ツバメの建築

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先日、道の駅のベンチでアイスクリームを舐めて
いたら、ツバメの巣の建築がはじまったばかりの
ところを見つけ、観察しました。

完成した巣はいつも何気なく目にするけど
はじめから、というのは見たことがなく
ちょっとドキドキ。

小枝をくわえたツバメが
まだ何もない軒先の角を目がけて、
飛んできます。

狙った位置に踏ん張って留まれなくて
ツバメは元の位置に戻り、飛び直します。
何度繰り返してもなかなか留まれないので、
思わず「がんばれっ。」 と声をかけました。
ツバメは、ちょっとこっちを見て、がんばって
くれた気がしました。
今度は、うまく足掛かりができて留まれました。

「早くしないと・・」 
落ちるのでは、と心配。
でもツバメは丹念に小枝を貼る場所を吟味し
落ち着いたものです。
そのうち口から泥を出し壁に塗りつけました。
そしてやっと、小枝を泥に貼りつけたのです。

「やった!できた!」
ほっとした矢先、しかしツバメは小枝の位置が
納得いかないようで、小首をかしげながら
具合のよい角度にさっと手直していました。

私から見ると、適当に貼り重ねていけば
そのうち巣の形になるのでは?と思うのですが
ツバメにとってはそうじゃないんですね。

ハッとしたのは、生まれてからこれまで
一度も巣の作り方を教わったことがない
ツバメの身体に、巣の完成図がしっかり
プログラミングされているんだということです。

人間も、そうなのかも知れない。
人生に焦ったり心配したり、必要以上に間違いを恐れたりするけど、
人間も生まれてから最期の時まで生き抜くプログラムは
しっかりされていて、もっと信頼して、ゆったりと生きていいのかも。

アイスを舐めながら、そんな気がしました。


あの巣は今頃どうなったかな。もう完成したかな^^



















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