河波浩平の歌う日記

日々のあれこれ…。

公式サイトもあります。
Kohei Kawanami official web site →koheikawanami.com

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明日11/22は、池袋「P's Bar」です。
いつもはピアノのリン・ヘイテツくんとデュオなんですが、今回はギタリストの岩谷耕資郎さんとのデュオになります。
ピアノも少し弾こうかな。

11月22日(土)
池袋「P's Bar」
ギター:岩谷耕資郎
スタート:18:40(2ステージ)
http://ktmhp.com/hp/psbar/live

ピーズバーでは、ワークショップも開催しています。
そちらもぜひっ。
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明日8日は立川ジェシージェイムスです。
またしてもギタリスト・ジオさんと。
デュオならではのコンセプチュアルな演奏をしています。
エキサイティングだったりゆったりしていたりと、想像以上に楽しんでもらえると思うので、立川周辺にお住まいの方は特に、ぜひお越し下さい。

19時からと20時半からの2ステージです。

http://homepage2.nifty.com/jessejames-tachikawa/
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変身願望もなければ、ひねくれた精神にも定評のある俺ですが、先週末、パンダになりました。

[パンダを取り巻く世界]

群馬でのこと。
地域のハロウィンイベントでした。
俺が”総監督”をしているいる子ども達のチームがハロウィンコンテストに出演することになっていましたが、たまたま参加人数が少なくなってしまっているということで、仮装をして一緒に舞台に出ろということになりました。
…このやり取りのニュアンスが難しいんですが、まず、このチームは地元の「キッズバレー」という団体が大まかな運営をしていて、直接の指導・運営は2人の地元の先生がやっているわけなんです。それで俺はというと、曲のアレンジと、全体の指導方針を考えることと、月に1回指導をすること、最終的なジャッジ(「いいんじゃない?」とか言うだけ)なんかをやっているわけです。”総監督”というと聞こえは良いんですが、別に偉そうにしているわけでもなく、むしろ普段は小学1年生の女の子に蹴られたり、3年生の男子に冷たくあしらわれたと思えば、幼稚園の女の子に優しくされて全てがチャラになったりと、楽しくやっています。
そんな風なので、細かい運営や毎回のイベントについても完全に把握しているわけではなく、何かあればその都度先生から声がかかり、俺は自動的にせっせと働くというわけです。

[本番前日のパンダ]
前日に、地域の大手量販店「メガド○キ」に買い物に行ったわけです。
でも、やはり変身願望もなければ、精神もひねくれているので、
「なんかアレだな~…」
と思ったり言ってしまったりしながらグズグズブラブラとしていたんですが、ふと、包装がグチャグチャでビニールテープでぐるぐる巻きにしてある1つの包みに目が止まりました。
「2割引」
これは?!と思って確認してみると、他の商品とは一線を画すクオリティーのリアルな着ぐるみが!
これならイケると思いました。
だって、いっそこれぐらい振り切ってしまえば、もうなんかいいやという気分になるものでしょう?
サイズもなぜかピッタリで、もうこいつはボロボロになりながらも、俺との出会いを待っていたに違いないと、そう感じたわけです。
いいじゃないですか、この偉ぶらない感じと、廃棄寸前の哀愁。
迷った時は、面白い方へ舵取りをするのがベストなんです。
ということで手に入れたパンダでしたが、実際に装着してみると、リアルな造形も好評で、柄にもなく楽しい気分になりました。
ただ、リアルさと引き換えに極めて呼吸がし難く、少しはしゃぐと地獄の苦しみでした。
その時の俺は、楽しい気分も助けてか、本番の数分間さえ乗り切れれば良いと楽観的になっていて、これから自分の身に降り掛かる精神と肉体の地獄を知る由もないのでした。

[本番直前のパンダ]
当日。
快晴の正午は、秋にしては暖かく、気持ちのよい時間帯でした。
俺が行っているお店は、1階が「Village」というなかなか素晴らしいジャズのクラブなんですが、1年ほど前から2階部分を「coffret a bijoux」というランチのお店にして、上下2店舗で経営しています。
2階は窓も広いし見晴らしも良くて、天気の良い日なんてとてもいい気分。
みんなが集まる14:30まではまだ時間もあるので、それまで仕事でもしてようかなとのんびりとパソコンを支度し、コーヒーでもお願いしようかしらとぼんやり想いを巡らせていたところ、
「うわ~!すごい!」
と、オーナーと従業員のダブル大人女子が、なにやら窓の外を見て大人げなく興奮しているご様子。
2人の指す方に目をやると、もの凄い格好をした子ども達の巨大な群れが、イベント会場へ向けて列をなしているではありませんか。
聞いてみると、今回のハロウィンイベントは、地域の子ども達が仮装して一同に会し、会場でエントリーした後、付近一帯のイベント参加店にお菓子をもらって回るというものだそうで、その想像を遥かに上回る規模と子どもの多さには本当に驚きました。
1人で感心していると、
「そろそろ準備した方が良いんじゃない?」
と、パンダの方を指差して俺を見つめるオーナー。
「は?何言ってんの?」
突然の出来事に、阿呆のような返答しかできずにいると、
「パンダだよ、パンダ。」
と、オーナー。
…どうやら俺の本番は、想定の1時間半前から始まることになっていたようです。
前日に試着した時のあの地獄の息苦しさと、季節外れの暖かさ、そして眼下に見える巨大な子ども達の群れを前に、俺はただ背筋に冷たいものを感じながらも、震え始める手でパンダに袖を通すしかないのでした。

[本番のパンダ]
それでもやはり、パンダになってみるとなかなかの気分でした。
一番の発見は、直立しているだけでそこそこ面白いということで、これは未来を明るくしてくれたようでした。


しばらくすると、受付を済ませた子ども達の波が、怒濤の勢いでやってきました。
あまり過剰演技にならないように、そして何より喋らないように気をつけて対応しました。
しかし、気付けば一緒にいたはずのオーナーも何処かへ行ってしまい、極めて狭い視界の外側から聞こえてくるパンダへの要望(「こっち向いて」「手をつないで」「写真とって」「抱っこして」「足の爪切った方が良いよ」など)や、パンダへのアタック(ただ触る、抱きつく、引きつった顔で少しずつ近づいてくる、豆を渡してくるなど)、パンダへの挨拶(「おっす」「ご苦労様です(親)」「パンダ先輩頑張って(高校生女子)」「ちょっとすいません(邪魔)」など)、美人なお母さんへの意識(パンダアイ)、そして怖がって近寄れない子への気遣い(パンダホスピタリティー)など、その全てに1人で反応しなければならない状況になっていて、息つく暇も無くなっていました。
内心焦ってはいるものの、次々に押し寄せる人の波に飲まれてゆく俺。

3度ほどブラックアウトしかけ(これマジ)死の淵を彷徨いながらも、お菓子の終了を合図になんとか約1時間を乗り切りました。
汗だく。
とてつもない汗。
サウナスーツ着て高山なんかへ行ってトレーニングするくらいなら、パンダ着てお店の前に立っている方が効率的で生産的な気がします。
パンダの覆面を外した時、ジャック・マイヨールが頭をよぎりました。
ものすごい水飲んだ。

[パンダの真の本番]
30分ほどの小休止(仕事してた)の後、チームのみんなが集まってきました。
まだクラクラしていましたが、カンタの妹のまことちゃんに飴をもらって元気を取り戻し、軽くウォームアップをして、さあ出発という時、重大なことに気付きました。

「俺は本当にパンダで行くのか?」

パンダはピアノが弾けません。
パンダは歌が歌えません。
パンダは譜面がよく見えません。
そしてパンダは肉体への負担が尋常ではありません。
こんな状態でステージに上がったとしても、一番重要な職務が果たせないのです。
一番目立つのに。
しかし、俺の持っている仮装はこれだけ。
真剣に相談をしても、誰もまともに取り合ってはくれません。
パンダの話なんて、誰も聞いてはくれません。
しかし、なにより重要な問題が目の前に横たわっているのです。
前日は
「パンダで行って、演奏する時は上半身と顔だけ脱げば良いんじゃない?」
なんて簡単に考えていましたが、果たして脱いで良いものか。
沢山の人に目撃され、ちびっ子に懐かれ、キラキラとした瞳で受け入れられたパンダ。その中身がこんな怖い顔してピアノ弾くタイプの、怖いカタチにヒゲを加工しているような、でかい、サラボーンに骨格が似ているって友達のドラマーに指摘されるほどの俺だとバレたら、親はどうあれ、ちびっ子達がどう思うか!
想像するだけでそれこそ恐ろしかったのです。
…しかし、選択肢はありませんでした。
重たい体を引きずるようにパンダボディーとパンダフットを装着し、呪うようにパンダフェイスを見つめ、全てを振り切るように被りました。
しかし不思議なものです。
チームのみんなは中身が俺だと分かっているはずなのに、パンダを装着した途端に目が輝き出すのです。
いつも蹴っ飛ばしてくるあの子も、何度も振り向きながら俺(パンダ)を見てきますし、いつも懐っこい子はいつも以上に抱きついてくるし。
不思議だけど可愛いもんだなあと思いながら重たいキーボードケースに手をかけた時、不意に寄ってきた3年生男子のカンタが
「パンダの時は喋んないでね。黙ってるとマスコットキャラクターになるから。」
と、冷たく、そして誰にも聞こえない小さな声で俺に言いました。
心の重さとキーボードケースの重さって、比例するのですね。

[パンダの終焉]
イベント会場である野外広場は、子ども達とその家族とで大にぎわいでした。
門の前にも、沢山の子ども達が溢れ出ていました。
寄ってくる何人もの子ども達に道を阻まれたので、機材がぶつかって怪我でもしないかと心配になりました。
普段なら一言掛ければ良いんですが、パンダは喋りませんから、ゆっくり前進するしかありません。
周りの人たちから見ると、パンダがゆっくりと移動しているようで、とても牧歌的で和やかな雰囲気だったんでしょうけれど、パンダフェイスの下のリアルフェイスは、キングクリムゾンのジャケットのようになっていました。
{参考画像}

なんとか機材のセッティングを終え、人目に触れない裏の方へ行きパンダフェイスをペコペコやって空気を入れ替え、一息つきました。
こちらのタイミングも気にせずに寄ってくる子ども達に対応しつつ舞台袖に移動し、さあやっとこれから出番だという時、左手のパンダクロー部分に何かが触れるのを感じました。
見てみると、幼稚園の女の子エマちゃんがパンダクローをギュッと握って、不安そうにキョロキョロしています。
「か…かわいいじゃねえか…」
口から出そうになったこのセリフを、胸にグッと押さえつけて(パンダは喋りません)、しっかり手を握り返してあげたところで司会の戦隊ヒーロー(全身タイツ)の呼び込みの声が。
手を繋いで2人で一緒にステージに上がりました。
…絶対に脱げない。
パンダでいるしかない。
でもこのままじゃピアノも弾けない。
歌はもう捨てよう(あるまじき判断。でもマイクが来てなかったし…)。
でも…でも…
と迷っている内に、演奏のタイミングが来てしまいました。
最終的に下した判断は、「顔だけ残して上半身だけ脱ぐ(手と体が一体になっているから)」というものでした。
それが果たして良い判断だったかどうか、今となっては分かりません。
しかし、1つだけ後悔があるとするならば、もっとちゃんとしたシャツを着とけば良かった…。
逃げるように会場を後にしたのでした。

[パンダその後に]
祭りのあと。
汗ダクになってしまった顔を拭き、大量の水を飲んで一息つきました。
会場に残っている子もいたので頭数は揃っていませんでしたが、せっかくだから記念撮影をしてみました。
パンダで。

この後に打ち合わせやレッスンも控えていたので、挨拶もそこそこに三々五々解散しました。
しばらくしてから聞いたところによると、パフォーマンス賞をいただいたようです。
良かったけど、みんなにちゃんと伝わってるのかな?

パンダは本当に大変でした。
体力への負担はなんとかなるんですが、「裏切っちゃいけない」という葛藤がすごかった。
パンダアイを通して見る子ども達の目は、これはもう本当に素晴らしいものでした。
怖がる目をした子もいたし、嬉しそうな目の子もいたし、思春期丸出しの目の子もいたし、色んな子がいたけど、どの子もみんな本当に可愛いもんです。
俺もなかなかひねくれたところがあったりするんですが、実のところ、パンダフェイスの中のリアルフェイスは、キングクリムゾンの時間より、自分でも驚くような笑顔の時間の方が長かったような気がします。
あー、楽しかった!

長々とパンダがあーだこうだと、自意識過剰だと思う方もいるかもしれませんが、違いますから。
あくまでもパンダ意識ですから。これは。
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今日は、池袋P's Barでの

ナミヘイテツ ボーカルワックショップ

の日です。
お昼の時間帯です。
ギリギリの飛び込みでも、お店にお電話を1本かけていただければ大丈夫です。
真面目に楽しく「歌で形作る音楽」についてレクチャーをしていますので、ぜひお気軽にご参加ください。

12日
池袋「P's Bar」

[ ナミヘイテツのボーカルワークショップ ]
open 13:00
start 13:30~(17:00まで)
参加費 2,000yen
河波浩平(Vo兼講師) リン・ヘイテツ(Pf 兼講師)
http://ktmhp.com/hp/psbar/top


台風で予定が空いてしまった方も、ぜひ。
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ホームページを更新しました。
よろしくお願いしますっ。


[ 10月のスケジュール ]

1日 野毛「Junk」
start 20:00~

4日 立川「ジェシージェイムス」
start 1st 19:00~ 2nd 20:30~

12日 池袋「P's Bar」
[ ナミヘイテツのボーカルワークショップ ]
start 13:30~(17:00まで)

17日 高田馬場「Sunny Side」
start 19:30~

23日 高田馬場「Gate One」
start 20:00~

!!詳しくはコチラhttp://koheikawanami.com
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