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2005年12月30日(金)

本だけ読んで暮らせたら <2005年のベスト3>

テーマ:メモランダム

本だけ読んで暮らせたら <2005年のベスト3>



いろいろな新聞や雑誌・WEBでも行われた、2005年ベスト本の紹介。

当ブログ『本だけ読んで暮らせたら』の管理人もマネしてみます。

対象は、2005年に出版された本、かつ、自分で読んだもの、その中から3冊選びました。私が読む本のジャンルは非常に偏っていますが、そのあたりは御容赦を。


(a) 『暗く聖なる夜(上・下) 』  マイクル・コナリー/著、古沢嘉通/訳、講談社文庫

(b) 『アースダイバー』  中沢新一/著、講談社

(c) 『素数ゼミの謎』  吉村仁/著、石森愛彦/絵、文藝春秋



(a)は、各雑誌等でも軒並みTOP3に選ばれている翻訳ミステリーです。当ブログでもさんざん紹介してきましたので今サラですネ。


(b)は、変人?宗教学者が書いた画期的な東京論です。著者が好きか嫌いかはともかく、この本は本当にオモシロい。巻末に付いている地図(縄文地図)だけ眺めていても時間がつぶせます。


(c)は、数学のゼミナールの話ではありません。アメリカに13年、17年ごとに地上に現われる“蝉”の話です。120ページ程度の薄い本です。やさしい説明文とカラー・イラスト満載の内容で、誰にでも判る科学書です。

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2005年12月27日(火)

『インストール』

テーマ:なんでも読んでみよう
インストール

綿矢りさ/著、河出文庫


ん~、通勤の電車の中で一気に読んでしまった。お薦め。


物語冒頭、主人公の女子高生がクラスメイトの男と会話している場面を読んでいるときは、いつの時代もこの年代の人間がほざく戯言の羅列ばっかりで、ほっぽり出しそうになった。電車の中だったので、さすがに堪えたが、危なかった。


ところが、今日に限って、この本しか鞄の中に入れてなかったので、しょうがなく読み続けるしかなかった。

結果的に、読み続けたことが功を奏したわけだが・・・。


主人公とクラスメイトの会話場面はすぐに終わった。

クラスメイトとの会話がきっかけで、主人公が登校拒否することを決め、ある日、小学生の男の子と出会ったあたりから、俄然オモシロくなってきた。


なんといっても、小学生の男の子のチョイト危ない思考様式を、理由付けも無く、当たり前のように淡々と描き続ける、作者のその姿勢が潔い。

また、小学生のペースに巻き込まれそうで巻き込まれない、マイペースな言動を続ける主人公のキャラクターもイイ。


しゃらくせぇーエンディングもなかなか良かったぞ!


解説の高橋源一郎氏も言っていたが、文章自体もすごく読みやすかった。


書き下ろしの「You can keep it.」はイマイチだったかな・・・

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2005年12月26日(月)

『日本地図のたのしみ』

テーマ:歴史とか
日本地図のたのしみ

今尾恵介/著、角川書店


1959年生まれの著者は、中学生の頃から地図に興味を持ち、地図に関する様々なたのしみ方を発見してきた人です。もともとは何かの雑誌の編集者だったそうですが、今ではフリーとなって、地図・地名・鉄道に関するエッセイなどを執筆しているそうで、これまでにもいくつかの本を出されているみたいです。


この本は、著者が自分の趣味を紹介し、その楽しみ方をまとめた感じの本です。トコトン趣味の世界を楽しんでいる、その感覚が読んでいる方にも伝わってきます。

こういう、趣味が高じて職業にまでなってしまう、そこまで1つのことを極められる人って、尊敬してしまいます。憧れてしまいます。



それでは、この本に書かれている内容の一部です。


■やたらと複雑な形状の飛び地があって、何故そのような飛び地が残っているのか?

 など、不思議な境界線の理由

■品川駅は品川区には無い、目黒駅も目黒区には無い、何故こんなことが起こってしまったのか?

■不思議な地名、不思議な地図記号、不思議な地形の紹介

■昔の地図と、今の地図、こんなに違う? こんなに同じ?

■さまざまな古地図のたのしみとは?

■戦時中の地図には空白がいっぱい!?


いや~、おもしろいです。ちょっとした好奇心を満足させてくれます。

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2005年12月23日(金)

『論文の書き方』

テーマ:なんでも読んでみよう
論文の書き方

清水幾太郎/著、岩波新書


かれこれ20年近く前、卒論を書く前に読んだ本。このテの本では古典かな?

ところが、いざ卒論を書く段になったら、ただ、早く終わらせたい一心で、この本の内容のことなどまったく思い出しもしなかった。


就職してからの仕事の内容のおよそ1/4は、報告書やら論文やらを‘書く’という仕事になった。

で、この本を読み直すことになった。結局、2・3回は読んでいるが、今ではマッタク覚えていない。

ちなみに、他の仕事内容は、1/4が他人の論文や報告書などを読むこと、残りの1/2は技術的な計算作業を行うこと、である。


技術レポートやら論文の書き方は、今私が書いているこのブログ記事とはだいぶ異なる(そりゃそうだ)。

技術レポートでは、書いたことが一義的に読み取れなければならない。一つの文章にイロイロな解釈の仕方が合ってはならないのである。


入社2・3年目のときなどは、この点で、上司に大分赤ペン修正された。


今まで学んだ技術レポートの書き方としては・・・、


■誰でもいいから読みやす論文の書き方をマネしろ!

■長文はいらない! 短文を積み重ねろ!

■接続詞は必要ない!

■句読点、特に句点の位置に気を付けろ!


などなど。


この本にも似たようなことが書いてあった。

まア、How to 本を読んで学ぶのもイイけど、結局は経験によるところが大きかったかナ、と思う。


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2005年12月22日(木)

『書を捨てよ、町へ出よう』

テーマ:なんでも読んでみよう
書を捨てよ、町へ出よう   寺山修司/著、角川文庫

私には無理。

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2005年12月21日(水)

2005年は、『暗く聖なる夜』 

テーマ:ミステリーとか
     
暗く聖なる夜〈下〉

 マイクル コナリー/著、古沢 嘉通/訳、講談社文庫



今日、週刊文春の「2005ミステリーベスト10」を読んだ。

「このミス」や「IN☆POCKET文庫翻訳ミステリー・ベスト10」でもそうだったが、2005年の翻訳ミステリー・ベストは、コナリーの 『暗く聖なる夜』 と相成った。


この半年間、密かにコナリー作品を応援してきた私としてもなんだか嬉しい。


これを機会に、過去のコナリー作品 も多くの人たちに読まれるといいな。

それでもって、ブログ記事にしてもらえると、私も2度楽しめるのだが・・・(笑)



(追 記)

古沢さん、おめでとうございます。

来年、翻訳出版予定の 『The Narrows』 も楽しみです。

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2005年12月20日(火)

『鼻行類』

テーマ:なんでも読んでみよう
鼻行類―新しく発見された哺乳類の構造と生活

ハラルト・シュテュンプケ/著、日高敏隆・羽田節子/訳

平凡社ライブラリー



この本、どこの本屋さんにも(Book-Offにも)置いてなかった。

ネットで頼もうかなとも思ったが、今日ついに発見。購入。楽しみ。

それにしても、平凡社ライブラリー! 値段高いぞ!

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2005年12月19日(月)

『自虐の詩』

テーマ:マンガとか
        
自虐の詩

業田 良家/著、 竹書房文庫ギャグ・ザ・ベスト


4コマ・マンガによる大河ドラマ?


上巻では、博打・酒好きで無職・勝手気ままな亭主と、それを支える妻の不幸(?)な日常を描く。

ところが、下巻で一気呵成の大展開。

こういう人生もあり、それが幸か不幸かを決めるのは、人それぞれ。


一種、革命的な4コマ・マンガ。この作者はやはり天才?

評判になっただけのことはある・・・が、チョット私の好みではない(かな)。

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2005年12月18日(日)

(映画) ハリー・ポッターと炎のゴブレット

テーマ:ファンタジー・SFとか
ハリー・ポッターと炎のゴブレット

映画『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』を観て来ました。

アニメ以外のロードショウを観に行ったのなんて何年ぶりでしょう。

いままではディズニーを始めとしたアニメ作品しか見なかった娘が、このテの映画に興味を持ちだしたのが切っ掛けですが、この映画を観に行くまでには大変な目に遭いました。


なんでも『炎のゴブレット』は、ハリー・ポッター・シリーズの4作目だそうで、この作品以前に3作を観ておかなければならない、とのことでした(カミさん談)。


で、ここ2週間くらいで、3作品をレンタルしてきました。

ハリー・ポッター・シリーズは作品時間が長い(2時間を軽く越えて3時間に迫るほどである)ので、集中して観る時間の取れない私にとっては、全部を観終わるのが非常に大変でした。


おまけに今日は、シネマ・コンプレックスのあるショッピングセンターに行く道筋を誤って、席予約していた上映回の時間ギリギリに到着する始末でした。


そうまでして観に行った『炎のゴブレット』でしたが、内容はマアマア。子供にとってはオモシロかったのでは?

私としては、bird's-eye viewの映像を大画面で観ることの爽快感さを思い出しました。マア、行って良かったかナ。

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2005年12月17日(土)

『オルタード・カーボン』 その3

テーマ:ミステリーとか
オルタード・カーボン

リチャード・モーガン/著、田口俊樹/訳、アスペクト


タケシ・コヴァッチには、ローレンス・バンクロフトの死の謎を追う過程で共闘を組むことになった相棒がいる。ベイ・シティ警察の警部補クリスティン・オルテガである。タケシのスリーヴは、実は彼女の元相棒であり恋人でもあったイライアス・ライカーのものであった。

オルテガ(警察)は、バンクロフトの事件は自殺であると断定し、そのことをバンクロフトにも説明していた。それを納得しなかったバンクロフトが、事件の再捜査を行うべくタケシを雇ったのだった。もちろん警察としてはタケシの後を追うことになった。

このクリスティン・オルテガの描き方がイイ。かつての恋人イライアス・ライカーは警察捜査の過程で得られる利益を平気で受け取るような、決して真っ当な警官ではなかったが、そんな男でも罠に嵌められて保管刑に処されていることに対し、オルテガは我慢ならなかった。いつかライカーの嫌疑を晴らし、元の身体に戻すことを願っているオルテガにとって、元恋人の身体を纏ったタケシを追うことに対して複雑な感情があった。タケシとオルテガの関係はストーリーの進展にともなって微妙に変化していく。


さて、物語は下巻に入ったところあたりから核心に突入していく。すべての事件を裏で操っていた最大の敵が登場するのである。かつて、タケシが所属したエンヴォイの上官であったレイリーン・カワハラである。

恋人サラのスタックを人質にとられた圧倒的不利な状況で、タケシはカワハラに一度は屈する。・・・が、・・・クライマックス、タケシの逆襲が始まる・・・!


この物語はSF的な舞台設定を採りながら、人間の描き方はノワールかハードボイルドの様相を呈している。タケシ・コヴァッチの人物描写はアンドリュー・ヴァクス作品の主人公バークに似ていた(と思う)。


惜しむらくは、クライマックスから先、エンディングに至るまでの盛り上がり方がチョットばかり不足していた・・・カナ?


ストーリーはイマイチだったけど、舞台設定と人物描写は良かった。

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