Let the beat carry on!

神戸〜明石にて活動しているアコースティックユニット、ALTANOTEでベース弾いたりカホン叩いたりしてます。活動情報など気まぐれに更新してます。


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突然のハイアットコート凍結宣言。一番戸惑っているのは自分だったりして。

ホントはすぐにでも次のプロジェクトを立ち上げるつもりだったのですが、今回のアルバムの出来は自分でも納得がいく曲ばかりで、いつかやらなきゃとか、いつかやろうって思っていたことも全てこのアルバムでできたんですよね。

グッドナイト、グッドモーニングの同一曲でのアレンジ違いの公開であったり、クラウドナインの全力パンクなイントロであったり、フーガのストリングス全開のメロコア、クラッツの多重録音、アフターザレインボウの頭から最後までツービートとか。ラウンドアゲインで昔の自分のセルフカバーもできたし、ワンダフルワールドでずっと心にためてたことは書けたし、ステップバイステップではこれでもかとループサンプル使っていろんな楽器の音を使えた。ウィッシングで軽く聴けるライトなポップスは作れたし、ロストで過去の楽曲復活プロジェクトは完結できた。そして、パイクアンドシールドで過去最速の胸に突き刺さるようなエモーショナルなパンクロックはこれ以上ないくらいの出来で仕上がったし、最後のタイニーボイスで自分へホントに聴かせたかった歌と言うものをちゃんと作ることができた。

期せずして、いまの自分のやりたいことはこれで完結できた。

多分この先やりたいことはまた出てくるんだと思いますが、30代の僕の音楽はこれで全て表現できたんじゃないかな。

実はボーカル脱退、と言うのもプロジェクト自体はそのまま継続してボーカロイドを導入して新生ハイアットコートを立ち上げるつもりだったんです。

アルバムにグッドモーニングを入れなかったのもこの曲をボーカロイドでリメイクしてボーナストラックにしようか、と思っていたんです。けれど、タイニーボイスが出来上がって、それを聴いて、やっぱり僕にはこれしかないし、これ以上もこれ以外もないなあって思って。それはモチベーションのベクトルが違うんじゃないかな、と思った。



ハイアットコートを始めたのは、今だから言えるけれどきっかけは些細なことでした。その時にしてたバンドで自分の曲って持っていっても絶対にすることはないんだな、って気付いた時。当初は歌えるメロディメイカーが3人集まってできたユニットで面白いことができると思ってたんですけど次第に思いの行き違いが生じて。メインボーカルとそのバックバンド、みたいなユニットになってしまった。僕の曲はどれだけこのユニットに寄せて作っても僕が作った以上やることはない。それなら、自分でやろうって。自分のために。

それからは、そのバンドとは別に自分の音楽へのモチベーションをハイアットコートへ注いでました。なんでそのバンドで僕の曲をやらないの?とか歌わないの?と言われても。

そんなこんなで、結局僕の方が耐えきれなくなってバンドは辞めたわけですが。気持ちのすれ違い、と言えたら綺麗な思い出にできるんでしょうが。

バンド活動をやって、いろんなひとにライブに来てもらえてすごく楽しかった。貴重な思い出です。ただ、その時に透けて見えた、音楽やるって何のため、ってその本質の部分を、ひとそれぞれで、きっと誰もがそれぞれのモチベーションでやってんだと思いますが、本音を隠した建前でアーティストを自称することにはすごく抵抗があった。

自分の趣味に知り合いを巻き込んでお金を使わせてんのに。知り合いに声をかけてライブに人を集めてアーティストを気取るのは少し違う。立ち止まる人がいなくとも路上で歌い続けてる少年の方がよっぽどアーティストとしてのプライドを感じる。いい歳になってしまった僕らはどこかで擦り切れてんだ。

だからこそ、ハイアットコートは無料ダウンロードを貫こうって思った。自分をアーティストだなんて自称もしたくないって思った。ネットだけでひっそりと誰ともつるまずにやろうって思った。


好きな音楽を、好きなようにやろうって思った。


幸せなことに、バンド時代に僕を見に来てくれてた一部の人たちは僕の作った音楽も聴いてくれたりしてそれがモチベーションにつながっていたのがホントのところです。

でも、やがて時間も過ぎ、誰もいなくなった。誰も気にもしない僕の音楽に何の意味があるんだろう、って思った。けれど、それこそが自分がもともと自分の聴きたい音楽を自分のために自分で作るってことなんだと、誰のためでもなく自分のために音楽を作っていこうって思ってやっていた。けれど、どうしても、あの頃にいいね、って言ってくれた人たちがまた聴いてくれるかな、とか聴いてほしいな、って思う部分は拭いきれなかった。

今回のアルバムはホントに自分の好きなようにやり切れたというのは事実ですが、出来上がった時にやっぱり聴いてほしいな、って思ったのも正直なところで。自分から聴いてくれだなんてやっぱり今さら言いにくい、だから、心のどこかで気付いてくれるかなって、あちらこちらのSNSにスペシャルトレイラーを貼りつけたりして。

なんか、そんな自分も嫌だなって思ったりもしてんだけど、どうしてもハイアットコートの看板を掲げている以上そういうことはずっとつきまとうんだよなって思って。


だから、ここで潔く終わらせるのもいいんじゃないかな。


ブログを更新する度にアクセス数が少し増える。もしかしたら、誰かがこっそり見てくれてんのかな、なんてポジティブに思いながら毎回書いてましたが、ホントはもう誰も気にしてないんだろうってこともわかってた。

だからここで、それこそ、この胸の全てを刻んで。

いつかどこかでまたこっそりと、誰も知らないところで新しいハイアットコートを始めているかも知れません。だけど、僕の30代の音楽の全ては間違いなく、ハイアットコートとそれを聴いてくれていたあなたたちと共にあった。


いままで、アリガトウ


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2017年コレクション第13弾“Can you hear my tiny voice”を公開いたしました。この曲で2017年コレクションもひと段落、アルバム『glamorouspike』の最後の曲となります。

僕の実家はど田舎で、昔はそこら中に田んぼや空き地がありました。子どもの頃はそこで友だちと秘密基地を作ったりして、みんなそれぞれ大切な宝物をそこへ持ち寄っては自慢しあったりしていました。

今はもう見渡す限り宅地になったりして秘密基地を作れそうな場所なんてなくなってしまったんだけど、あの頃大事にしてたこわれた超合金のおもちゃや、珍しい色をした石コロなんかはどこへやってしまったんだろう。大人には理解してもらえないようなものでも僕らには僕らだけの意味があって、それはそこにしかない価値があった。

先日、ツイッターでフォローしてたある素人DTM使いの人が某コンテストで最終選考まで残りました、と報告していました。何年か前にその人がDTMを始めたころからこっちが一方的に知ってるってだけなんですがその時にあげてた曲を何年も何年もかけて磨き上げ、ついに結果を出すことが出来た。

なんだかわからないけれど、おれ何してんだろって思ってしまった。

その頃から今まで、僕は40曲ほど曲を作ってんですけど、コンテストに出して結果が出せる曲ってあるのかな、って思った。ただただ曲を作っては垂れ流してるだけ。それってどうなんだろうか。音楽をやってるつもりで、おれの音楽なんてどんな意味があるんだろうって思ってしまった。

でも、なんだろう。結局誰かの目を気にしてしまう自分がそこにまだいてるんだろうな、って気付いて。

そうじゃないだろ。

僕が音楽をつくる上で一番大事にしてるのは、自分が聴きたいって思えるメロディなんだ。
歌詞が、とかって話もよく聞きますが、確かにそれは僕も結構こだわって作ってますけど、メロディありきでの話。

いい曲って定義はひとそれぞれで、いいって思うメロディだってジャンルだってひとそれぞれ。もちろん演奏にこだわるひとだっているし、音にこだわるひともいる。だからこそみんなそれぞれにこだわりがあってプライド持ってやっているんだと思う。

僕の音楽は、自分が聴きたいメロディを自分のために自分で作る、っていうのがモチベーションであってそもそも誰かに評価されるためにやってるわけじゃないだろ。

それなのにどうしても、どこかで誰かの目を気にして、誰かにすごいね、とかいいね、って言われたいって思う部分がある。だからこそ、そういうコンテストみたいなものを少なからず意識してしまう。評価ってものを欲しがってる。

いや、違うんだよ。そんなのどうでもいいんだよ。こだわって作るのは大切なことだけれど、自分自身が興味を持てるのかってことだよ。ハットの音1つからこだわって作りました!って興味もてんのかって話。自分に問いかけてみてもそこにこだわって膨大な時間かけることに意味を見出せない。

これは言い訳でもなんでもない。

やりもしないで何がわかる、ってやりたいと思わないからだよ。そこに興味がもてないから。やる気がない、ってその通りなんだけどそれはネガティヴでもなんでもなくてベクトルが違う。そこにストレスを抱えちゃったら意味なんてないから。

ガチでやり込んでる人からすれば僕の作った音楽はその程度のクオリティ、と思われるんだろう。けれど少なくとも自分自身が聴いて納得していなければ納得するまで追求してる。

ただ、ガレージバンドのセッションドラマーはすごく優秀だ、ループサンプルも膨大な数が揃っている。キーボードの音色もある程度のものがいくつもある。ギターも僕が欲しいバッキングパターンはほとんどオートプレイの改変で再現できるし、弾きたい頭の中にあるフレーズはそのまま落とし込んでる。ベースに関しては一番こだわって、自分のベーシストとしての引き出しを全開にして表現してる。

1音ずつ手打ちして、1音にこだわって作り上げる達成感を得るよりも僕は今出来たこのメロディを、今カタチにしたい。

それが僕の音楽をやる理由で、僕の音楽の全てだ。

今回の曲はそんな自分のための曲。誰かのためだったり、誰かに評価されたいがための曲なんかじゃない。これが僕の音楽です。

僕の音楽への本当のこだわりって、作った本人にしかわからないって部分が多くて。ブログには毎回解説文みたいな感じのものを書いてますが、歌詞にしろなんにしろ、書ききれない細かいこだわりってどの曲にもあって。それでも、自己満足でニヤついてるだけでも、誰にも理解されなくとも、これからも僕の好きなように作っていく。子どもの頃に作ったあの秘密基地みたいに。

大切なものがここにある。



{01563E8D-8EF4-4FEB-BED7-7B93C51BC708}

https://soundcloud.com/hi-atcoat/namixclamation-013


Can you hear my tiny voice

あの頃の僕が 振り返り 笑っている
教えてくれよ こんな 未来でよかった?
夢中で駆け抜けて 時間だけが過ぎて行って
大人になり切れないまま さまよえる ガラクタ

子どもの頃に空き地に作った 
僕の秘密の隠れ家
誰も気付いてない訳はなくて
秘密の意味なんてなかった

だけどそこには 自分にしか
わからないような宝物を隠していた
ガラクタでも 大切なものだった 

そんな 僕はいま 大人になってしまって
逃げ場所なんてどこにもない そうだろ
あの頃の僕が 大切にしてたものは
どこで  失ったんだろう 僕だけのガラクタ

忘れかけてた 自分のこと
わからないままで ただ 流されていた
いま 大事なのは あの頃の僕の「自分らしさ」

だからここにまた 僕だけの 秘密の場所
ここに この胸の全てを 刻んで行く

あの頃みたいに 大切に 並べて行こう
誰にも わからなくてもいい 僕だけのガラクタ

これからも僕は僕だけの 歌を歌う
誰でもなく僕自身に 聴かせたかった歌





さて、アルバム収録曲は今作で全て出揃いました。ホームページでは発表しましたが、今作でボーカルnamiが脱退となります。ハイアットコート自体はこれからも続けていくつもりですがそれに伴い活動は休止となります。今後どうするのかは未定ですが、またいつかどこかで、誰も知らないところでふらっと何かを始めているかも知れません。


いままで、こっそりとでも応援していただいていた方々へ。


ありがとうございました。


takahitoNAMIKAWA

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2017年コレクション第12弾“Pike & shield”を公開いたしました。

この曲は以前アルバム製作発表の投稿の時点で、まだ未製作だった曲の中で唯一タイトルが明かされていた楽曲で、そもそもはアルバムの最後の曲にしようと構想していた曲です。今回のアルバムタイトル“glamorouspike ”のpike をタイトルに持つ、このアルバムを象徴するようなトガッたパンクナンバー、にしようと思っていました。

本音と建前なんてどこにでもある話で。いろいろと世間がざわついている中で、正しいこととか間違ったこととか、何なんだよって。建前だけで大きな夢は語っても具体的な話をしない人間はうさんくさい。本音でものをいう人間は信用できるが、でもその分嫌われやすい。何が正しいのかどうかはその人の人間性にしか見えないような気がします。

何が言いたいのか、自分でもよくわからないまま、今回は詞から先に書いていきました。社会的な歌、というとらえ方も出来ますが日常的にこういう、言ってる事とやってる事が矛盾してるってひと、よくいるよなって思います。

こういう事やります!と公言しておいて回りからスゴイね、頑張ってね、なんて持ち上げられても、結局実は何もないとか。立派なマニフェストは実現する事なく、ただの人気とりかよ。いつか誰も、そんなことがあったな、なんて忘れてしまうまでヘラヘラ笑ってやり過ごしてんじゃねーよ、みたいな。

曲に関しては思い切りパンクロック。BPM240という超最速のナンバーとなりました。とにかく速い曲で勢いで押し切るような、そんなイメージの曲にしたかったので小細工なしの直球勝負な感じです。イントロに何かギターリフを付けようかと思ったんですがあまりにごちゃごちゃしてうるさすぎるな、とストリングスを取り入れバイオリンをフィーチャーしています。

もともとはアルバムの最後の曲だったので、アウトロは盛大にストリングスで盛り上げてフェイドアウト、みたいにするつもりだったんですが、もう一曲次に控えているのでコンパクトにまとめました。ただ、ここで少し遊びを入れるというか、FXでいじりまくって混沌とした雰囲気を表現できたかな、と。なんじゃこりゃ、みたいな感じが出せたらいいなと。やりっ放しな感じで終わっています。

いよいよ次の曲が最後の曲です、以前のブログでも少し触れていた曲です。あの曲は今までの僕の曲の中でも一番こだわって作っている曲で、少し時間をかけてでもちゃんと作ろうと思って。今までがいい加減、って訳ではないですけど笑。ただ今まで作ってきた僕の曲の集大成、一番自分に聴かせたいって思う曲。

とりあえず、そんな最後の曲へ繋ぐこの曲を、よかったら聴いてみてください。

{8A1EA23E-0B0C-48CB-A873-D8549096D12A}

https://soundcloud.com/hi-atcoat/namixclamation-012


Pike and shield

何が正しくて 何が間違い なんて 意味はなくて
強きものに正義の風は吹く

愛想と笑顔を振りまいているだけ 
仮初めの夢 叶える気なんてないのに

近づくほどにほら 透けて見える 真実は
誰のためでもなく 作り上げた
自分を守るためのものだろう

Pike & shield
矛と盾は 傷だらけで やがて消えて
何もない 裸の君を誰が支えてくれるのだろうか

絶望の向こうから おれの声が聞こえるか
失くしたものはもう 戻らない
記憶さえも 粉々に消えて行く

Pike & shield…

Pike & shield
逃れ 逃れ 言い訳に 言い訳をして
何もない 裸の君を誰が愛してくれるのだろうか



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