2012-01-27 06:24:43

2008年秋、久住章さんとの奇跡の2週間を振り返る 第2話

テーマ:中屋敷 剛のつぶやき
さあ、いよいよ久住章さんが札幌に来られる日が近づいてきました。

ここで最初の奇跡が起きていました。
当初、久住さんからは3日程度の協力ならという予定でしたが、7日間くらいいけそうだということになり、それが最終的には2週間近くまで伸びたのですから。

私は久住さんに確認のお電話をしました。
「職人のレベルはどの程度の人間が必要でしょうか?」と質問をしました。
すると・・・

「中屋敷さん、何にも気つかわんでもええよ、どんな奴でもかまへん!やる気無いやつでもかまわんから!ガハハハハ」と。

「やる気無いやつでもって・・・凄すぎる」

心配していた施工メンバーも北左連青年部の会員の協力のおかげで無事集まりました。
土壁ギャラリーを施工するメンバーは北左連青年部の21歳から39歳の若手職人9名で構成され、
「チームデザイナーウィーク2008」と名付けられました。


チームデザイナーウィーク2008の特長はというと、
①若い
②メンバー全員が違う会社である。
③土壁経験者がほとんどいない    以上。

土壁ギャラリーを作成しようとしているのに、土壁経験者がほとんどいない・・・。

凄い特長でしょ?

今振り返ってみても、ほんと恐ろしい挑戦でした・・。

いよいよ久住さんが来られる日を迎えました。
私は空港に迎えに行きました。

それまでの久住さんとのやりとりは、
私の方からは、ビルの図面と写真をFAXさせていただいただけ。
久住さんの方からは、施工当日までに必要な材料のリストをいただいただけ。
それ以外のやりとりは一切ありませんでした。
どんなギャラリーをつくるのか?どんな壁を施工するのか?何もわからない状態でした。

空港から札幌へ向かう車中で久住さんが「こんなん、やろうと思っとるんよ」と図面を見せてくれました。
$中屋敷左官工業(株)-図面
(実際に久住さんが書かれた図面です)

図面の右側にはアーチとありました。
「ここに、アーチを作ろうと思うんですよ」と久住さん。
「アーチですか?」私にはさっぱり意味がわかりませんでした。

久住さんの中には完成写真がもうすでに出来上がっているようでした。
どんな職人が来るのか、メンバーの実力もまったく知らないのに、もうやる事は決まっていました。

「本当にこんな短期間で、これだけのことできるのだろうか?」私には正直イメージできませんでした。

車は千歳空港から札幌市内に入り、
その夜は、チームデザイナーウィーク2008の結団式が居酒屋で行われました。

参加メンバーは久住章さん、出村北左連理事長、長谷川北左連青年部部長、私、チーム監督の千葉さん、そしてチームデザイナーウィーク2008のメンバー。

メンバー皆、血気はやる若者です。
「俺はお前には負けねえよ!」的なオーラがバチバチの雰囲気でした。
あの時はまだ、お互いが商売敵に見えていたのかもしれませんね。
「どうしても参加したい!」という人間より、「とりあえず会社から行ってこいって言われたんで・・・」的なメンバーの方が多かったんです。
自分が今までやったこと無い仕事への不安もあったり、様々な感情が入り乱れていたのでしょうね。

その時の集合写真。
$中屋敷左官工業(株)-チーム
最後列で腕組んじゃってカメラ睨んでたり、となりで前のめりになってたり、引き気味だったり、笑顔だったり・・・様々な感情が入り乱れている雰囲気が表れていると思いません?

そんな中でも久住親方は、「なかなかこんなに若いものだけでやる現場なんて珍しいのう。」とうれしそうでした。

技術も未熟、土なんてろくに触ったこともない若手職人。
おまけにお互い一緒に仕事もしたことない、顔を合わせたのも今日が初めての同業他社の職人同士。

そんな集まりの「チームデザイナーウィーク2008」

このチームがどんな奇跡を起こしたというのか?

さあ、この結団式の翌日からさっそく施工に入ります。

コメント

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1 ■わくわく^^

次がとても楽しみですo(゜∇゜*o)(o*゜∇゜)o~♪

2 ■Re:わくわく^^

>おんなは愛嬌♪ 改め 笑み輔@生涯応援団長さん
いつもコメントありがとうございます!(^^)

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