いっちきち!やっちきち!豊後大野

いっちきち!やっちきち!豊後大野

大分県のなないろベース(豊後大野市青年団)のブログです。活動のこと、豊後大野市のことを紹介します!

ようこそ! 大分県のなないろベース(豊後大野市青年団)のブログです。
私たちの活動のこと、豊後大野市のことを紹介します♪

[Since:2012.1.20]



メモ足跡帳(初訪問の記念)は→http://ameblo.jp/nanairo-base/
entry-11166764848.html


◇MAIL◇nanairobase gmail.com
(※「☆」を「@」に変換してご投稿ください。)

◇旧BLOG◇ http://bungo-ohno-seinen.cocolog-nifty.com/blog/

[2010.5.5-2012.1.19]

◇facebook◇ http://www.facebook.com/nanairo.base


☆1日1回クリックしてくださると嬉しいです♪(ブログランキング)☆
にほんブログ村 地域生活(街) 九州ブログ 豊後大野情報へ   にほんブログ村 教育ブログ 社会教育へ
にほんブログ村

 

おごめ~ん、団長タカッチ親方です

 

昨日ご紹介、📝大分県豊後大野市「菅尾石仏火祭り」前編:にわとりの鳴きまね大会&柱松記事の続きです。

 

この記事では、お神楽をご紹介!

 

三重町の菅尾石仏火祭り会場から大野川をはさんで向かいにある、千歳町柴山地区。

📝ひょうたんまつり&ひょうたん様で有名ですね!

 

その地にある柴山八幡社に付属する、柴山俚楽(柴山神楽)さん👹

 

👹「柴山俚楽」ご紹介!

ひょうたんまつり」で有名な、豊後大野市千歳町柴山八幡社付属の神楽。
浅草流を継承。大分県内でも特に激しい舞をされることでも有名。
東京都で開催の全国青年大会でも大分県代表として奉納歴もあり。
21世紀に入り、千歳中学校神楽に舞を指導し、後継者の育成に努める。
📷柴山俚楽さん公式Instagramはこちら→https://www.instagram.com/shibayamarigaku/

 

 

▽📝2024年5月、大分県豊後大野市神楽会館の定期公演での柴山俚楽さん(当時の記事はこちら)

2024年5月、大分県豊後大野市神楽会館の定期公演での柴山俚楽さん(当時の記事はこちら)

 

 

数年ぶりに菅尾石仏火祭りでも奉納。5演目2時間に及ぶ舞を楽しみました♪

激しく勇壮!柴山俚楽(柴山神楽)が舞う|菅尾石仏火祭り2024 in 豊後大野市

 

相変わらず激しい舞とお囃子で、夏の終わりにさらなる熱気を届けてくださいました🔥

 

5演目を、ダイジェスト動画&写真にてあなたにもお届けいたします🥁

 

<👹目次⚔>

 
  1. 「御手倉」|神楽やお祭りのはじまりを飾る1人舞🥁
  2. 「始剣」|刀や弓矢で勇壮に舞う4人立ての演目⚔
  3. 「柴引」|荒神と観客とが力くらべする大人気の演目👹
  4. 「岩戸開」|世に光が戻るよう、神々が岩戸にこもられる天照大神を導き出す演目👸
  5. 「納め」|神楽やお祭りの終わりを締める1人舞🥁

 

 

(1)「御手倉」|神楽やお祭りのはじまりを飾る1人舞🥁

「御手倉」柴山俚楽(柴山神楽) in 大分県豊後大野市菅尾石仏火祭り

神楽や祭典の始まりを飾る演目。神主が奉納。
他流派の「朝倉返」に相当する演目と考える。

 

YouTube御手倉」柴山俚楽(柴山神楽) in 大分県豊後大野市菅尾石仏火祭り ダイジェスト動画はこちらhttps://youtu.be/5i3mcxr5hi0

 

▽柴山俚楽さんの軽快なテンポのお囃子でスタート🥁

 

▽厳かな雰囲気で奉納が始まります。

 

続いては、激しく元気な舞を楽しみましょう!

 

 

(2)「始剣」|刀や弓矢で勇壮に舞う4人立ての演目⚔

無事に天岩戸も開かれ、再び世に光が戻ったことを祝う刀の舞
千歳町の浅草流神楽ならではの演目の印象。4柱の神々が激しく舞い上げます🔥

 

YouTube始剣」柴山俚楽(柴山神楽) in 大分県豊後大野市菅尾石仏火祭り ダイジェスト動画はこちらhttps://youtu.be/R1OBLEu6AjM

 

▽若手もベテランも、速いテンポに食らいつく激しい舞で、会場も盛り上がります🔥

 

 

続いて、観客と舞手とが交流する大人気の演目なり👹

 

 

(3)「柴引」|荒神と観客とが力くらべする大人気の演目👹

天の岩戸開きを願い、アマノコヤネノミコトとフトダマノミコトが、岩戸の前に八坂瓊のまが玉や八咫の鏡を真榊に掛けて奉納するため、天の香久山の真榊を根こそぎに抜く演目。
観客と荒神とが榊を引っ張り合い、力比べ! 大変人気のある演目です。

 

 

YouTube柴引」柴山俚楽(柴山神楽) in 大分県豊後大野市菅尾石仏火祭り ダイジェスト動画はこちらhttps://youtu.be/Yuil0PszfsM

 

▽1人立てですが、激しい舞で迫力あり!

 

▽会場を練り歩きます。結構足が速い荒神でした🏃‍♂️

 

▽子どもたちにも容赦なく襲います👹

 

▽子どもに仰いでもらい、涼をとる荒神(笑)

 

▽三重町ご出身のフリーアナウンサー森迫麻衣さんとも力くらべ💪

 

会場が大いに沸いたところで、次は有名な日本神話でクライマックスを迎えます☀

 

 

(4)「岩戸開」|世に光が戻るよう、神々が岩戸にこもられる天照大神を導き出す演目👸

太陽神であるアマテラスオオミカミは、弟神:スサノオノミコトの悪しき行為を憂い、天岩戸にこもられます。すると、世間は闇に包まれます。
この状況を憂える神々が天安河原(あまのやすかわら)という川原に集まり、作戦会議。そこで、岩戸の前で賑やかな舞を披露。
「なぜ世間はこんなにも明るいのか」と不思議に思ったアマテラスオオミカミ。
岩戸を少し開けて外を眺めた瞬間、力持ちの神:タジカラオノミコトが岩戸を開け、アマテラスオオミカミを外に連れ出しました。無事に世間に光が戻ったという日本神話の演目

 

 

 

YouTube岩戸開」柴山俚楽(柴山神楽) in 大分県豊後大野市菅尾石仏火祭り ダイジェスト動画はこちらhttps://youtu.be/8em4TFOf5-c

 

▽アマノウズメノミコト(左)とオモイカネノミコト(左)

アマテラスオオミカミを外に連れ出すための策を考えます。

 

思いついた策が、「岩戸の前で神々が賑やかに舞い踊ろう」と💃

 

▽八百万の神々が現れ、岩戸の前が賑やかになります!

 

▽アマノウズメノミコトの妖艶な舞に、さらに湧きます👸

演者は、92歳の楽員。 5月の定期公演「八雲」でも、立派な姫舞を披露♪

 

Cf:YouTube柴山神楽「八雲」in 大分県豊後大野市神楽会館 動画はこちらhttps://youtu.be/Jdh_dcy9qrY

 

▽にぎやかな場所に、力持ちな神様タジカラオノミコヲが登場💪

 

▽岩戸を開こうと、果敢に岩戸に手をかけます🔥

 

 

▽ついに岩戸が開きました!世に光が戻りました、めでたしめでたし✨

 

夏の夜はまだ続きます。

 

(5)「納め」|神楽やお祭りの終わりを締める1人舞🥁

神楽や祭典の終わりを締める演目。神主が奉納。「大神(たいじん)」とも言う。

 

YouTube納め」柴山俚楽(柴山神楽) in 大分県豊後大野市菅尾石仏火祭り ダイジェスト動画はこちらhttps://youtu.be/Gh8UF7wq7zk

 

▽夕日が射して始まった神楽も、気が付けば夜に。ベテランが舞い納めます。

 

▽大太鼓は若手と、各世代が頑張る柴山俚楽さんでした👹

 

私自身、30年前から親しみのある柴山俚楽さん。

激しい舞とお囃子、ユーモアもあるパフォーマンスなどで楽しいです♪

遅い時間までありがとうございました✨

 

 

以上です(`・ω・´)ゞ最後までお付き合いいただきありがとうございましたm(__)m

 

YouTube神楽👹」動画集https://youtube.com/playlist?list=PLCP8H0iqHBwAosSliscfHBGaa6toOM7_u

YouTubeチャンネル登録はこちらをクリック

 

-------------------------------------------------------
<大分県豊後大野市青年団>
◇MAIL◇nanairobase  gmail.com
(※「☆」を「@」に変換してご投稿ください。)
◇facebook◇ http://www.facebook.com/nanairo.base

☆1日1回クリックしてくださると嬉しいです♪(ブログランキング)☆
   

 

おごめ~ん、団長タカッチ親方です(`・ω・´)ゞ

 

ご無沙汰しております。1か月以上もブログ更新しておらず、申し訳ございません💦

8月もなないろベースをよろしくお願いいたしますm(__)m

 

久々の記事は、夏祭りの話題祭 

8月最後の日曜日、地元:大分県豊後大野市であの面白い夏祭りが今年も開催!

 

 

🔥「菅尾石仏火祭り

コケコッコー!にわとり&ファイヤー!柱松|「菅尾石仏火祭り」 in 大分県豊後大野市

 

 

会場は、菅尾石仏(磨崖仏)
三重町宇対瀬地区にある丘の崖に、赤い色をした磨崖仏が5体鎮座しております。
▽横から眺めると、立体的に彫られている(=厚肉彫り)のが魅力です!
 

 

その石仏さんの伝説(第1章で紹介)にちなむ火祭りに参加いたしました🔥

 

Cf:📝2023年 大分県豊後大野市「菅尾石仏火祭り」記事&動画はこちらhttps://ameblo.jp/takatch/entry-12818049846.html

※第3章では、2023年以外の過去記事もご紹介!

 

 

今年も仕様の関係で、全部のプログラムを拝見できず申し訳ございません💦

 

私が拝見したプログラムは3つ。

 
  1. にわとりの鳴きまね大会
  2. 松明投げ
  3. 柴山俚楽(神楽)

 

文字数の都合上、この記事では「1.にわとりの鳴きまね大会」「2.松明投げ」のみご紹介

「3.柴山俚楽」は、後日の記事にて別途ご紹介いたしますm(__)m

 

子どもにとっては夏休み最後の日。夏の終わりの熱気を、あなたにもおすそ分けいたします👹

<🐓目次🔥>

  1. にわとりの鳴きまね大会|コケコッコー!鬼さん逃げて🐓(笑)
  2. 松明投げ|大きな松明に点火できるかな?🔥
  3. 過去の菅尾石仏火まつり記事集

 

▽全体司会は、フリーアナウンサーの森迫麻衣さん🎤

三重町ご出身で、小学生以来の石仏火祭りご参加とのこと。

穏やか声で、軽快で進行が楽しかったです♪

 

 

最初に、他の地域ではなかなか見られない面白いコンテストをご紹介🐓

 

 

(1)にわとりの鳴きまね大会|コケコッコー!鬼さん逃げて🐓(笑)

にわとりの鳴きまね大会2024 大分県豊後大野市「菅尾石仏火祭り」

コケコッコー!🐓」…にわとりの鳴き声が菅尾石仏にこだまする!?

なんと、にわとりの鳴き声ものまね大会が行われるのも菅尾石仏火祭りの特徴🐓この石仏伝説に由来する大会です。


 

[菅尾石仏伝説(概要のみ)]

  1. 昔、この菅尾の地域に、悪さをする鬼がいた。
     
  2. ある日、村の代表者(人間)が鬼にこう告げた。
    明日の朝までに、あの崖に仏を5体彫れたら、私たちは何も文句は言わない。ただし、それができなければ、あなたたち鬼よ、この地から出て行ってくれ!
     
  3. 鬼は早速仏を彫り始めた。それは素早いペース!もう4体完了、5体目に突入!このままでは、本当に明日の朝までに5体完成しそうだ…。
     
  4. 村人「よし、にわとりのものまね名人を呼ぼう!」→名人「コケコッコー!!」
     
  5. 鬼「うわあ~もう朝が来た!5体目がまだできていないぞ~逃げろ~!にわとりの声(=本当は人間の声)を聞き、朝が来たと勘違いした鬼たちは、この地から逃げました。
     
  6. 「もう二度と、鬼が来ないように…」と、僧侶が、磨崖仏の対岸に、「南無阿弥陀仏」と大経文を刻み(=「六字名号」)、この地の安泰を願った。
    磨崖仏の5体目が彫りかけの状態になっているのも、この伝説ゆえだとか。(ぜひ現地でご確認ください)

 

▽「六字名号」。菅尾石仏と対峙する崖に刻まれております。
   

 
豊後大野市内外から11組ものエントリーあり。鳴き声はショート動画でお楽しみください♪

 

YouTubeにわとりの鳴きまね大会2024🐓」 in 大分県豊後大野市菅尾石仏火祭り ダイジェスト動画はこちらhttps://youtube.com/shorts/CvcgNtVpJOU

YouTubeチャンネル登録はこちらをクリック

 

続いて、全参加者を写真にて一挙にご紹介(登場順です)📷

 

 

優勝は、佐伯市米水津(よのうづ)から参戦の若き兄弟

ショートコントで、本格的な鳴き声を披露🐓

優勝賞金3万円は、ご家族との焼肉に使われるとのこと。おめでとうございます✨

 

▽最後に全員で「コケコッコー!」

 

 

続いて、子どもたちが熱く頑張る伝統行事をご紹介🔥

 

 

(2)松明投げ|大きな松明に点火できるかな?🔥

ぐ:ぐるぐると たいまつまわして 柱松 大分県豊後大野かるた

菅尾石仏火祭りのもう1つのオリジナル行事が、「松明投げ(たいまつなげ)」🔥

子どもが小さな松明をぶんぶん回し、大きな松明に投げ入れるもの。上手に投げられると、大きな松明も燃え始めます🔥

 

Cf:📝大分市の夏祭り「ななせ火群まつり」でもおなじみの松明投げhttps://ameblo.jp/takatch/entry-12613807598.html

 

例年は暗い時間帯からの開始ですが、今年はまだ明るい17時からの開始。

これは、子どもたちを遅い時間まで残らせないため(早い時間帯の方が子どもたちも参加しやすいため)とのことです。

 

無事に大きな松明が点火したかな?動画と静止画でご紹介!

 

YouTube柱松への松明投げ2024🔥」 in 大分県豊後大野市菅尾石仏火祭り ダイジェスト動画はこちらhttps://youtu.be/qz7bmT9y8dk

 

▽写真でもご紹介📷

 

▽1本目の柱松に着火完了🧨(1枚目の写真では、小さなたいまつが飛んでいます!)

▽2本目にも無事に着火🧨

 

よき夏の思い出となりますように✨

 

 

このあとは柴山俚楽(神楽)さんの舞を5演目も拝見!

文字数制限の都合で、柴山俚楽さんの舞は後日の記事でご紹介👹

 

 

▽画像だけ先に公開📷

 

 

 

(3)過去の菅尾石仏火まつり記事集

※2005年にも訪問していますが、当時の記事がリンク切れ💦

 
 
今年の火祭りも無事に終了。熱さ残る中でしたが、関係者のみなさまおつかれさまでしたm(__)m
 
この火祭りも、高齢化や過疎化で運営も難しいそうです。地区の方も知恵と汗を出しながら、地区外の方も協力されながら開催されています。
地域の伝説や文化財を大切にし、楽しく盛り上げる/活用するお祭りは尊いです✨そのお祭りを守られる方々のご尽力にも感謝です。
 
夏の終わり、楽しい想い出ができました♪
 

 

以上です(`・ω・´)ゞ最後までお付き合いいただきありがとうございましたm(__)m

 

-------------------------------------------------------
<大分県豊後大野市青年団>
◇MAIL◇nanairobase  gmail.com
(※「☆」を「@」に変換してご投稿ください。)
◇facebook◇ http://www.facebook.com/nanairo.base

☆1日1回クリックしてくださると嬉しいです♪(ブログランキング)☆
   

 

おごめ~ん、団長タカッチ親方です(`・ω・´)ゞ

 

団員による、豊後大野市紹介コーナー!

 

今回は、マニアックな穴場スポットをご紹介!

 

📝大分県豊後大野市で文化財調査員をつとめる私。 地元にある宝物=文化財と出会うのが楽しみです♪

 

今回の舞台は、三重町森迫地区。三重町の北東部、菅尾(すがお)地域にございます。

 

▽緑ゆたかでのぞかな山の麓の地域です⛰

 

この地区には、中世の豪族:森迫氏にゆかりのある文化財が複数ございます。

 

▽森迫地区にある看板で紹介されております!

 

▽先日、📝大分県豊後大野市青年団のあじさい鑑賞会で訪問した大辻山にある看板にて、「森迫氏」という名前が登場し、木になっていました♪

 

その森迫地区で、2つの文化財を初訪問!

 

 
  1. 「森迫石幢」
  2. 「回春庵墓地」

▽いずれも、「石の文化財(宝物)」がある場所です。

【大分】石の文化財!豊後大野市三重町の「森迫石幢」「回春庵墓地」で静かな時間を過ごす

 

豊後大野市に、こんな場所があったんだ!大友氏から信頼されていた豪族がいらっしゃったんだ!」と、地元民ながら初の出会いに興奮!

あなたにも、豊後大野市の穴場をご紹介!機会がございましたら、現地で石の文化財&静かな空間をお楽しみくださいませ♪

 

 

<⛰目次>

 
  1. 「森迫石幢」|公民館近くに立つ石の宝物
  2. 「回春庵墓地」|中世森迫氏やお寺の住職のお墓などがたくさん眠ります。

 

最初に、動画にて現地の雰囲気を感じてください🎥
 
 
 
続いて、写真&文章でお楽しみくださいませ📷✎

 

(1)「森迫石幢」|公民館近くに立つ石の宝物

▽場所はこちら

 

▽道路沿いに、上へと続く長い石段あり。運動のつもりで上りましょう。

 

▽石段の先には、木の門と森迫公民館あり。

 

▽その門の近くに立つ石が、「森迫石幢」です。

 

【💡森迫石幢をご紹介(豊後大野市役所公式ホームページから引用)】

森迫区回春庵跡(現森迫区公民館)敷地内にあり、下の道路脇から移転した。

総高185cm、宝珠を欠失している。基礎・塔身・笠は平面は円形で、龕部は八角で六地蔵と十王像二体を薄肉彫している。

幢身の銘文により天正6年に日向(宮崎県)耳川で戦死した森迫鎮富の供養のため、その娘が安土桃山時代の天正9年(1581)に造立したものである。

 

 

中世森迫氏にゆかりのある文化財です。森迫氏につきましては、「大分県豊後大野市より気ままなblog」さまで詳しくご紹介されておりますので、紹介文章を引用いたします。

 

森迫氏の出自は武蔵国猪股荘、大友能直の豊後国下向に随伴したと伝わっているそうですが、初代当主・大友能直の時代に大友家は豊後・筑後守護職と鎮西奉行職に輔任されたものの、能直と第2代当主・親秀の時代には豊後に下向したという記録は残されていないので明言は出来ません。


森迫鎮富の時には大友氏の奉行として活躍、大友氏の信頼は厚かったそうです。鎮富の嫡子「三十郎親正」は天文20年(1551)8月、大友宗麟の肥後国菊池郡合志城攻めに参戦、子息の親正が合志常陸守の郎黨(家來)山本三十郎に討たれ17歳で戦死しています。

合志常陸守が親正の死体を見れば、冑の中に「命より名こそ惜しけれ武士の道にかふべき道しなければ」の一首の歌があり、常陸守は天晴れなる武士かなと感じ、死骸を大友の陣所に送ったと言われています。

 

豊後(大分)を治めていた大友氏と縁があり、信頼も厚かった森迫氏がこの豊後大野市三重町にいらっしゃっということは、地元民の私でも初耳です!(私は千歳町の人間という言い訳はさておきw)

 

▽市内各地にある石幢で、六地蔵と十王像を楽しむのも通ですね!

 

 

▽森迫公民館近くには、上へと続く獣道があり。

 

この獣道を上った先が、次なる目的地「森迫回春庵墓地」です。

 

 

 

(2)「回春庵墓地」|中世森迫氏やお寺の住職のお墓などがたくさん眠ります。

▽獣道を上るや否や、多くのお墓や石塔と出会います。

 

▽現地看板。

 

【💡森迫回春庵墓地の紹介(豊後大野市役所公式ホームページから引用)】

森迫区の回春庵跡の上にあり、室町時代の永享6年(1434)~江戸時代の元禄2年(1689)までの約250年間にわたる石塔類48基が確認できる。

銘文により地元の中世豪族森迫氏及び回春庵寺僧の墓碑であり、宝篋印塔や宝塔など各種形式の石塔が確認できる。

森迫氏は、戦国大名大友氏の家臣として三重郷を支配しており、回春庵は森迫氏の菩提寺であったと推定されている。

 

 

▽墓碑など。

 

 

▽宝篋印塔や宝塔など、美しい形の石の宝物も多いです。

 

晴れた夏の日ですが、草も生い茂り、少しばかり静かでクールな雰囲気の場所でした。

豊後大野市民ながら、初めて出会う場所に興奮♪地元に戦国大名から信頼された豪族がいらっしゃり、その名残が石の文化財として残っていることが魅力です✨

身近にある場所での新たな発見は、刺激をいただけますよ!

 

あなたもぜひ、地元にある魅力や宝物と触れ合ってくださいね♪地元がもっと大好きになり、人生も生き生きとしますよ✨

 

以上です(`・ω・´)ゞ最後までお付き合いいただきありがとうございましたm(__)m

 
 

 

 

 

-------------------------------------------------------
<大分県豊後大野市青年団>
◇MAIL◇nanairobase  gmail.com
(※「☆」を「@」に変換してご投稿ください。)
◇facebook◇ http://www.facebook.com/nanairo.base

☆1日1回クリックしてくださると嬉しいです♪(ブログランキング)☆