八王子みなみ野、七国にあります、年中無休の歯科医院 ななくに歯科サポートスタッフ助川です。~深沢院長のfacebookの投稿より~

 

今日の555!!!(第1515回)

自分に自信をもつためには、何かを得る必要があると思い込こんでいないかな?

もちろん、目標をもって努力するのはよいことですが、...
なにより重要なのは、その動機なんじゃない?

他人からバカにされるのが悔しくて、
必死で勉強し、
一流大学に合格したとしても、
本当の自信はもてないかもよ。

それは、単なる優越感だったり、虚栄心かも。

そして、
今度は、
自分より偏差値の低い学校をバカにするようになるんじゃない?

もし「バカにされる側」から「バカにする側」に移っても、
ただ虚しさが残るだけだよね。

この場合は、
「学歴の低い人間は、バカにされても仕方がない」
という心の底にある前提そのものが間違っているのかも。

自分に自信のない人が、
自信のないままに何かを得ても、
それは真の実りとはならず、
「他人を見くだすための道具」となるだけ。

偽りの自信で身を固めても、
他人から尊重されることはありません。

むしろ、
「高い学歴を得てもなお、自信がもてないということは、もともとの自分の価値は非常に低いということなのか」
と、さらにはげしい劣等感に苦しめられます。

恋人から見捨てられるのが怖くて、
自分の感情を押し殺し、
何でも言いなりになり、
精一杯尽くしたとしても、
よけいに愛されるということは絶対にありません。

「恋人から尽くしてもらわなければ満足できない人」は、
どれだけ尽くしてもらっても、
感謝することはなく、
うまく相手を利用しているという支配欲を満たしているにすぎないのです。

そんな人にいくら尽くしても、
愛は得られず、
逆に、
「これだけ尽くしても認めてもらえない私は、いったい何なのだろう」
という不安に苦しめられるだけです。

懸命に努力しているのに、空回りして、まったく実を結ばないと悩んでいる人は、
努力の「動機」が間違っているのかもね。

努力することに疲れ果て、自分を見失ってしうよ。

不安をごまかすために努力しても、実を結ぶことはありません。

それどころか、
「こんなに努力をしても報われないということは、ありのままの自分は、まったく価値がないということなのか」
と思い込んで、よけいに自信を失う結果となってしまいます。

不安を克服できるのは、不安という心のとらわれを忘れたときです。

「自分に自信がもてない」
という悩みから解放されるのは、
「すべての人から尊重されたとき」ではなく、

「他人から賞賛されたいという欲求を捨てたとき」

です。

心が安らぎ、満たされるのは、
「死に物狂いで努力して、何かを得たとき」ではなく、
「ありのままの自分の価値を認められたとき」です。

「他人に勝ったり、何かを得たりしなければ、自分に自信がもてない」
と思っているかぎり、どれだけ必死で努力しても、本当の自信はもてません。

自信をもって生きている人は、
「特別な努力をしなくても、そのままの自分に価値があるのだ」
と思っています。

それは、ごう慢でも怠惰でもありません。

ひとつの逆説ですが、ありのままの自分の価値を認められる人ほど、真の向上心をもち、実りある努力をすることができるのです。

「自分の喜びのために生きている人」は、
けっして自己中心的なわけではありません。

自分の成長のために努力し、自分で自分を評価し、満足できます。

他人に何も求めません。自分に自信があるから、すすんで他人も認めてあげることができます。

がつがつと何かをむさぼり求めてばかりいる人は、
積極的なように見えて、実は受動的なのです。

「他人から認められること」という外部のものさしによってしか自分の価値をはかれず、
どれだけ高い地位や多くの富を得ても、幸せにはなれません。

それは、自分が心から求めていたものではないからです。

つねに他人の目を気にして、
自分を認めてくれない人には怒りを感じ、
そんな自分の浅ましさにますます嫌悪感を抱くだけです。

何も求めず、現在の自分の境遇に満足し、感謝できる人こそが、本当の意味で能動的、主体的に生きていけるのです。

(感想)

私は今まで、自分に自信がもてない原因は、自分の能力が足りないからだと思い込んでいたので、この投稿を選びました。

「他人に勝ったり、何かを得たりしなければ、自分に自信がもてない」と思っているかぎり、どれだけ必死で努力しても、本当の自信はもてないということを知って驚きました。そして「他人からの賞賛されたいという欲求を捨てたとき」に自信がもてないという悩みから解放されるという言葉に、自分が普段から、どれだけ他人からの評価や言葉に影響を受けていたかがわかりました。他人と比べたり、他人のことが気になったり、それによって自分のことが嫌になったり、不安になったりしていたのだと気づきました。いつも自分の目は、他人に向いていたように思います。そうではなく、自分の内側に目を向けること、ありのままの自分の価値に気づくことが大切だと思いました。

周りに何かを求め続けるのではなく、自分が動いて、自分が本当にやりたいことが実現できるようになりたいと思いました。