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2005-05-21 00:01:55

第七話(幻) 夏の日(1)

テーマ:トリコロ

azuka


『東香』

「お姉ちゃんたち、また来てくれないかなぁ…」

「わん」

「前に来たときはプール帰りに乗り過ごしちゃったのよね」

「わん」

「でも、あの電車もう廃線になっちゃったから来てくれないよね…」

「お姉ちゃんたち、元気かな?」


『タイガー&ドラゴン』

「やっぱりワンピースがいいんちゃうか?」

「けど今の子は大人じゃけんチューブトップにミニデニムとか」

「過激すぎるわ! やっぱりまぁ、パレオでフリルぐらいが…」

「まきちーのお古?」

「そんな前から太ってへんわ!」

「…じゃ、最近師匠に弟子入りしたんじゃね」


『屈辱』

「ただいま~」

「じゃけぇ!」

「やから!」

「あれ、お二人ともどうしたんですか?」

「え、ああ、ほら、前に多太美とお世話になった東香ちゃんのところに遊びに行こうとおもってな。おみやげえらんどったんや」

「で、水着をプレゼントしようということになったんじゃけど」

「スクール水着のお古、って訳にもいかんしな」

「…」

「八重ちゃん?」

「…わたし、スクール水着まだ入ります」

「ああ、いうとったな」

「…小六の時の」


『来客』

「こちら、藤間東香ちゃん」

「初めまして。七瀬八重です」

「・・・どしたんや? 八重ちゃん?」

「真紀子さん、多太美さん」

「ん、なんや?」

「やっと、わたしにも、妹が…」

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2005-05-20 23:51:41

第二十三話 大阪

テーマ:トリコロ

makishi

『禁断症状』

「あ~切れてきた」

「真紀子さん、なにがですか?」

「吉○? 松○? それともお好み焼きソースですか?」

「…ミックスジュースやねん」


『大阪』

「大阪の名物ってソースもの以外になんですか?」

「んー、食い倒れ人形とか?」

「…何でも食べ物なんですね」

「ケ○タッキーおじさんと戦わせたらどっちが勝つんやろね?」

「戦わせるな」


『ウルフル多太美』

「青野、早くしないと物置片付かないわよ」

「わかっとるって」

「でも、もの壊すんじゃないわよ」

「疲れてきとるんちゃう? まきちー。

「ホントによ」

「ガッツじゃけー、まきちー」


『平成教育復活記念 島津様復活しなかった記念』

「真紀子、多太美、にわ!」

「はっ!」

「今すぐ幸江を捕まえてくるのよ」

「御意」

「逃がさないわよ、お母さん。覚悟なさい!」

「八重様!」

2005-05-20 23:14:24

第二十二話

テーマ:トリコロ

makishi


『多太美と真紀子』

「60で1変わるものな~んだ?」

「時間」

「15で1変わるもんは?」

「時差」

「つまらんけぇ。何でもまきちー知っとるんやもん」

「じゃあ、私から。地球上にある一番あつい線なんや?」

「? 南回帰線?」

「紫外線」


『PRIDE』

「お台場、楽しかったなぁ」

「このあともっと買い物したいですね」

「新宿でも行くならりんかい線やな。埼京線直通やし」

「最強線?」


『丸いナベ』

「はー、こっちじゃやっぱりたこ焼き器、売っとらんなぁ」

「あれ。真紀子さん持ってませんでしたか?」

「ああ、ダメになってしまったんや。ハンズにもないし」

「鉄板と違って難しいかもしれんねぇ。いっそ中華鍋で大きなの作ってみたら?」


『カフェ』

「あれ、まきちー。コーヒーだけ?」

「ああ、ブラックな」

「もうすぐ夏だものねぇ。とくに青野は」

「うるさいわ、にわ」

「けど、あんまり気にせんでいいと思うよ」

「なんでや?」

「まきちー、髪長いけぇ和服いけるから」

「極妻ちゃうわ」

2005-05-20 22:37:27

第二十一話 

テーマ:トリコロ

tatami  

『権力者』

「持ってくればよかったなぁ」

「なにが? まきちー」

「いや、プリンスのCD、実家に置いてきてしもうてん」

「もっとる子、探したろか? 貸してもらえるように」

「ああ、頼むわ」


「…なんや、これ?」

「…ごめん、どっかで聞き違えたみたい」

「『プリン○ス天巧 スーパーイリュージョンDVD』」


『声変わり』

「最近安いDVD増えましたね」

「ああ、旧作のシリーズじゃね」

「真紀子さんはDVDとか観ないんですか?」

「安いもんとかジャケ買いはするけどあんまりみ観んな」

「ヤスイモン? 本当に安そうですね…」


『そんな時代もあったねと』

「やったー! 探してたビデオ、やっと見つけたんじゃよ」

「ホンマ、うれしそうやな」

「だって、ずっと探しとたんよ。古いもん屋から見つかるかどうかわからんかったけど、中古屋でやっと見つけたけぇ」

「でも、LDやった、ってオチちゃうやろな」

「大丈夫じゃけぇって。ちゃんとビデオって書いてあるし」

「ん? 多太美、ちょっと見せてみ」


「…多太美、無理や」

「え? なんで?」

「多太美、βって知っとるか?」


『やえ』

「農業の環境映画、思ったよりおもしろかったですね」

「ああ、ゲームもあったな」

「わたしも、家庭菜園始めてみましょうかね。鍬もって庭耕して種まいてお水やって…すてきな野菜作るんです」

「…別のマンガになっとるで。やえちゃん」

2005-05-16 03:10:14

第二十話 女の子

テーマ:トリコロ

niwa

『実は…』

「今日、体育の授業休むわ」

「なに? 食べ過ぎ?」

「アホ。アレや」

「それじゃ仕方ないですね」

「油崎は陸上やってたから大変だったでしょ」

「ん~、私は軽かったけぇ大丈夫じゃったよ」

「ええなぁ」

「七瀬は大丈夫なの?」

「私、半年に一回しかこないので」

「え!? それって病気じゃ」

「たまにおるで。まあ、場合によっては実は男だった、って場合もあるけどな。血は痔で」

「じゃあ、七瀬と私、結婚できる!?」


『台無し』

「はぁ…」

「どしたんや、八重ちゃん」

「どうしてこう秋ってもの悲しいんでしょう。忘れられないんです。初恋の人が」

「ヴァー!」

「多太美、にわ押さえとけ。どんな人やったんや?」

「大きくて、優しくて、包み込むような…」

「象みたいな人やったんやね」


『女の対決』

「紫外線、気をつけんといけんなぁ」

「あれ、意外と夏より春先の方が強いのよね?」

「らしいな。日焼けとは別もんらしい」

「多太美さんは陸上だったから大変だたんじゃないですか?」

「ん? 私はなにもしとらんかったよ」

「十年後、シミになって出てくるでぇ」

「まきちーのお腹みたいに?」


『42才の勝負』

「あれ?」

「なんや?」

「この赤のレースの下着、誰のでしょう」

「ずいぶん派手やな。にわちゃうか? 悔しいけどあいつ、スタイルいいし」

「そうですね」


「ねえ八重、洗濯物知らない?」

「え? ちゃんと取りこんどいたよ」

「私の赤いレースの下着が見つからないのよねぇ」

「…お母さん」

2005-05-16 02:47:03

第十九話 ハット

テーマ:トリコロ

niwa

『シャンプーハット』

「にわちゃん、シャンプー使いすぎ」

「七瀬は髪の量が多いから仕方ないの!」

「泡が顔に」

「動かないで」

「目に入るんですよぉ」

「仕方ないわね、エリザベスカラーつける?」

「にわちゃん、それ、動物用…」


『麦わら帽子』

「あ、ジュース、私にもちょうだい」

「ああ、ストローもってきな」

「ストロー…あ、あった」


「ちょうまちぃ! 私の麦わら帽子どうする気や!」

「え? 麦わら帽子ってストローハットっていうんでしょ。使えないの」

「フキやない!」


『鳩トリック』

「ななせ、カール、はい」

「バササ」

「私もあげるけんね」

「バサササ」

「もう、食べ過ぎですよ」

「いいながらあげるんやな」

「そういう真紀子さんだって」

「ほれ」

「バササササ」

「ハットトリック!?」


『ジャニ○ズ』

「歯医者、やっと通院終わったんですか?」

「ええ、財布、いたかったけどもうGooよ!」

「Gooって…私も気をつけやないかんなぁ」

「そうですね」

「多太美?」

「歯っとしてGoo?」


2005-05-16 02:35:28

第十八話 黒

テーマ:トリコロ

tatami

『みの虫』

「寒くなってきたわね」

「もう秋やからなぁ」

「みの虫なんか暖かそうじゃね」

「昔幼稚園なんかで色紙でカラフルなみの虫つくらんかったか?」

「ああ、やったわね」

「そのとき真っ黒な折り紙でモノクロのみの虫作ってなぁ…先生に怒られた怒られた」

「暖かそうじゃね」

「そうか? モノトーンって寒そうやけど」

「だって、親身になって電話で相談に乗ってくれそうやん」


『走れ!』

「あ、雨や」

「傘ないけぇ、こんな日は大きなステルスが…」

「そのネタはもうええ!」

「まあまあ、最後まで聞いてくれへんと。ステルスが私たちの上空を飛んでくれれば傘がわりになるとおもわん?」

「マッハで走れと!?」


『清原?』

「500本やなぁ」

「2000本もあったわね」

「市民球団も忘れんといてね」

「けど、関東は球団多いからなぁ」

「あら? なんの話?」

「あ、お母さん」

「野球の話です」

「私はあの黒いチームが好きだったわ」

「巨人ですか」

「え~と、国鉄スワローズ?」


『知ってる?』

「男の人ってやっぱり腹黒いんでしょうか?」

「なに、八重ちゃん、男の子に振られでもしたん?」

「違います!」

「あに? 七瀬をもてあそぶ男なんて私が許さないわよ」

「落ち着け、にわ。八重ちゃん、何があったんや?」

「実は街中でおなかの真っ黒な人を見てしまって」

「は? 街中で?」

「身体が四角くっておなかが黒くて何か難しい文字が…」

「サンドイッチマンや! それ!」

2005-05-03 02:46:04

第十七章 戦争

テーマ:トリコロ

sachie


☆ 『半オチ』

「お母さん。『伴落ち』読んだら貸してくださいね」

「新刊だったら買ってあるわよ」

「わ! どんな内容ですか?」

「んー、戦争中の野球の話ね。先に読む?」

「うん!」


「お母さん、これ…」

「あら? 『戦場のメリーバレンタイン』のノベライズだったわ」

「…半分しかあってないよ」


☆ 『作っちゃいけません』

「まきちーとの買い物もひさしぶりじゃね」

「ああ。東香ちゃんとこ行って以来かな」

「じゃね。あ、まきちー、ちょっと待っとって」

「ん、なんや? 園芸店になんか」

「ちょっと肥料を買いたいんよ」

「堆肥なんかどうするんや?」

「じゃのうて化学肥料」

「そんなもん、ガーデニングでも始める気か?」

「いや。なんかお父さんがいざというときのために化学肥料はいつでも常備しとくよういわれとるけぇ」

「…」


☆ 『戦い』

「戦争って怖いんですね」

「あら、新刊読んだのね」

「買ってきました! まったくもう」

「真紀子ちゃん達UNOしてるわよ。混ぜてもらったら?」


「多太美! トランプに亡命さすのやめいや」

「だから日本は了見が狭くて困るけぇ」

「『平和のためなら亡命は亡命は認めるべきです!』」

「…なんや、八重ちゃん急に」


☆ 『電子レンジ』

「なんや今日は物騒な一日やったな」

「でもいいじゃない。今日はちゃんとしたピザ作れたんだし」

「夕食食べに来ただけのにわが言うな」

「でも、よく八重ちゃん抜きで作れたわね」

「えへへ。もう一回本読み返したくて。おふたりとも、ありがとうございました」

「いや、ええねん」

「じゃけぇ」

「バササ」

「ん? なにななせ? 袋なんかくわえて」


「『レンジで三分! 冷凍ピッツア』」

「…」

2005-05-03 02:35:53

第十六話 ピザ作り

テーマ:トリコロ

niwa


☆ 『料理』

「今日は小麦粉とベーキングパウダー間違えないわよ」

「だといいんですが」

「えーと、買うのは小麦粉とフラワーパウダーでいいのよね」

「…にわちゃん、それ、どっちも小麦粉です」


☆ 『太さで決まります』

「なあ、パスタとマカロニってどう違うん?」

「ん? 詳しいことは私も知らんけど、生地を細く切ったもんがパスタやな」

「じゃあ、うどんときしめんは?」

「知らん。それは名古屋人に聞いてくれんか?」

「じゃあ、冷や麦とそうめんは…」

「しつこい!」


☆ 『年上に見られる傾向』

「あ、サラミ買うの忘れたわ」

「大丈夫ですよ。ベーコンがありますから」

「まったく、これだからにわは」

「あによ」

「まあまあ。それより多太美さん、生地の方は?」

「OKじゃけぇ」

「じゃ、焼きますよ」

「あ、まきちー」

「なんや?」

「ちゃんとサンオイル塗った?」

「わたしが焼かれるんかい!」


☆ 『違います』

「…焼き上がりましたね」

「…やな」

「…じゃね」

「…食べられないことはないと思う」


「ただいま」

「あ、お母さん、お帰りなさい」

「いいにおいね。おいしそうなグラタンが出来たじゃない」

「…」


2005-05-03 01:49:12

第十五章 Foods2

テーマ:トリコロ

makishi

☆ 『ライバル』

「ななせ、また太ったなぁ」

「そういえばななせ、まきちーだけは頭の上にのらんけぇね」

「そういえばそうやな」

「なんでやろな? おばさんの頭の上にものるのに」

「あ!」

「なんや?」

「ひょっとしてななせの前世は花子師匠!?」


☆ 『全部カール』

「やっぱ公園は鳩、多いなぁ」

「ななせ、野生に戻れるんじゃろうか」

「まあ、いつかは別れがくるわけやしな」

「そうですね…あ、おふたりとも、わたし買い物して帰るんで先に戻っててもらえます」


「なんや、八重ちゃん。そのでっかいスーパーの袋は」

「えへへ…」


☆ 『お茶』

「えへへー。今日はとくにいいお茶入れてみましたよ」

「まさか『カト茶』とかいわんやろな」

「ちゃんとした紅茶ですよ」

「デス茶?」


☆ 『太る』

「最近また太って…」

「わたしもや」

「ななせもじゃけぇ」

「七瀬のお母さん、すごいスタイルいいわよね」

「うらやましいなぁ。まさか制服が入るとは」

「油崎は太らないわね」

「あ、わたしも太るんよ」

「え? どこが?」

「胸」