November 11, 2009 11:15:07
マイケル・ジャクソン「THISI IS IT」に思う。
テーマ:ここ☆いってん
先週末、マイケル・ジャクソンの最後の作品である「THSI IS IT」を見てきました。
多くの人が言う様に、涙が出ました。
ホロリ。
合計二回の涙。
一回目の涙は、我々が失ったのが如何に偉大なアーティストであったかという失望、
一方で、その偉大なアーティストと同じ時代に生きられたという幸福について。
二回目の涙は、レベルは天と地ほど違えど、同じクリエイターとして、
どれだけ自分が甘えた人生を生きてきたのかという悔しさと反省について。
実際、後者については今日現在も引きずったままです。
仕事を中心とする自分の人生について「明日からどう生きるべきか」をずっと考えています。
言うまでもなくMJは完璧主義者です。
幸運にも、一番多感な時期に、その完璧な作品の影響を受けてボクは大人になりました。
彼の作品に触れたのは中学一年の頃。
塾の英語の先生が彼の信者で、
洋楽に目覚めるその時期に、ボクを含めた相当数の同級生がMJの影響を受けました。
同じクラスのアタラシ君なんて、できてもないムーンウォークを休み時間に自慢げに披露していた。
アタラシくん、お元気ですか。
VHSビデオしか動画を繰り返し見る術がない時代、ボクらはいろんな番組を録画しまくって何度も見ました。
当時とんねるずが「みなさんのおかげです」でパロディーしたBADのビデオすら今でも実家に残っているはず。
久々に見たいなあ。
彼のショートムービーを何度も見た影響は、直接的に映像ディレクションの仕事に生きている気がします。
同一画面中に存在する動きがどれだけ揃っているか、違和感は無いか、
重要な動きに対して、一番気持ちいいタイミングで効果音がハマっているか。
部下に「そこまで拘る必要なんてないじゃないですか?」「そんなとこ誰も見てませんよ。」と言われながら、
頑なに修正のディレクションを繰り返す。自分の心も半分折れかけながら。
文字通り、完璧に作られたムービーに、ボクは育てられたのだと思います。
そのレベルが及第点な以上、時間一杯まで使って近づきたいじゃないか。
しかも、最後の最後に「THIS IS IT」という映画の中で、
製作過程=生みの苦しみの部分を見せてくれる事で、さらに大事な事を再確認させてもらいました。
彼は自分が求める完璧を現実化する為、
折れずに、キレずに、強く、そしてソフトに、辛抱強く作り上げていくその過程を見せてくれます。
クリエイティブの仕事をしている人間であれば、
いや、真面目に仕事というものに取り組んでいる人間であれば誰でも、
自分が求める理想と、作り上げていく過程で対面する現実とのギャップに愕然とした経験があるはずです。
ある者は自分の能力の無さに、ある者は自分以外のメンバーを理由に、
ある者は所詮それは理想なのだと言い訳をし、
ある者は生き甲斐としての仕事を捨て、安易に金儲けと割り切って上辺のテクニックに走っていく。
独立し、五年が経ち、
程度はどうあれボクもその負のサイクルに入っていたかもしれません。
反省。
今のタイミングで、この作品に出合えて良かった。
MJのレベルになってもクリエイションの過程に様々な壁や障害があるのだとすれば、
今のボクごときが、それを理由に現実から逃げるのはあまりにも甘えた話だと思う。
年を取れば取るほど、立場が上がれば上がるほど、
弱い部分や試行錯誤する過程は、人には見せられない気がしてきます。
それが自分を追い詰めて、現実との折り合いをつけるタイミングがフライング気味になってくる。
それではダメなんだと、ボクを含め、甘えた時代に、MJは最後のプレゼントをくれたんだと思う。
ありがとう、マイケル。
あなたと同じ時代に生きていて本当に良かったと思います。
多くの人が言う様に、涙が出ました。
ホロリ。
合計二回の涙。
一回目の涙は、我々が失ったのが如何に偉大なアーティストであったかという失望、
一方で、その偉大なアーティストと同じ時代に生きられたという幸福について。
二回目の涙は、レベルは天と地ほど違えど、同じクリエイターとして、
どれだけ自分が甘えた人生を生きてきたのかという悔しさと反省について。
実際、後者については今日現在も引きずったままです。
仕事を中心とする自分の人生について「明日からどう生きるべきか」をずっと考えています。
言うまでもなくMJは完璧主義者です。
幸運にも、一番多感な時期に、その完璧な作品の影響を受けてボクは大人になりました。
彼の作品に触れたのは中学一年の頃。
塾の英語の先生が彼の信者で、
洋楽に目覚めるその時期に、ボクを含めた相当数の同級生がMJの影響を受けました。
同じクラスのアタラシ君なんて、できてもないムーンウォークを休み時間に自慢げに披露していた。
アタラシくん、お元気ですか。
VHSビデオしか動画を繰り返し見る術がない時代、ボクらはいろんな番組を録画しまくって何度も見ました。
当時とんねるずが「みなさんのおかげです」でパロディーしたBADのビデオすら今でも実家に残っているはず。
久々に見たいなあ。
彼のショートムービーを何度も見た影響は、直接的に映像ディレクションの仕事に生きている気がします。
同一画面中に存在する動きがどれだけ揃っているか、違和感は無いか、
重要な動きに対して、一番気持ちいいタイミングで効果音がハマっているか。
部下に「そこまで拘る必要なんてないじゃないですか?」「そんなとこ誰も見てませんよ。」と言われながら、
頑なに修正のディレクションを繰り返す。自分の心も半分折れかけながら。
文字通り、完璧に作られたムービーに、ボクは育てられたのだと思います。
そのレベルが及第点な以上、時間一杯まで使って近づきたいじゃないか。
しかも、最後の最後に「THIS IS IT」という映画の中で、
製作過程=生みの苦しみの部分を見せてくれる事で、さらに大事な事を再確認させてもらいました。
彼は自分が求める完璧を現実化する為、
折れずに、キレずに、強く、そしてソフトに、辛抱強く作り上げていくその過程を見せてくれます。
クリエイティブの仕事をしている人間であれば、
いや、真面目に仕事というものに取り組んでいる人間であれば誰でも、
自分が求める理想と、作り上げていく過程で対面する現実とのギャップに愕然とした経験があるはずです。
ある者は自分の能力の無さに、ある者は自分以外のメンバーを理由に、
ある者は所詮それは理想なのだと言い訳をし、
ある者は生き甲斐としての仕事を捨て、安易に金儲けと割り切って上辺のテクニックに走っていく。
独立し、五年が経ち、
程度はどうあれボクもその負のサイクルに入っていたかもしれません。
反省。
今のタイミングで、この作品に出合えて良かった。
MJのレベルになってもクリエイションの過程に様々な壁や障害があるのだとすれば、
今のボクごときが、それを理由に現実から逃げるのはあまりにも甘えた話だと思う。
年を取れば取るほど、立場が上がれば上がるほど、
弱い部分や試行錯誤する過程は、人には見せられない気がしてきます。
それが自分を追い詰めて、現実との折り合いをつけるタイミングがフライング気味になってくる。
それではダメなんだと、ボクを含め、甘えた時代に、MJは最後のプレゼントをくれたんだと思う。
ありがとう、マイケル。
あなたと同じ時代に生きていて本当に良かったと思います。















1 ■MJ
ボクはこの映画をまだ観ていないのですが、ナカヤマン.さんのこの記事を読んで映画館に観にいこうと思いました。
ありがとうございます。