□ 毎日の特別な日常

クラウドファンディングに、毎日たくさんの応援をいただき、ありがとうございます。
とても嬉しく思っております。


興味を持ってくださるかたも多く、打ち合わせなどで

「あのアプリ、すごいねー!」
「(小さい会社が)よくあんなの作ったよね~口笛

と、お褒め(?)いただくことも増えました。

たしかに、おっしゃる通りで、
「Baby365」は、本来、小さい会社が手を出すようなアプリではありません。

最初に企画したのは、たしか2010年。
赤ちゃんとの、大変だけど愛おしい日々を彩りたい!と、自信をもって企画したものの、
アプリ開発には、いまよりさらに莫大な予算が必要だったので
とある上場企業様に共同開発の形で提案しました。

が。結果は惨敗。
一笑に付されて、さよーならー
でした。

それでも企画書は、捨てることができずにデスクの片隅に。

日々の仕事に別企画に、と
ずーっと忘れておりました。

2011年の前半に我が家には3つの出来事がありました。
震災と、むすこ1の大病と、むすこ2誕生。

妊娠中の震災で、心折れそうになりながらも、

いやいや被災地の支援だ!
原発に怯える東日本の妊婦さんに正しい情報を!

と、社内みんなで気持ちをひとつにがんばりました。
そんな矢先に、むすこ1が病に倒れました。

原因不明、治療法は不確実、完治50%

打ちのめされるとは、あの状態。
周囲の方に、一生忘れられない、大きな大きな支えをいただき、なんとか日々を送ってました。

入院中、起き上がることすらできなくなったむすこの看病をしながら夢見た、わたしの願いは

あー、また、むすこ1と一緒にテーブルを囲んでごはんが食べたいな。
また、むすこ1と同じベッドで眠りたいな。

それだけでした。

歌手の大島花子さんが、震災後に仙台のご友人を想ってかいた「ルミエール」という歌があります。
入院中に何度も聞いたこの歌には
こんな歌詞が。

穏やかに食卓を囲んで おかえりなさいと
言える今日がある
毎日の特別な日常をいつくしみ
灯る光かかげよう


その後、むすこ1は、奇跡のカムバック。
1ヶ月半後にむすこ2も、むちむちの元気に誕生しました。

東京は震災の影響もおさまり、子育てしながらのいつもの仕事もはじまりました。

保育園探しやらなにやらで、あっと言うまに月日は流れ
原稿を書いたりイベントをしたりと日々バタバタと。
ある日ふと、なんのタイミングだったか、デスクを片付けていた時に、

出てきたんです、「Baby365」の企画書が、約3年ぶりに!


いい企画書だわ~
これを却下って、見る目ないっつーの!(笑)

とか言いつつ読んでいると、
なぜか花子さんのルミエールが、頭の中に流れてきました。

毎日の特別な日常をいつくしみ

あ。。。
毎日の日常は、かけがえのない特別だ。

365日の特別な日常


そこから急発進。いろいろな方に会って、なんとか作りたいとお願いし、
やっと作っていただける会社さんをご紹介いただき、開発スタート。

でも、アプリは目処がたったのに
ブックを印刷できる会社さんが見つからない。

365日の、しかも写真を1冊だけ印刷するのは技術的にかなり難しく、
印刷会社10社に会って、できるところはゼロ。
その後も、できたとしてもとんでもない値段の会社しか現れず、
印刷会社が見つからぬままに数ヶ月も経過してしまいました。

ぶーぶー、ぶー!と不貞腐れていたときに
これまたご縁あってご紹介いただいたのが
DNPさんでした。

でも、まさか
天下のDNPこと大日本印刷さんが、
大日本どころか、吹けば飛ぶようなうちのフォトブック印刷なんて…
これまでさんざん大手に笑われましたし、ムリに決まって……


えっ⁉︎
いいんですか~

と、まさかのOK。
わからないものです。

そんなこんなで、あまり公表していませんが、
われらが「Baby365」は、大日本印刷さんが印刷・製本しています。
何回開いても、長年の保存も、安心のクオリティ。


そこからもまた大変で、

アプリと印刷をつなぐ難しさ
アプリと決済と印刷物とお届けをつなぐ難しさ
大切な赤ちゃんの写真を個人情報として守りぬくこと
おまけにiOSは気まぐれに進化するしと
小さな会社にはなかなかハードな開発嵐。

月日はかなりかかりましたが、ようやく今年の2月に完成したわけです。


とはいえ、情けないのですが
うちの会社ではiphone版づくりが精いっぱい。
そのiPhone版も、もっと改良したいところがあります。

このままいったら、
Androidがなかなかできあがりません。



昨日までのあたりまえの日々が、
ある日、突然に消える恐怖を味わったことのあるわたしには
花子さんの言う「毎日の特別な日常」のきらめきがよくわかるんです。


赤ちゃんが泣いてばかりだ、と、こっちが泣きたくなったり
言うことを聞いてくれずに、途方にくれたり
つい叱りすぎて自分で自分を嫌になったり

でも、日常はやっぱりあたたかい。
365日、どうということのない晩ご飯、遊んだおもちゃ、ゲラゲラ笑った絵本
スマートフォンができたおかげで、
そういう日常を、保存して見返すことができるようになったんです。

ポーラスタァは「Baby365」を一発当てて、ワイハで豪遊南の島
とか、そんな下心は、ちょびっとしかなく(笑。うそです)

赤ちゃんや子どもとの、
人生である時期にしかやってこない特別な日常を
仕事や家事にいそがしいママやパパも

日々「あー今日も日常、よかったよかった」

と、そんなきっかけになれば素敵だなと思っています。


先ほど、クラウドファンディングで
「Baby365」を応援してくださった方のコメントを見ていたら
こんなメッセージがありました


うちの子どもたちはもう大きくなってしまいましたが、彼らが生まれた頃、こんなアプリがあったら良かったのにな、と思います。
子育ては大変なことも多いけど、このアプリできっと、ママも子どもたちにも笑顔が広がると思います。


嬉しかったです。ありがとうございます。゚(T^T)゚。


Baby365のAndroid版開発支援は
勝手なお願いと重々承知をしております。
自分の会社の商品開発くらい、自分で出せよという話もよくわかります。

リリース以降、Androidをお使いの方からたくさんのメールや声をいただき
小さな会社が想いだけで作ったものの
結果として、Androidの方に届かない。
力をつけて、もっとサービスがよくなるように
お預かりしたきらめきを、大切にお届けできるようにと想い
クラウドファンディングに参加しました。

すでに100人を超えるかたが、お金を払って応援くださっており
胸がいっぱいです。


また、現在、「Baby365」の開発と保守をしてくださっている会社の担当者さんが
2名いらっしゃるのですが
これがまた、おふたりとも小さなお子さんのパパ。
”もっといいアプリにしましょう”と言って
「Baby365」のことをとっても大切に保守してくださっています(←私がムリばっかり言っているのに)

おふたりが、きっと素晴らしいAndroid版にしてくれます。
応援いただいているお金、大切に使わせていただきます。


よーし目標金額まで残り60%、がんばろっとヘ(゚∀゚*)ノ


baby365 Android版に挑戦しているページはこちらです!>


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