建国以来侵略を経験したことのないアメリカには百年を越える企業はあまり珍しくないそうだ。しかし、ヨーロッパや、中国を含むアジアには百年以上続く企業などはあまり無いのだそうだ。(まー、中国はつい最近まで全部国有企業だったからネ。)

それが、日本には江戸時代から続く企業が、それこそ数百もあるそうだ。 江戸時代どころか鎌倉時代、平安時代から続く企業なんてのもある。 

なぜ、日本では二百年、三百年、五百年、千年も継続できる企業がそれほど多くあるのか?


「へ~」って思える箇所もあれば、「そりゃ、そうだ!」って所もある。


いろいろと個々の理由はあるみたいだが、共通するのはやはり、コア・コンピタンスと変幻自在性、ってところかネ!

でも、なぜ日本の老舗企業はコア・コンピタンスと変幻自在性を持つことができて、他の国の企業には難しいのか? 両者を隔すのはどんなところにあるのか? そこが読みどころ(かな?)。

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2007年04月15日(日)

『Newton』 2007年5月号

テーマ:自然科学とか
Newton (ニュートン) 2007年 05月号 [雑誌]


カンブリア大爆発・・・・・噴火とか彗星衝突じゃないよ。


約5億4千年前のカンブリア紀といわれる時代、この時代に爆発的に増えた生物種・・・・生物の多様性・・・・=進化のビッグバン。


昨日本屋で長々と立ち読みしてしまった。

このテの話は好んで読んでしまう。




↓↓ コレも抜群に面白い。

ワンダフル・ライフ―バージェス頁岩と生物進化の物語/スティーヴン・ジェイ グールド
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