ゾッとしたことブログネタ:ゾッとしたこと 参加中
ブリュッセルのアパートで、

コーヒーを飲もうとカップに注ぎ☕、

おやつの棚へクッキーを取りに行き、

やれやれ、テーブルに戻って来たら、

コーヒーが勝手にかき混ぜられてるではないか!

スプーンがひとりでに動いていた。

クルクル、クルクル

透明人間なのか!?

日本の母に電話したら、

「バイオリン大変なの?帰っておいで!」
ガチャン。

電話切られた。

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あとでこの現象、バイオリンのリッキー教授のお母さん《息子をコンクールで勝たせたい》念と、

フィリップ・ヒルシュホルン先生の若気の至り《50歳の命で良い!コンクール優勝したい!》

という残存思念でした。

もう、何年も前の思いなのに、

ブリュッセル、エリザベート・コンクールで勝ちたい思い。

勝ちたい!という念に進化して、

残存思念として残り、

コーヒーのスプーンまで動かした。

バイオリン奏者はある意味エスパー。

ヨーゼフ・ハシッドやヒルシュホルンは、

バイオリンがなければエスパーとして活躍したかも。

しかし、そのエネルギーより強いグリュミオー先生や、クレバース先生から多くを学べた。

不思議なエネルギー体の、オイストラッフや、ミルシュテイン、メニューイン先生まで、

さまざまな残存思念を、ヨーロッパに残している。

ヨーロッパの十字路といわれるベルギーのブリュッセルには、そういうものも集まっていた。

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音楽資料室に、(男爵グリュミオーの書斎にもあったが)

《ナタン・ミルシュテイン》がインタビューを受けてるビデオがあり、

フランス人の女のアナウンサーが、

「なんでロシアを捨てたんですか?罪悪感とか無いんですか?」

と、攻めていた。

ミルシュテインは困りながらも、当たり障りのない(右や左に傾かない)受け答えをしていた。

その時、私はすごーくミルシュテイン側になって、ビデオの前で見ながら、

「ミルシュテインをいじめるなよ!」

と、日本語で怒っていた。

私も、あだ名が《なたん》の頃があってだか、自分が攻撃受けてる感じになっていた。

「このインタビューアー、見つけたらスリッパでヒッぱたいてやるわ!」
と、私は怒った。

その3年後、オランダで教授へルマンと生徒とみんなで船で町を一周し、

船から降りた時、アナウンサーに靴で頭をヒッぱたかれた。

一瞬、あのときのフランス人のアナウンサー?!と思った。

が、オレンジ色のワンピースを着た背の高いオランダ人アナウンサーだった。

私:「え?なに?なに?」

クレバース先生がかばってくれた。

この事件はとうとう謎のまんま…

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あと、ゾッとしたのは、

クレバース先生はオーケストラのコンマスとして通していたが、

ソロの人よりすごい録音がいくつかある。

《シェエラザード》なんかは

一人勝ち!だ。

これは、ゾーっとする。