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2005年09月30日(金)

透明人間

テーマ:メモランダム

H・F・セイント, 高見 浩
透明人間の告白 (上巻)
H・F・セイント, 高見 浩
透明人間の告白 (下巻)


『透明人間の告白』という小説が評判のようです。

なんでも、「本の雑誌」でオールタイム・ベスト○位だかに選ばれたようで・・・、私も気になって、少し前に本屋さんで探していたのですが置いてある店は少なかったですネ。

ところが、ココ何日かで、平積みにしている書店が増えてきました。


買ってみましたが、まだ読んでいません。別の本を2・3冊読んだ後になるかと思います。


「透明人間」という、今さら?という気もする、チョット古めかしい題材をどのように料理しているのか興味津々です。

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2005年09月29日(木)

『天才数学者たちが挑んだ最大の難問 フェルマーの最終定理が解けるまで』

テーマ:自然科学とか
天才数学者たちが挑んだ最大の難問―フェルマーの最終定理が解けるまで

アミール・D・アクゼル/著、吉永良正/訳、ハヤカワ文庫


Xの2乗とYの2乗を足したものは、Zの2乗に等しい。

これを満たすX、Y、Zの値は存在します。たいていの人はX=3,Y=4,Z=5という数値が頭の中に浮かびます。


ところが・・・、


“Xのn乗+Yのn乗=Zのn乗”は、nが2より大きいとき、自然数解を持たない。


これ↑、問題の意味だけなら私でも判ります。


この一見簡単そうな定理、“フェルマーの最終定理”

この証明を巡っては350年間にわたって世界中の数学者達を魅了し、ときに争いごとを生じさせてきました。


その定理が1995年、2編の論文を書いた(うち、1編は共著)プリンストン大学教授アンドリュー・ワイルズによって全面的に証明されました。


この本は、その証明がなされる過程の過去数百年に渡る数学者達のドラマが描かれています。

日本人数学者達が果たした役割や、それを自分達の手柄にしようとした数学者達のはなしも興味深いものがありました。


私が最も驚いたのは、ワイルズが発表した2編の論文のうち、最初の方のより重要な論文である“Modular Elliptic Curves and Fermat’s Last Theorem”が110ページに及ぶ論文だということです。

1年くらい前、私も共著者の1人となって、ある学会の査読つき論文を投稿したのですが、その論文は11ページでした。

数学の世界では100ページを越えるような論文が当たり前なのでしょうか?

だとしたら、やっぱスゴイな~。

私達が投稿した論文の場合、ジャーナルへの掲載が決定するまでには査読、修正査読を経て1年以上も掛かるものでしたが、ワイルズ論文が投稿された際は世界中の数学者達が査読審査に携わり、その期間には数ヶ月しか掛けなかったそうです。その期間の短さもスゴイ。それだけ世界中が期待した論文だったのでしょう。その論文は発売日前に売り切れたそうです。

ワイルズと私を比較すること自体が間違っているか?

この本を読んで驚くポイントも違っている?

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2005年09月28日(水)

『パルプ』

テーマ:ミステリーとか
パルプ

 チャールズ・ブコウスキー/著、柴田元幸/訳、新潮文庫


オモシロイ!!

今年読んだ中ではTOP3に入ります。もっともこの作品、今年出版されたのではなく、かなり前のことですが・・・。


カバー、最初のページ、中程の挿絵がまるっきりアメ・コミです。絵の雰囲気はミッキー・スピレインの作品を彷彿とさせます。中身はまったく違いますが・・・、こちらの方が深いです。


毎日酒場か競馬場にばかり出入りしているスーパー探偵ニック・ビレーンは、事務所の家賃も払えずに追い出される寸前に陥っていた。そんなときに舞い込んだ4件の依頼。

一つは死んだはずの作家セリーヌを探してくれと言う、レイディ・デス(ドレスはぴちぴちで、いまにも縫い目がはち切れそう。目もくらむ素晴らしい体)からの依頼。

二つ目は知人から頼まれた“赤い雀”探し。三つ目はある男からの妻の浮気調査。四つ目は、宇宙人から付け狙われているという男からの依頼で、その女の姿をした宇宙人を追い払ってほしいというもの。

もう、メチャクチャ。依頼内容も、その解決方法も。

いや、解決方法なんてものはないんだった。ニックは一応依頼を果たそうと動き回るのだが解決しているわけではない。本人の意思に関係なく自然と解決していくんだった。なぜならLAナンバー1のスーパー探偵だから・・・。


最初の依頼人レイディ・デスはその名が表すように死神です。作中ではっきりと言ってはいないけど・・・。四つ目の依頼の対象である宇宙人というのも本当に宇宙人です。

探偵小説になぜ死神や宇宙人が登場するのか?読者はそんな細かい事を気にしていてはダメです。作中の主人公ニックだって受け入れているのだから・・・。ベタな疑問は飲み込んで、そのまま読み続けなければ・・・。

読み続ければ、その先にはなにかが待っている!?


完全にもっていかれました。

なぜ今まで、これほど可笑しく、すっとぼけていて、無骨で、気張っていて、世の中を斜めに見ていて、それでいて物悲しい小説というものの存在を知らなかったのでしょう。

でも、知ることができたから、読むことができたからイイか。


帰りがけに、同じ作家の『町でいちばんの美女』と『ありきたりの狂気の物語』を購入してきました。まだまだ、お楽しみは続きます。


tujigiriさん 、ありがとう!

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2005年09月28日(水)

やはり、ホームズは必修!?

テーマ:メモランダム


昨日、帰宅途中、いつものように駅構内の本屋に寄ると、ブライアン・フリーマントルの新作が出ているのを見つけました。

シャーロック・ホームズの息子 (上)
シャーロック・ホームズの息子 (下)

ブライアン・フリーマントル/著, 日暮 雅通/訳、 新潮文庫


裏表紙を見ましたが、“ホームズ・パスティーシュ”だそうです。


チャーリー・マフィン・シリーズを愛好するものとして、フリーマントルの新作は非常に興味惹かれるところであるのですが、題材が“ホームズ”では、私には手が出ない・・・。

今までホームズものを読んでいなかったツケが回ってきました・・・。

関連記事: 2005.9/23 記事

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2005年09月28日(水)

『人はなぜ逃げおくれるのか -災害の心理学』

テーマ:なんでも読んでみよう
人はなぜ逃げおくれるのか―災害の心理学

広瀬弘忠/著、集英社新書


最近の新書は題名で惹き付けておいて売ろうという魂胆がミエミエだそうです。どこかの新聞の書評欄で、そのような主旨の記事を読みました。各社が新書を出版して、市場が飽和状態にある中で、少しでも人目を惹こうという方針だそうです。(ケッ!)


読み終わった今、考えてみると、この本もそうだったのかナという気がします。

この内容だったら、サブタイトルの「災害の心理学」の方が相応しいと思いました。


‘災害とは何か’から始まって、‘心理学的にアプローチした災害時の人間行動パターンの分析’、‘非難行動に影響する要因の分析’、‘パニックについて’、‘生きのびるための条件’など、災害心理学に関係する初歩的な知識を網羅的に説明している本ですから・・・。


私はメインタイトルに釣られて読み始めたのですが、肝心の“なぜ?”についての解答が次のひと言で片付けられているものだから、ガッカリです。


「ヒトの心は予期せぬ異常や危険に対してある程度鈍感にできている。いちいち些細な異常に反応していたら日常生活に支障をきたすため、“遊び”を持つことで過剰なエネルギー・ロスや過度の緊張状態におちいる危険を防いでいる。ある範囲までの異常に対しては異常と感じずに、正常の範囲内として処理する心のメカニズムがはたらく。このような心のメカニズムを“正常性バイアス”といい、このメカニズムが身に迫る危険を危険として認知することを妨げて、それを回避するタイミングを奪ってしまう。」


とまー、この説明はこれでイイのですが・・・、その先、“正常性バイアスが働くときと働かないときの境界はどこにあるのか?”、“集団として正常性バイアスが働くor働かないことは?”、など、私はもっと突っ込んだ分析がしてあるのかと期待したのでした。


サブタイトルの書名だったら許せたのですが、“ヒトはなぜ逃げおくれるのか?”そこについては分析不足と言わざるを得ません。チョット期待はずれ、でした。

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2005年09月26日(月)

『20世紀冒険小説読本【海外篇】』

テーマ:ミステリーとか
20世紀冒険小説読本 海外篇

井家上 隆幸/著、早川書房


20世紀の戦争、革命、謀略、暗殺などの史実。

史実を題材あるいは背景として創作された虚構の物語(冒険小説、スパイ小説、謀略小説など)。


この本は、星の数ほども出版されたフィクションで、20世紀の世界裏面史を構成しようという、なんとも大胆な、そして御苦労な大作です。


この本で取り上げられている史実の例としては、

4:ユダヤ人国家の建設、6:スペイン革命、8:ルーズベルト暗殺、10:英国王室と第二次世界大戦、12:フランス占領、15:チャーチルを殺せ、16:ノルマンディ上陸作戦、17:ヒトラー暗殺、18:ナチ逃亡ルート、22:ベルリンの壁ができた日、27:ヴェトナム戦争、31:モサドの秘密作戦、32:ブレジネフ時代、33:CIAのひび割れ、37:核戦争の危機、41:湾岸戦争の虚実、などなど43項目です


このような史実に様々なフィクションを絡めています。

「6:スペイン革命」なら、スティーブン・ハンター『さらば、カタロニア戦線』を、

15:チャーチルを殺せ」なら、ジャック・ヒギンズ『鷲は舞い降りた』を、

16:ノルマンディ上陸作戦」なら、ケン・フォレット『針の眼』、マイケル・バー=ゾウハー『エニグマ奇襲指令』を、

22:ベルリンの壁ができた日」なら、ジョン・ル・カレ『寒い国から帰ってきたスパイ』を、

27:ヴェトナム戦争」なら、ネルソン・デミル『誓約』です。


上に書き出したのは、割合いメジャーな作品ばかりですが、この著者が取り上げている作品には、ほとんどの人が知らないんじゃないだろうかと思われる作品も結構列挙されています。


この本の中の各編は、『ミステリマガジン』という、古くから在って、名前は知られているけど、どれほどの読者が付いているのか良く判らない月刊誌に連載されていたそうです。まさに、『ミステリマガジン』ならではの連載企画、ってところです。

ホント、一つ一つの史実に対して取り上げている作品のマニアックなこと。

この本の帯によれば、550冊の小説とノンフィクションを挙げているそうです。これだけのものを読んでいる人が日本にどれだけいるのでしょう。


また、こういう本を出版して採算が取れるのでしょうか?ヒトゴトながら心配してしまいます。

でも、こういうコアな本を出し続ける早川書房って、大好きですけど・・・。

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2005年09月25日(日)

ポール・オースターと『パルプ』を取り持つ翻訳者について

テーマ:メモランダム

「辻斬り書評」のtujigiri さんが紹介されていた、チャールズ・ブコウスキー著『パルプ』という作品 の訳者が柴田元幸氏だということで思い出したのが、“ポール・オースター”というアメリカの作家です。


ポール・オースターは、1987年作の『シティ・オブ・グラス』、『幽霊たち』、『鍵のかかった部屋』の<ニューヨーク三部作>と呼ばれる小説で一躍有名になった作家・詩人です。


この3作品のうちで私が最初に読んだのが『シティ・オブ・グラス』でした。角川文庫で。

本棚から取り出してみたら、この作品、柴田元幸氏の翻訳ではありませんでした。

『幽霊たち』と『鍵のかかった部屋』が柴田元幸氏の訳でした。


三部作の1作目『シティ・オブ・グラス』は主人公が探偵の真似事をする物語なので、出版当初は出版会社も翻訳者(山本楡美子・郷原宏の両氏)も変わったミステリー小説だと思っていたらしいです。

おそらく私も‘ミステリー小説’ということで読んだのでしょう。そして、『シティ・オブ・グラス』の“訳者あとがき”を見て、この作品の後にもまだ探偵物モドキが2作品あるんだ、と思って三作品とも読んだのでしょう。


いま、これら三作品の裏表紙やあと書きなどを読み返していますが、ほとんど内容が思い出せません。


その後も、このポール・オースターは作品を出し続けます。その後の作品は、ミステリーもどき小説ではないようです(私は読んでいませんが)。どうやらミステリー作家ではないようです。チョイと調べてみましたが、現代アメリカ文学を代表する?作家なのだそうです(映画の脚本や監督も務めているらしい)。


私の印象に残っているのは、翻訳者の柴田元幸氏の方です。滑らかな訳文で、句読点の打ち方が私の好みに合っていて、非常に読みやすかったのです。

その柴田元幸氏が訳したという、ハードボイルド? ノワール? (まさに)パルプ作品?の『パルプ』。ふざけた題名です。tujigiriさんによれば、内容もかなりブッ飛んでいるらしい!? (件の記事で、tujigiriさんが抜粋したところを読んだだけでもほくそ笑んでしまいました。)


今から読むのがすっごく楽しみです。・・・これだから書評ブログ覗き、止められません。

ポール・オースター, 山本 楡美子, 郷原 宏, Paul Auster
シティ・オヴ・グラス


ポール・オースター, 柴田 元幸, Paul Auster
幽霊たち
ポール・オースター, 柴田 元幸, Paul Auster
鍵のかかった部屋
チャールズ ブコウスキー, Charles Bukowski, 柴田 元幸
パルプ
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2005年09月24日(土)

『暗く聖なる夜』

テーマ:ミステリーとか
暗く聖なる夜 (上・下)

 マイクル・コナリー/著、古沢嘉通/訳、講談社文庫



私はコナリー贔屓です。彼の書いた作品に対する評価もついつい甘めになってしまいます。しかし敢えて、この作品の評価については冷静に判断したいと思います。

というわけで、・・・

この作品、これまで翻訳された全9作のハリー・ボッシュ・シリーズの中の最高傑作です。



この物語はボッシュ・シリーズ初の一人称語りで進みます。ハード・ボイルドの典型的な叙述手法であるにもかかわらず、このシリーズではかつて一度も採られなかった手法です。

ボッシュの新たな立場における心情・真情・信条・身上を語るにはこの叙述手法はピッタリでした。よりボッシュに肩入れした状態でストーリーを追体験できます。



前作『シティ・オブ・ボーンズ』 の衝撃的なラストの約1年後のボッシュは、この世における彼の使命=死者の代弁をすること、を改めて強く自覚しています。



過去に担当していたが政治的理由から取り上げられた事件、しかも結果的に迷宮入りした事件、その有力な情報を掴んだことから、独自の調査に乗り出したボッシュに、LA市警本部から横槍が入ります。‘手を引け’との忠告(脅迫)をものともせず、調査を続けるボッシュの前にはFBI、合衆国対テロ組織までもが関わってきます。

ボッシュは、事件発生当初に殺された若い女性や、その後失踪したもう1人の女性の代弁者として、大組織が理屈付ける政治的正当性(いわゆる組織の論理)に、たった一人で敢然と立ち向かいます。

まさに、卑しき街を行く孤高の騎士、です。



事件調査・謎解きがこの作品の縦糸だとして、さらにこの作品では、ボッシュにとっての一発の銃弾、運命の女、元FBI特別捜査員でもあり元妻のエレノア・ウィッシュとの関わりが横糸として編まれています。

人は何度も恋に落ち、愛をかわすことができるが、側面に自分の名前が刻まれた銃弾は一発しかない。もし、運良く、その銃弾に撃たれたら、その傷はけっして癒されることはない。」 “一発の銃弾説”その信奉者であるボッシュは、情けないくらいエレノアに対する気持ちに揺さぶられます。



クライマックス。

事件の陰に隠れた人々の心の闇をボッシュが炙り出したとき、彼の身に危険が迫ります・・・、その危険を乗り越えて、たどり着いた地でボッシュは迷い光(Lost Light)を見ます・・・どんな暗闇の中にさえ見えるという迷い光(Lost Light)・・・

ラスト・シーン。

事件解決の果てに、ハリー・ボッシュにも光が射します・・・。

このラスト・シーンでほろりとさせられました。(ん~、確かにこのラストはズルイ・・・)





原題の『Lost Light』の意味が良く効いています。





(追 記)

どうか、このラストの状況が続きますように・・・

次作以降、ボッシュのこの状況はいったいどうなってしまうんだ? 読むのが怖い。

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2005年09月23日(金)

ホームズが遠い・・・

テーマ:メモランダム


これで2度目です。ホームズものをまとめて買ったのが。


1回目は、いよいよ学校を卒業して働かなくてはならなくなった時ですから、かれこれ19年近く前です。

毎朝電車に揺られて都心に通わなくてはならないと考えたら、車中でなにか読むことにしようと思い立ち、それまでも読もう読もうと思いながら、ついに学生時代には読めなかった「ホームズ」にしようと決め、新潮文庫を纏め買いしたのでした。

でも、なぜか読みませんでした。なぜ読まなかったのか忘れてしまいましたが・・・

このとき買った本は行方不明・・・


今回は、ブック・オフで買ったので、『緋色の研究』、『シャーロック・ホームズの冒険』、『四つの署名』の3冊で315円。


これらの3冊、積読本の一番下の方に入りました。その上にはまだ10冊ほどが・・・。ホームズには申し訳ないですが、優先順位は低いのです。

この先も読みたい新刊が出てくるでしょうから、いったい何時になったらホームズの出番がくるのでしょう?


“ミステリー好きのホームズ読まず”とは私のことです。

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2005年09月21日(水)

名探偵なのか? ミロ・ミロドラゴヴィッチ “テーマ企画! 「名探偵で行こう!」”

テーマ:メモランダム


「東海雑記」のフーシェさん から御指名頂きました、“テーマ企画! 名探偵で行こう!”


「手当たり次第の本棚」のトラさん 発の企画だそうで、その設問が一風変わっていてオモシロイです。



さて、私の読む探偵モノ(広義の探偵物ネ)といえば、もっぱら海の向こうのモノが多いので、候補に挙げる探偵の名前も必然的にカタカナ表記の人物になってしまいます。


私の好きな探偵達・・・

フィリップ・マーロウ、アルバート・サムスン、リーロイ・パウダー警部補、リープホーン警部補、CW・シュグルー、マット・スカダー、バーニイ・ローデンヴァー、ルーカス・ダヴェンポート、イージー・ローリンズ、ジョン・ウェルズ、デイヴ・ロビショー、クリフ・ジェーンウェイ、ギデオン・オリヴァー教授、スタンリー・ヘイスティングス、クーパー・マクリーシュ、ハリー・ボッシュ、リンカーン・ライム、パトリック・ケンジー&アンジー・ジェナーロ、ジャック・テイラー、シッド・ハレー、モース主任警部、ダルジール警視、アダム・ダルグリッシュ警視長、コーデリア・グレイ、ピーター・ダイアモンド警視、ジョン・リーヴァス警部、・・・・・


と、マー、思いつきで挙げただけでも結構な人数になってしまいます。

探偵役の主人公達の職業も様々です。プロの探偵や警官だけでなく、免許を持たない探偵、新聞記者、保険調査員、泥棒なんてのもいます。


そんな中で、

☆Q1☆ 現時点で一番好きな名探偵は、いったい、誰(1名限定)。理由もあげてね。

決して名探偵ではないけど、最も愛すべきキャラクターとして、

ミルトン・チェスター・ミロドラゴヴィッチ三世。通称ミロ。

を挙げます。


【ミロのプロフィール】

幼い頃に両親がともに自殺し、辛い過去を背負っています。しかし祖父が銀行家として成功し、大金持ちだったため、父親からの莫大な財産がありました。しかし、53歳にならないと相続できない、という遺言のため、いやいやながら探偵の真似事をやっていました。その前は保安官補を10年勤めていました。探偵家業を十数年続けたが、その後廃業。


【理由】

このオジサン(デビュー時は39歳、最新作では60を越えたジイサマ)ほどハチャメチャで破滅的な探偵も珍しいのではないかと思います。コカインはやるは、女も手当たり次第。手に余るほどの前妻、元同棲者、元愛人がいます。それでいて傷つきやすく、心優しい、純情派探偵です。

憎めない男、というわけです。



☆Q2☆ その名探偵が関係した事件で一番印象深かったものは何(1作限定)。

『明日なき二人』(ジェイムズ・クラムリー/著、小鷹信光/訳) 事件

やっと父親の財産が相続できることになったミロは、満53歳になった誕生日に銀行に行きましたが、彼の信託財産を管理していた行員が金とともに行方をくらましていました。

この日を心待ちにしていたミロは、僅かに残った不動産財産を金に換え、その金と行員の行方を追いだしました。そして1年半が過ぎ去ろうとしていた時期、かつての相棒シュグルーを訪ねます。シュグルーが抱えていたトラブルはミロが追っている金と関係者に連なっていることが判明し、・・・?

二人の探偵(正確には元探偵)が中西部を疾走し、やがて謎の女に行き着きます。そしてメキシコ国境に至った二人に待ち受けるのは、・・・汗と血しぶきが舞い上がる結末。


この作品に限らず言えることですが、この探偵はアメリカ中西部をヤタラと車で走り回ります。カー・ラジオからはカントリーウェスタンが流れ、探偵は運転しながら酒を浴びるように飲みます。ときにはコカインも。

そして、事件の終わりは、たいてい銃声が響き渡り、死人がいっぱい。探偵は心身ともにボロボロの状態。しかし、常に女にはやさしい。その女が自分を裏切っていても・・・。


スピード感溢れるエネルギッシュなクライマックスと、一転して余韻のあるラスト。

カッコイイ作風なんです。

私は、西部劇を見ているような感覚で読んでいます。



☆Q3☆ その名探偵を支える脇役(常連キャラ)の中で好きなキャラは?(1名限定)。

ベティ・ポーターフィールド

獣医。ミロが惚れた女。悪女。

彼女もまた孤独な寂しい女です。その孤独感や寂しさを隠してミロに接するのですが、それが見え隠れしていて、そこがまたイイ女に見えます。

しかし、『明日なき二人』の次作『ファイナル・カントリー』 でブッタマゲるようなことが・・・。



☆Q4☆ その名探偵が物語中で飲食していたもののうち、お相伴したいものは?(1品限定)。

テキーラ。もちろん瓶から直接飲む。西部劇ではお約束です。



☆Q5☆ 次に記事を書いてもらいたい人を1名指名のこと(指名しなくても可)。

「ミステリ小説のススメ」のmanaさん にお願いしたいと思います。


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