PALOPSって何?

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こちらの画像、なんだか解りますか?

私達が一番最初のKizombaレッスンで生徒さんたちにお配りした物です。

(※画像は私達オリジナルのものなので無断転載しないようお願い致します。)



横浜でChuchoのKizombaレッスンが始まる直前。

私たちはKwenda Limaの元でTrainingを受けるためにシンガポールにいました。



日本でレッスンを始めるにあたって、最初のレッスンでは何をやろうか?と二人で話していたところ

Chuchoがその場で終わってしまうレッスンではなく、もう一度見返せるなにか、みんなに問題提議する何か、

何かちょっとしたものでいいから、家に持ってかえれるものを渡したい。

例えばKizombaに関係している国の国旗とか。。。

とぽつりと言いました。



国旗をもらっても国旗の意味をいちいち全部説明するわけでもないし「うーん。。。それで?」と言った感じじゃないかな?

それだったら元々ポルトガル領だったアフリカの国々の地理的背景やつながりがわかるように地図を配らない?

ということで上の資料を二人で作成しました。



KwendaはCape Verde出身のKizombaインストラクター。Kwendaに出会ってから私達のKizombaの常識がいろいろと覆されました。

一般にはKizombaはアンゴラ発祥のダンス/音楽と言われているけれどCape Verdeをはじめとする他の国の音楽やダンスもKizombaの発展において重要な役割を果たしていることを学びました。

(学べば学ぶほどKizombaが解らなくなっていったのもその時期でしたが^^;)



Kwendaのメッセージはいろいろな先生やいろいろな文献を調べて自分なりの解釈をすること。

一つの話を聞いただけで鵜呑みにして結論づけずにいろいろ人の話にBe Openであって
(聞く姿勢をもって)というものでした。Kizombaの歴史をただWikipediaや他の人のサイトからコピペするのはやめてね。そんなメッセージでした。



アンゴラの人達の話をきけばKizombaはアンゴラのものだ!って主張するだろうし

Cape Verdeの人達の話をきけば、いやいやKizombaの発展には俺たちも重要な役割を果たしているぜ!

っというだろうし。。。

そういえばネルソンのようにギニアビサウ出身の先生もいた。。。

Kizombaと元ポルトガル領の国々がやはり深いつながりをもっていそうだな。とふとその頃思いました。



そしてKizombaの発展に深い関わりのあるアンゴラとCape Verde、よくよく地図で見てみると

全く離れているではないですか!

早速次の日に、Kwendaになんでこんなに離れているのにアンゴラにたくさんのCapeVerdeの人達が住んでいいたの?と質問しました。

KwendaはとてもGood pointだ!よく地図を調べてみたね。といってそれについてもお話してくれました。(ここについては時々レッスンの中で説明しているのでブログでは書かずにおきます)





日本にかえってきてからもいろいろ調べているうちに元々ポルトガル領だったアフリカの国々は

PALOPSと呼ばれることが解りました。そしてやはりKizombaの歴史と関わりがありそうだな。ということが自分の中でなんとなく見えてきました。



PALOP (Países Africanos de Língua Oficial
Portuguesa) = African Countries of Portuguese
Official Language

Angola, Cape Verde, Guinea Bissau, Mozambique, São Tomé and Príncipe)
※Equatorial Guinea(赤道ギニア)については元々ポルトガル領でしたが、その後スペイン領となっています。CPLP(ポルトガル語諸国共同体)に加盟するためにポルトガル語を第三公用語に指定したため、昨今では赤道ギニアもPALOPに入るという見方もあるそうです。


次回はPALOPとZouk音楽について書いてみたいと思います。





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なるべく一つの話を鵜呑みにせず、今まで教わった先生方の話やいろいろな文献を調べて
一番信憑性の高い説をブログに書くようにしておりますが、何か間違っている部分やお気づきの点がありましたらご指摘頂けますと幸いです。


#毎週火曜日、横浜でKizombaのレッスンを行っています。
コネクションとミュージカリティを重視したトラディショナルなKizombaレッスンです。
よかったら一緒にKizombaをはじめませんか?
詳細はこちら。



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広義のKizomba

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前回Eduardo Paim達の世代がもともとのアンゴラの音楽と


フレンチカリビアンのZoukを融合させ、新たにKizombaというジャンルを作り出した話をしました。





今回は広義でののKizombaについて少し書きたいと思います。


昨今ではKizombaという言葉はもともとのトラディショナルなKizomba以外の音楽に対してもつかわれます。





例えばAngola発祥のKizomba, Cape verdeの Cabo-Love、最近はやりのGhetto Zouk(zoukと R'n'B, rap, hip-hop, dub step, symphonic musicの融合)、Tarraxinha
などのジャンルの音楽が総じてKizombaと呼ばれる傾向があります。





初期のアンゴラKizombaのアーティストで有名な方は何度もいうようにEduardo Paim。


彼については今後もっと詳しく書いていきますが、皆さんに雰囲気をつかんでいただきたいので今日もー曲だけ彼の曲を紹介致します。またPaulo Flores, Don Kikas, Anselmo Ralphなども
代表的なMusicianになります。





Eduardo Paim - Sao Saudades









PAULO FLORES - INOCENTE










続いてよくキゾンバと呼ばれるジャンルの一つCape VerdeのCabo-love、こちらの第一人者として有名なのはLivityというバンドです。



その他にはMika Mendes, Nilton Ramalho, Amarildo, Philipe Monteiro, Eddu, Beto Dias等が有名どころです。







Livity - Loshinha(Jorge NetoはLivityのLead Singer)











Beto Dias - Sin Sabeba



















 




また現在、世界中のクラブでKizombaと称してかけられている曲の多くはGhetto Zoukになり、伝統的なKizombaとはかなり異なります。



こちらはR&Bっぽい要素も強く、音楽もComputerをつかって作られるので機械音で、強いビートが特徴となっています。



こちらで有名なのはElji, Saaphy, Dj Radikal, and Cirus Raskilz等があげられます。









Eiji






Saaphy



https://www.youtube.com/watch?v=cRYT14pH7Jg







次回はPALOPS(アフリカのポルトガル語圏の国々)におけるKizombaについて少し書いてみたいと思います。










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Kizomba音楽の歴史について

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では早速Kizombaについて書いて行きたいと思います。















Kizombaはアンゴラ発祥の音楽/ダンスだと一般には言われています。









(先述したようにCape Verdeなど他の国の文化も深く関わっていますが)

















アンゴラには元々アンゴラの伝統的な音楽/ダンスのSembaがありました。





そこにフレンチカリビアンのZoukの影響を受けて進化したものが





Kizombaになります。というのが一般的な解説です。
















Zoukの代表的なバンドはKassav、このバンドが1984年にアンゴラの





首都ルアンダをツアーをしたのを機にアンゴラの音楽にZoukの影響





を与えたのがKizombaのはじまり。





と言われていましたが、Kizombaの生みの親とも言われるアンゴラ人





の音楽家Eduardo Paimによるとそのコンサートの数年前から





既にアンゴラではZoukがかかっておりアンゴラの音楽シーンは1979年





ころからZoukの影響をうけていたそうです。















これらの融合された音楽がKizombaと呼ばれるようになったのは





1980年代のはじめ、当時Eduardo Paimが所属していたバンドSOSが





Interviewを受けているときに当時のSOSのパーカッショニストだった





Bibiが「この音楽は一体なに?」と聞かれた際にKizombaだよと





答えたのが始まりで、Kizombaという言葉が使われるようになったそうです。















SOSの音楽はよくZoukと間違えられました。これってズークでしょ?って





よく聞かれたそうです。





Eduardoもズークの影響を受けていることは否定しないし認めています。





でも自分たちの音楽をズークとは呼びたくない。彼らの作り出した





音楽はアンゴラの音楽である
Semba, Kilapanga, Kabotula, Kabokomeuなどが先にあったからこそ生まれたものだからです。





似ているけれどズークではない。そこには彼らのこだわりがありました。





だからBibiはとっさにこれをKizombaと呼んだのでしょう。











もともとKizombaはアンゴラの方言Kimbundu語の





kizombada(Partyの意味)がもととなっています。




















こちらのInterviewの中でEduardo Paim自身がなぜKizomba





がKizombaと呼ばれるようになったか当時のエピソードを





語ってくれています。























ちなみにこのインタビューの音声を英語に訳してYotubeに





アップしてくれたのはEddy Vents、ルシアのパートナーになります^^





Eddy、貴重な資料をありがとう♡




























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