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子の誕生から1カ月です。はやい。

わたしもママになって1カ月です。

新入社員なら、そろそろ5月病になる時期です。



というわけで、1か月の経験を通じ、子育てについて わかったことを

ちょこちょこと 残しておこうと思います。

当たり前になってしまう前に。




最初の気づきは 『子育てには時間がかかる』。


よく「子育てママは忙しい」といいますが

これまで わたしは その意味がわかっていませんでした。

“仕事をしている私のほうが、よっぽど忙しいわい” と、

世のマザーズたちから火あぶりにされそうな そんな気持ちでおりました。

まるで男性の意見です。


だって、仕事は 実際 忙しいんだもの。



なのですが

やってみてわかったのは 子育てママは「本当に」忙しい。


理由はたぶん、相手が子供だから。

まず、どうしたって時間を しっかりと かけざるを得ない場面がたくさんあるのです。


たとえば 「ほれ、子よ。母さん仕事があるから、とっととミルクを飲み終えてちょうだいな」 とか

できないじゃないですか。

子は、まだ とっととミルクを飲めないんだから。

ゆーっくり待つ。途中でうとうと眠ってしったとしても、じーっくり待つ。

これも仕事の そして 愛情のうちなのです。どうやら。


ゆーっくり見守っていると、

子は ほにゃらほにゃらと のらりくらりと ミルクを飲んで

ふと気がつけば1時間くらい過ぎていることもあります。

その間、ほかの何をすることもできません。

だってほら 人の食事中に すぐ傍で 別のことをするなんて、失礼でしょ。


そして ミルクの後は、子がミルクと一緒に飲んでしまった空気を

「ケホッ」と出すためのお手伝いをせねばなりません。背中をトントンと。

でるときは5秒で出ますが、かかるときは5分も10分もかかる。

これを1日に 10回くらい やるわけですから

1回平均が4分だとして、24時間の内の40分が「ケホッ」タイム。

企画書が3本は書ける時間です。ケホッ。


ミルクに おむつに 寝かしつけ。

累積で あっという間に時間が経過していきます。




こんなに時間が奪われるのに、子育ては効率化もうまいことできません。

家事の効率化ができても、子育ての効率化は難しいのです。


「よーし、暇だし前もっておむつをでも替えておくか」 とか意味ないですから。

ぜーんぶ、都度、都度。

発生ベースなのです。誰にも読めない 突発まつり。

せいぜい、おむつをできるだけ近くに出しておくとか

ミルクの湯ざましを一応 用意しておくとか できることは その程度です。


だから。予定なんて立ちません。

「子に聞いとくれ」としか言いようがないのです。

スケジュール帳は真っ白なのに、タスクみっちり。


食事中でも、電話中でも、いつだって突発でやってきます。

ピー と泣いたら スタートの合図。



おまけに。

子は、日々気まぐれに進化するので、「傾向と対策」なんてものも

一向につかめません。

「なるほどー、こうやるとすんなり眠れるのね。母さんわかったわよ」 なんて得意になっていても

3日後には、まったくちがったマイブームがくるようで、先の手段はまったく意味をなしません。



そりゃそうですよね。

まだ、性格やら人格やらも固まっておらず

本人だって、なにが嬉しいんだか よくわからないのだろうから。

体も頭も ものすごいスピードで成長していて

きっと混乱だってしているはず。


そんなこんなで

子育ては省略や効率化が難しく、時間がかかる。時間が必要。予定は未定。


それでも 1日は変わらず24時間なので、すなわち、家事やら仕事やらの時間が奪われる。

結果、母さんは忙しいわけです。


じっさい、今の私には温かいお茶を1杯飲む暇すらありません。

突発に翻弄され、せっかくいれたお茶は冷めていくばかり。

気がつけば、ティーバッグを3時間ぐらいカップにつけっぱなしにしていることも。

お茶がインクみたいになっています。



でもそうやって、たーっぷり時間を割いて

しっかり寄り添うことが 今は必要なのでしょう。



考えてみれば、子はこの世に現われて たったの1月。


敵も味方もわからず

生きることと死ぬことの区別もつかず

自らの意思で寝返りすらうてない。


さぞ不安でしょう。

そりゃ、泣きます。そんな状況、わたしだって泣く。


だからわたしたちが じっくり寄り添って

子の目の前に現われた 不安だらけの世の中を、

希望と期待ばっかしになるように いまはそっとお手伝いをするのです。





と、ブログなんかを書いていると

あ、泣くぞ、泣くぞ。

またお茶が飲めなかったなりー となるわけです。かしこ。



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弊社の新媒体 『ニンプス』 が

フジサンケイビジネスアイ に、紹介されました。


これにともない、Yahoo!JAPANにも ちゃっかり載っけてもらえています。


えへへ、ありがたいです。



はたらく妊婦さんのおやくに、ちょろっとでも立てますように。




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□ 夕暮れ なみだ


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出産後、1ヶ月はしっかり休む。

休むことが仕事。


そう心に決め、自宅に引きこもって はや20日。


うー。仕事が、会社が気になります。

PCでできる仕事は、ちょこちょこしておりますが

出勤やアポイントは、まだゼロの状態。


来月あたまの1ヶ月検診を待ち、

母子ともに太鼓判をもらってから ゆっくり復帰をしようと思います。


そんなひきこもり状態の中、先週、1回だけ子とともに外出しました。

出産した病院での検診です。

(わたしが出産した病院では、任意で産後1週間~10日目あたりに 検診をしてくれるのです。)



病院の帰り路。

マンションの3ブロック前でタクシーを降りました。

久しぶりの街を、少しだけ歩いてみたくなったのです。


スリングに子を包み

気持ちの良い夕焼けの中を、てくてく。

途中、老舗の和菓子屋さんでカステラを買いました。うこっけいの卵のカステラです。


たった2週間の間に、外はすっかり秋になっていました。

キンモクセイの香り、

空は青く高く、葉っぱもいつも間にか、カサカサしていました。
たしか、出産の日は 半袖でも平気だったのに。

そんな、少しだけ物悲しい秋の気配を感じたせいか
わたしまで感傷的になってしまったようです。



マンションまであと200メートルばかりのところで

ふと目にとまった、ベビーカーを押すお母さんと子供の姿。


あたりを見渡すと 同じような親子連れがたくさんいました。


子供はちびっこい赤ちゃんから5歳くらいまでいろいろサイズ。

母親たちは、とくべつ幸せそうでも不幸そうでもなく、

買い物の帰りだったり、お散歩だったり、お迎えだったり。ごく普通に。


ただそれだけです。

ふつうのふつうの景色です。



でも。ふかくにも。

ちょっと泣きました。



わたしは、間もなく仕事に戻ります。

子をシッターさんや保育園に預け、仕事に戻ります。

そこに迷いや不安はありません。

会社が大好きで、大切です。仕事も大好きです。



けれども。

たぶんわたしは、こんな夕暮れの中を

こんなふうにゆったりベビーカーを押して子とともに歩くことは きっとないでしょう。



仕事に戻ることは誇りです。

そういう母でありたいし、子にはそういう父と母を見ていてほしいです。

それがわたしたちだからです。


だからちゃんと、覚えておこうと思います。

世の中には、夕暮れの中をママと毎日お散歩している子供がいることを。

わたしたちは子に、そうすることができないということを。



できないことが、

子にとって「さみしい」と同じにならないように。


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□ ボクサーのよう


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おととい退院しました。
たくさんのお見舞いやお祝いのメッセージなどなど、
ありがとうございました。勇気づけられました。

おかげさまで、2人とも元気です。


退院したので、仕事にも復帰です。
とはいえ、まだ手負い状態なので
自宅でカチャカチャといった感じです。


なにぶん、3時間おきにミルクタイムがやってくるため

3時間仕事 → ミルクタイムに1時間 → 3時間仕事 → ミルクタイムに1時間 …

と、24時間 延々とこれを繰り返しています。
まるでボクサー。ラウンド1、Fight!

朝も夜もありません、あるのはただ 3時間刻みのミルクタイム。


あ、うそです。
子の気分次第で、2時間や1時間。
いやいや30分で次のミルクタイムが来る場合もあります。

 
大変?
いえ。あ、大変といえば大変なのですが
永い人生の中、こんなにも誰かに手を焼かされることは
そうそうないものです。

子に手を焼きつつ仕事。
きっと、良い思い出になるでしょう。



そんな中。
昨夜、子を洗ってみました。
洗っているのはフクロウです。じゃぶじゃぶ。


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産んでみまして 3日経過。
病院にパソコンを届けてもらったので
すこし 仕事ができるようになりました。
(看護婦さんが、「体を休めなさい」と 目で怒っていますが…)

子も。自分のからだも。そして会社のみんなも仕事も。
ぜんぶ大切なものですから
うまいこと優先順位を付けて やってこっと。


入院生活は、まるでまるで
いつもと別世界。
いろんなことを ぜんぜん違った角度から考えるのにちょうどよいです。

激動の日々で
わかったことや、しったこと、気が付いたことがたくさん。
以下、脈絡ないですが
出産後は「忘れっぽくなる」らしいので バラバラと残しておきます(おぼえがき)。

(1)
同じ部屋のママーズや、
あと婦人科に入院しているおばちゃんたち
みな、やさしいです。
夜中に子がビービー泣いても 許してくれて、声かけてくれて。うるさいだろうに、本当に。
あぁ、人って命にやさしいんだな、って。
わたしも人の命にやさしい人間になりたいなぁと。


(2)
子育ての大変さって もしかすると
「不毛」と思ってしまうこととの戦い。そして「見返り」を求めてしまう自分との戦い。
なのではないかと。

なにせ、子を相手にしていると
効率とか省略とか作戦とか理屈とか そういうものが まったく通用しないもよう。
なにせ オムツをかえたとたんに、即もらします。しかも何セットも。

これを 無駄なことだと感じればやりきれないでしょうし、
こんなに頑張って育てたんだから と 見返りを求めたら 子の人生を食ってしまう。

自分が産みたくって産んだんですから
無駄なわけないし、見返りなんていらないはずなのに。

この一見「不毛」との戦い。
具体的には、おんなじこと(のように見えること)を
どんだけ「てってー的に付き合ったるぞ」と はらをくくるか が勝負なのかな。
まだわかんないけど、今日のところはそう思います。


(3)
出産後のふしぎ、いくつか。
万人共通なのか、わたしだけなのかは、また追ってヒアリングをしてみますが
私に起こった不思議なことは

・出産後12時間くらい、異様なハイテンションに見舞われました。
 後に考えてみると、これは
 出産後、ダメージある体を敵から守るためのアドレナリン的なもの あるいは
 あまりに衝撃的な出来事の後の、心を守るための何か とかなのかなぁと。
 体は疲れているのに、頭が異様なテンションになるのです。くるくるパーになる。

・体がいったんバラバラになる感覚と目のダメージ
 その後、体がバラバラになるみたいな感覚がおこり
 私の場合は、自分の体が足(くるぶしから下) だけになって歩いているみたいな感じになりました。
 私が1個の足になっちゃったみたいな。

 ついでに、目に異様なダメージが来ます。頭が痛くなります。
 文字が読めない、おえない。 これが続いたら、編集職生命の危機です(←おおげさ)。

・おまけに、出産のことを振り返ろうとすると
 また体が痛くなり、うまく思い出せなくなります。
 これは、2日目の途中でだいぶ良くなり、いまは多少、思い出せますが
 初日はまったく無理でした。
 振り返れば、すぐに痛みが戻ってくる みたいな感じで。

 これも、あのトラウマ要素を忘れさせる何かの作用なのではないかと。
 なので、下手に自分の出産をビデオとかに残すのは
 人間として いけないことなのかもしれません。
 わかりませんが。

ほかにも、まだ出てくるかもしれません。
お母さんにでも聞いてみてください。


(4)
母乳といえば、ありきたりですが
つまり自分自身が、栄養源というか、食物になるというのは
変な気分です。
普通、倫理的に人の体は食べないですから。

なのに、子は私の一部をたべて生きる。なんて不思議な。

食物と化した私。
妊娠中から感じておりましたが
わたしの「芯」って一体何なんだろうと、考えさせられます。ポジティブにだけれど。

ひとまずは4つ。

これで男性にも 多少 気配が伝わりますでしょうか。

最後に、子の産まれたてショットを。
撮影はフクロウ。
へその緒を切った直後のようです。おぼえていませんが。

おっと。子は男の子です。

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