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2005年04月28日(木)

「活断層大地震に備える」

テーマ:自然科学とか
タイトル: 活断層大地震に備える

「活断層大地震に備える」 鈴木康弘/著、ちくま新書


まー、地震の種類もいろいろありまして、どういった観点で分類するか、によっても異なります。

地震の起こる“場所”による分類では、一般に次のようになるかと思います。


日本国内で、“活断層による地震”といった場合は、列島内の地面の奥深くに隠れている、かつて動いた地盤の亀裂で起きた地震のことだと思ってほぼ間違いないでしょう(なかには亀裂が陸域から海域にまで延長している場合もありますし、海中の活断層っていうのもありますが)。

阪神淡路大震災とか新潟県中越地震、この間の北九州福岡での地震などが、この“活断層による地震”にあたります。


一方、東海地震とか、東南海、南海地震とかは、“プレート境界地震”などと言われており、これは、地球表面の地殻を構成するいくつかのプレートがぶつかり合うところで起きる地震です。日本列島は、複数のプレートが複雑にぶつかり合う場所に位置していますので、この“プレート境界地震”も頻発します。


もちろん、この本「活断層大地震に備える」では、活断層とそれによる地震などに関するいろいろな事柄を説明しているわけですが、その説明に際して、写真、図表、スケッチなどを多用しています。


私は、このビジュアルな表現による説明を重視します。

新書では、地震に関連した良書が数多くありますが、たいていの本は文章重視で、あまり図や写真を掲載していません。


さて、現在わかっている活断層だけでも日本には2000本以上があります。わかっていないものも含めると、日本中、活断層だらけといってもいいでしょう。

活断層によるものだけでなく、プレート境界型もあるわけですから、日本に住むということは、それだけ地震に遭遇する確率が大きいということです。


自分達が暮らす場所に、どのくらいの活断層があるのか、を知っておくことは、自身を守る第一歩になるはずです。


最近は、インターネットで検索すれば、活断層の位置やその規模を知ることができます。

場所によっては、今後30年とか100年といった期間における地震発生確率まで知ることができます。

最低限、こういった情報を知っておき、必要に応じて、あるいは興味が生じたら、ここで紹介したような新書などを読んで、知識の補強を試みるといいかもしれません。

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2005年04月27日(水)

恐竜ものを読んだ挙句・・・

テーマ:自然科学とか


この惑星が宇宙空間に形作られてからおよそ41億年が経過していた。

脊椎と四肢を持ち、大海を離脱し、自分たちが生き延びる場を地上に求めるようになった生き物の誕生にはこれだけの年月を要した。

そして、カンブリア紀に生命が爆発的に増加した時代から1億6千万年後、オルドビス紀末に最初の大量絶滅事件が起きた。惑星史上5度あったと言われる生物種の大量絶滅事件「ビッグ・ファイブ」、しかし大量絶滅のたびに、生き残った生物種は進化を加速させた。

3度目の大量絶滅、ペルム紀(Permian)と三畳紀(Triassic)の境に起きた“PT境界大量絶滅”では生物種の9095%が滅びた。壊滅的ともいえるこの絶滅事件を経験してなお、それでも、この惑星の全生物種が滅びたわけではなかった。


PT境界の大量絶滅を引き起こしたのは、西シベリアの大地を引き裂いて生じた大噴火であった。この当時、パンゲア超大陸の周囲でいっせいに沈みこんだ海洋プレートが、惑星内部のコア・マントルへと落下し、マントルを押し出した。高温で軽量のマントルの上昇は、直径1千キロのスーパー・プルームとなって大陸の地下から突き上げた。シベリアでの噴火は、およそ60万年から100万年ほど続き、その間に噴出された二酸化炭素は11千ギガトンに及んだ。

この惑星史上最大のPT境界の大量絶滅事件は、惑星に低酸素状態をもたらした。そして、この状況が、この惑星に、新たな生態システムを有し、惑星史上、最大・最強と呼ばれることになる生物種を生み出すことになる。


************************************


彼女たちが生きているこの時代は、PT境界大量絶滅事件から1億9千万年が経っていた。


肺と気嚢(きのう)を備えた高度な呼吸器システム、二心房二心室の心臓、そして動脈と静脈の複式の循環システムを有する彼女らの身体の中には、酸素と栄養分をたっぷり含んだ血液が駆け巡っている。低酸素時代にあっても、彼女たちの運動能力は飛躍的に高いものとなっていた。

数百万年もの間、生態系の頂点に君臨する彼女たちは大型化していたが、その重量を少しでも減らそうと、骨格には空隙を設けていた。取り入れた酸素をその空隙に格納しておくことにより、さらなる運動能力の向上にも一役買っていた。


これらの生体システムを有する彼女とその仲間たち数千頭にとって、この惑星上に敵はいない。


生まれたときから王者としてこの地に君臨してきた彼女にとって、考えるべきことは余り多くない。自分と子供が生きていくために、獲物の姿と臭いを感じ取ることに能力の大部分を傾けることだけだ。


今、彼女の足下には、頭部に3本の突起を有する獲物が横たわっていた。先ほど、彼女の鋭い牙と巨大なパワーを生み出す顎によって噛み砕かれた獲物の首筋はポッカリ抉られている。

獲物の廻りを彼女の息子が誇らしげに歩いている。彼女の息子は、生まれて初めて自らの足と牙と顎を使って獲物の獲得を成し遂げたばかりである。もちろん彼が単独で仕留めたわけではない。しかし、獲物に最初の一撃を加え、母親の待つ方向に獲物を追いやったのは自分だ。誕生の時から生えていて、まだ、抜けきらない羽毛を風になびかせながら彼は誇らしげな咆吼をあげた。

彼女もまた、息子の成長を誇るべく雄叫びをあげた。息子よりはるかに大きく重いその音は、低灌木しか生えておらず、遮るものもない平原の数キロ・メートル四方に響き渡った。


辺りを注意深く見回しながら低い樹の間を移動していた体長数十センチ・メートルの生き物は、彼女の咆吼が生じさせた空気の振動におののき、慌てて木陰に身を伏せた。6550万年後の未来、この惑星を支配する生き物の先祖も、この時代は未だ、生態系のほんの片隅に位置しているに過ぎなかった。


************************************


6月。緑が茂る森林と水を湛えた低地の境には、3本角が群れを成している。彼女と息子は二手に分かれて獲物を狙う。最初の一撃は息子の役目だ。彼の身体には羽毛はすでにない。


満腹になった息子は水辺に向かった。その姿を見つめる彼女の視角にゆっくりと飛び込んでくるものがあった。


南方、彼方の上空に見慣れぬ歪な形の物体が現われた。秒速20キロ、音速の50倍以上のスピードで近づいてくる。しかし、あまりにも巨大なその物体の落下はスローに見える。


強烈な衝撃がこの惑星を揺るがした。


直径10kmの小惑星の衝突は、落下地点に深さ13kmの穴を穿ち、そこにあった物質は小惑星もろとも吹き飛ばされた。穴はマントルにまでは貫入しなかったものの、直径180kmに渡って地殻の岩盤をめくりあげた。高さ400mの津波が時速数百キロの速度で沿岸域を襲う。

グラウンド・ゼロ付近の大気は加熱され、数万℃の熱風がありとあらゆるものを燃焼・気化させた。この爆風は直径千kmの彼方にまで達した後も、森林を焼き払うだけのエネルギーがあった。


飛び散った膨大な量の岩盤や大気は大気圏と成層圏へ達し、そのまた一部は宇宙空間に放出された。空中に放り投げられた無数の岩盤片は再び重力に捉えられ、火の玉となって地上に降り注ぐ。惑星上の森林が次々と燃え上がる。


上空を塵に遮られた地表には、もはや恒星からの恩恵は届かず、暗闇が覆う。どす黒い酸性雨が降り注ぐ。気温は数十度も低下する。“衝突の冬”この惑星に寒冷期が訪れた。


光合成を阻止された植物は枯れ果て、草食動物たちは餓死する。獲物を失った肉食動物もやがて死滅した。

“KT境界の大量絶滅”、ビッグ・ファイブの最後の1つ。

当時この惑星に生きていた種の70%余りを絶滅させたディープ・インパクトは、中生代白亜紀[Kreide]と新生代第三紀[Tertiary]を区分する。


ディープ・インパクトからおよそ10年後、上空を覆う厚い塵のカーテンが開きはじめ、恒星からの恵みが再びこの地に降り注ぐようになった。しかし、衝突や森林火災によって放出された二酸化炭素は温室効果となって惑星の温暖化を促進させた。その影響は、その後数十万年間に及び、この惑星の環境を激変させていた。


それでも、自らの身体を小型化させ、羽毛で覆われた身体をもつモノたちの一部は生き残っていた。木陰で怯えていたあの小さな生き物も・・・


6550万年後の現在、この2種の生き物の子孫達は、鳥類、哺乳類として繁栄し、最盛期を迎えている・・・? 


2億5千万年後、超大陸“アメイジア”が形成される。超大陸の形成は、“惑星深部からの殺戮者”である次のスーパー・プルームの引き金となる。

“6番目の大量絶滅事件”まで、この惑星の現在の支配者は生き延びることができるのでしょうか?



【参考文献】

①「Sue・スー 史上最大のティラノサウルス発掘」 ピーター・ラーソン&クリスティン・ドナン/著、 富田幸光/監訳、池田比佐子/訳、朝日新聞社

②「立体モデル大図鑑 恐竜のからだ」、 講談社

③「地球大進化46億年・人類への旅 (3)大海からの離脱」 NHK「地球大進化」プロジェクト/編、NHK出版

④「地球大進化46億年・人類への旅 (4)大量絶滅」 NHK「地球大進化」プロジェクト/編、NHK出版

⑤「恐竜博2005 恐竜から鳥への進化」、国立科学博物館/編、朝日新聞社


 

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2005年04月26日(火)

「Sue スー 史上最大のティラノサウルス発掘」

テーマ:自然科学とか
タイトル: SUE スー 史上最大のティラノサウルス発掘

Sue スー 史上最大のティラノサウルス発掘」 ピーター・ラーソン&クリスティン・ドナン/著、 池田 比佐子/訳、冨田幸光/監訳


1990年に発見された史上最大のティラノサウルスの化石が巻き起こした様々な物語をギュッと凝縮して描いた本です。


まさに映画に出てくるようなアメリカ中西部の荒野(最初のページにカラー写真が載っています)、そこで行われた発掘の模様を科学的・技術的な観点から描いたくだり、恐竜学の最前線を描いたくだり、化石の所有をめぐる裁判・法廷闘争劇のくだり、その闘争に関わる古生物会や学者達の異なる立場を描いたくだり、裁判の過程を通して著者が感じたアメリカという国のいい加減さを語ったくだり、と盛りだくさんの内容です。


本書の著者ピーター・ラーソンは、化石や古生物を研究する施設、というか民間会社、ブラックヒルズ地質学研究所を率いて、ティラノサウルスを始めとする恐竜化石の発掘を手がける恐竜ハンターの第一人者です。

そして、恐竜発掘仲間で友人でもあるスーザン・ヘンドリクソンが発見した(だから、スーという名前が付いた)ティラノサウルス化石、その発掘の指揮を執った人物です。

本人が自らのことを書いているので、話半分程度としても、恐竜化石の発掘や研究に対する情熱はヒシヒシと伝わってきます。決して、金儲け第一主義で化石の発掘を商売としているわけではないようです。


400ページを超える全記述のうちの半分程度は、裁判・訴訟の話やそれに関わる人間ドラマです。

それだけに、恐竜化石発掘の模様や雰囲気を味わったり、化石に対する科学的な解釈を知りたかったりする人にとっては物足りない内容と感じるかもしれません。

私も、裁判に関する最初の記述部分を読んでいるときは、余計な内容だナ、とも思いました。


しかし・・・


やっとの想いでスーを発掘し、クリーニングしている最中、発掘現場の地主から突然訴えられたスーの所有に関する不当性。FBIの強制捜査。検事のメチャクチャな訴訟理由。偏った判事の判定。救いは陪審員達の常識。

そして、裁判でピーターに下された判決。イヤー、ほんと、アメリカって国は・・・といいたくなります。

ついつい、ピーターに肩入れして読んでしまい、知らず知らずのうちに、この法廷闘争ドラマにのめり込んでしまいました。


さて、科学的・技術的な内容の方ですが・・・

スーの発見・発掘を契機に、その後の他のティラノサウルス化石の発掘・分析なども加えて、ティラノサウルス(→獣脚類恐竜→恐竜全般)に関する研究レベルが一気に高まったことが良く判ります。

化石の研究に加えて、現生のワニや鳥類の観察などから類推されるティラノサウルスの雌雄の判断や、栄巣や子育てに関するピーターの解釈なども興味深いものがあります。

この本全体にいえることですが、内容の理解を助けてくれる写真や図解が多く、しかもそれらが、今まで他の書籍等ではほとんど見たこともないようなモノばかりです。

特に、アメリカで発見された様々なティラノサウルス骨格標本を描いた図解が秀逸です。

この図解を描いたドロシー・シグラー・ノートンという人の画集、出版されていないかナー。

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2005年04月25日(月)

「立体モデル大図鑑 恐竜のからだ」

テーマ:自然科学とか
著者: デニス・シャッツ, 長谷川 善和, 伊藤 恵夫
タイトル: 立体モデル大図鑑 恐竜のからだ

「立体モデル大図鑑 恐竜のからだ」  講談社


本の中央に穴を開けて、そこに良くできた模型が収まっています。

最初のページに手・脚の骨格、次に頸骨・尾骨、その次のページをめくると循環器系の内臓、次は呼吸器系の内臓、頭骨と脳、・・・、筋肉、そして最終ページに表皮。

と、ページをめくるたびにティラノ・サウルスの身体の各部位の模型と、その機能に関する説明が記載されています。

説明自体は小学生程度を対象としているようです。

決して高度な内容ではありませんが、初めて、こういうものに興味を覚える子供たちには、過不足のない内容だと思います。

ページをめくるのが楽しくなる構成になっています。まさに、子供だましの構成です。

そして、そういうものに私はまんまと引っ掛かってしまいます。

でも、いくらなんでも値段が高すぎます。


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2005年04月24日(日)

「地震と噴火の日本史」

テーマ:自然科学とか
タイトル: 地震と噴火の日本史

 伊藤和明/著、岩波新書

 

 

よく残っているものです。

 

「日本書紀」に記載されている5世紀前半の記録上最古の地震をはじめとして、19世紀末までに日本各地で起こった地震・津波と火山噴火の記録。文章としてだけでなく、瓦版や古絵図としても、かなりの資料が保存されています。

 

この本では、こうした地震、津波、火山噴火の古記録の紹介と、それらの記録や近年起きた地震・噴火に対する最近の科学的な知見を介した解説を中心に紹介されています。

 

大昔から、日本列島のいたるところで自然による地形の改変が加えられ、災害が起きていたことが判ります。

 

著者、伊藤和明氏は、かつてNHKで科学番組の解説などをされていて、最近ではNPOを主催?参加?するなどして、防災に対する啓蒙活動などで活躍されているみたいです。私もその手の学会で見かけたことがあります。

 

 

それにしても、こういった記録を残していてくれた、かつての日本人たちに感謝です。

 

もし残されていなかったら、地震・火山噴火に対する現在の知見・知識のいくつかはまだなかったかもしれません。

 

最近、その切迫性が話題となっている東南海、南海、東海地震などの周期性や、宮城県沖地震などの発生確率などに関しても、これらの古い記録がなければ、おそらく算出できなかったものです。

 

記録に感謝。

 

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2005年04月23日(土)

「日本社会の歴史」

テーマ:歴史とか
タイトル: 日本社会の歴史〈上〉

「日本社会の歴史」 上・中・下

網野善彦/著、岩波新書

上・中・下の3巻です。一応、日本史の通史?です。

高校生くらいが読むと、日本史のひと通りの流れ、大枠がつかめていいんじゃないかナと思います。

もちろん、日本史の概要をもう一度復習しておこうとする大人の方にもお奨めです。

ただ、17世紀後半以降から現代までの記述については、それまでの時代の記述と異なり、「展望」という章立てにして、かなり端折って書いています。しかも、チョイと引いた書きっぷりにもなっています。

そのことについては、「むすび」で著者自身が、いい訳めいたことを書いています。

まあー、現代史を書くのは難しかったのかもしれませんネー。

しかし、読みやすくてイイ本です。

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2005年04月22日(金)

「ダーリンは外国人」

テーマ:マンガとか
著者: 小栗 左多里
タイトル: ダーリンは外国人―外国人の彼と結婚したら、どーなるの?ルポ。
著者: 小栗 左多里
タイトル: ダーリンは外国人(2)


外国人のパートナーと暮らす漫画家の日常とかを描いた作品。

かなり売れているみたいですネ。

会社の同僚から借りて、昼休みに読みました。さっき、読み終わりました。

ふ~ん、ってな読了感でした。

この作品に出てくるトニー氏のような考え方や行動をするヒトは、私も含めて、私のまわりにはいくらでもいます。

作者の小栗左多里さんがこの2冊で書いていること(外国人だから、変わった考え方、行動をするのではなく、パーソナリティに負うところが大きい)は至極真っ当うなことで、別段、取り立てて描くほどの日常でもなくて、どこがオモシロイのか、何故こんなに売れているのかがよく判りませんでした。

暇つぶしにはイイけど。

↑ 借りておいて、こういう言い方はマズイか?

私の場合、読書なんてほとんどの場合で暇つぶしだし・・・しかし、同じ暇のつぶし方でも、もっと違う本で暇をつぶしたい・・・。ん~、よく判らない言い訳だ・・・おしまい。

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2005年04月21日(木)

「信長と十字架  天下布武の真実を追う」

テーマ:歴史とか
タイトル: 信長と十字架―「天下布武」の真実を追う    
立花京子/著、 集英社新書

 

“天下布武”の意味を追求し、当時の日記等の資料(原典)を可能な限り読み、調べ尽くし、辿りついた信長暗殺の理由とは、・・・

 

話としてはオモシロイです。確かに、画期的な論考かもしれません。しかし・・・

 

イエズス会の意に沿わなくなった信長を、陰謀によって抹殺する・・・?

 

イエズス会のどこに、当時の反信長の権力者達を操れるだけの力があったのでしょう?

 

ホントかいな?ってところが、かなりありました。私には今ひとつ納得できない論考でした。

 

しかし、独学で戦国史を研究し、70歳にして博士号を取得したという、著者、立花氏の研究に対する姿勢には、ほんと脱帽です。スゴイです。尊敬してしまいます。

 

年齢に関係なく、夢中になれるものがあって、それをトコトン突き詰めていけるだけの気力と能力がある・・・ん~、そういうふうに、なりたい・・・

 

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2005年04月20日(水)

「スイート・ホーム殺人事件」

テーマ:ミステリーとか

「スイート・ホーム殺人事件」 クレイグ・ライス/著、長谷川修二/訳、 ハヤカワ文庫

アーチー(10歳)、エープリル(12歳)、ダイナ(14歳)のカーステアズ姉弟が、隣家で起こった殺人事件の解決?と、ミステリー作家で独身の母親の結婚を画策する物語です。

1944年のユーモア・ミステリー。原題は、「Home Sweet Homicide」、なんかイイ原題でしょ。今の時代、翻訳するんだったら、「ホーム・スィート・ホミサイド」だろうな、きっと。

私が持っているのは1976年に発行されたもの(ただし、九刷版)です。訳は古めかしく、内容的にも多少、現実離れした話ですが、作品全体に貫かれたユーモアのセンスとか、ませた子供たちの会話の洒脱さとかは、今でも充分楽しめます。ちょいと洒落た童話だと思えばイイかもしれません。

欧米の人たちのこういう知的でオシャレな感覚、本当、羨ましくなってしまいます。

クレイグ・ライスの作品は、この他に、「大はずれ殺人事件:The Wrong Murder」、「大あたり殺人事件:The Right Murder」という、1940年代の都会的で華やかな雰囲気を背景とした、やはりユーモア満載の本格ミステリーがあります。

また、この2作品の主人公でもある、弁護士ジョン・J・マローンのシリーズが他に十数作あります。


著者: クレイグ・ライス, 長谷川 修二
タイトル: スイート・ホーム殺人事件

(追 記)

実は、「大はずれ殺人事件」を読んだとき、最後まで、この作品の主人公を勘違いしていました・・・

このあたりの話は、また、いつか、ライスの他の作品を紹介するときにでも・・・

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2005年04月19日(火)

衝動買い

テーマ:メモランダム

会社帰り、駅構内の本屋に立ち寄る。 6冊も衝動買い。

「立体モデル大図鑑 恐竜のからだ」   講談社

先週末、見かけて欲しくなったのですが、高価なので一応カミさんの承諾を得ておこうと思って、休日に話しておきました。娘もこの手の本は好きなので、彼女を味方に付けておいたのが功を奏しました。

「環境考古学への招待 -発掘からわかる食・トイレ・戦争-」  松井章/著、岩波新書

   “発掘もの”が好き?な私としては、この本はだいぶ前から目を付けていました。

「僕の叔父さん 網野善彦」  中沢新一/著、集英社新書

昨年、網野善彦氏が亡くなったことを知った時、もっとこの人の作品を読もう、と思ったのですが、別の本を読んでいたためか?しばらく網野本を読むのを忘れていました。そんな頃、この本が出版されました。

中沢新一と網野氏は親戚だったのか! と、チョットした驚きでした。

その時に買おうか買うまいか迷っていたのですが、以前(2005.2/22記事)紹介した『バカのための読書術』の小谷野敦氏が、中沢氏の作品を全否定していたのを読んだ影響が残っていたらしくて、買い控えていました。

しかし、そんなことに影響されるのもバカらしいと思えたので・・・

④「記憶力を強くする 最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方」 池谷裕二/著、講談社BLUE BACKS

以前読んだ(2005.3/4記事)、「進化しすぎた脳」が面白かったので、池谷氏の他の作品も・・・と思っていましたが、増刷されて?平積みされていたので・・・

⑤「神狩り 」 山田正紀/著、ハルキ文庫

名作の誉れ高い本作。最近は、どこの本屋に行っても見かけませんでした。氏が新作「ロシアン・ルーレット」を発表したため、その横に並べて置いてありました。それを見つけたときは、思わず手が伸びていました。

⑥「紐と十字架」 イアン・ランキン/著、延原泰子/訳、ハヤカワ・ミステリ文庫

イアン・ランキンの翻訳作品は、第七作以降しか出版されていませんでしたが、ついに第一作からの出版が始まりました。しかも文庫で、というのがありがたい。

積読本が増えてきました。

①以外の本は、カミさんに見つからないようにしておかないと・・・

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