世田谷区議会議員 中塚さちよオフィシャルブログ「世田谷の介護・福祉関係で交流!」Powered by Ameba

世田谷区議会議員・ケアマネジャー中塚さちよの活動報告、議会報告、ケアマネのお仕事、日常など


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民進党世田谷区議会議員の中塚さちよです。
今日から、ブログも頑張ります!
今回は「天皇の生前退位の問題点と理由」についての記事です。
 
ご承知のとおり、本年7月に成立した退位特例法により、現在御年83歳の今の天皇陛下の生前退位が認められたところですが、
 
いまなぜ天皇の生前退位に関する記事なのか!?
 
不思議に思った方もいらっしゃるかと思います。
 
来月9月1日に行われる民進党の代表選挙に立候補表明している枝野幸男衆議院議員が、この天皇の生前退位を可能にする退位特例法が可決された本会議を欠席していたとのことなので、その問題点や理由、背景について調べてみました!
 
 

表題の「天皇の生前退位」ですが、本年7月に与野党全会一致で可決された退位特例法。

正式には「天皇の退位等に関する皇室典範特例法」という名称になります。これには、

 

●天皇陛下に退位を認め、皇太子さまの即位を実現すること

●陛下の退位後の称号を「上皇」とすること

 

といった内容が盛り込まれており、生前退位される日は特例法の公布から3年以内とされています。

枝野氏はこの生前退位の採決があった本会議を欠席し、採決に加わっていません。

 

参院では、

自由党の4名の議員(山本太郎、森裕子、青木愛、木戸口英司)

自民 松村祥史、民進 風間直樹 

が棄権、

 

衆院では

亀井静香議員ら3名の無所属議員が反対、

自民 斎藤健、民進 阿部知子 、自由 玉城デニー が棄権、

 

以下のメンバーは本会議を欠席しています。

自民  石破茂 河野太郎 ら4

民進  枝野幸男※高木義明

自由  小沢一郎※

無所属 中川俊直

 

「全会一致」というと、全員が賛成したという印象を持たれる人が多いと思います!

しかし、会派としての賛同があっても、そこに所属する議員が個別の事情や思想信条により、違う態度表明をすることも実はあるのが議会の裏側だったりします

 

 

■天皇の生前退位に関する、民進党の考え方

民進党の基本的考え方については、党のホームページに、衆院議院運営委員会での馬淵澄夫氏と菅官房長官のやりとりとして掲載されています。

 

「皇位が『皇室典範の定めるところにより、これを継承する。』と憲法2条で規定されていることから、特例法ではなく皇室典範改正による制度化が必要」「124代中、58方の天皇が生前退位しており、長い歴史の中でむしろ普通のことであり、伝統に合致するという点でも退位制度の恒久化が必要」だと説明した。

 

 結果的には、皇室典範の付則の改正で対応することになったが、「その付則の最初に出てくる『退位』とは、特例法の名称とは別個の普通名詞としての『退位』であり、将来の退位の際の先例となり得ることの論拠となっていると考えるが、政府としても同様の見解か」とただした。それに対して菅内閣官房長官は「政府としても衆参両正副議長の『議論のとりまとめ』を厳粛に受け止め、その内容を忠実に反映した法案を立案した。この法案は天皇陛下の退位を実現するものではあるが、法案作成に至るプロセスやその中で整理された基本的な考え方については将来の先例となり得るもの」と答弁した。

 

■枝野氏欠席の理由と特例法の問題点

民進党のなかでもリベラル左派という位置づけの枝野幸男氏ですが、枝野氏は退位特例法の採決のあった本会議を欠席し、議決に加わりませんでした。

 

枝野氏は、天皇の生前退位に関して、そもそもの民進党の考え方である、今の天皇一代限りに適応される特例法で対応するのではなく皇室典範の改正を行うべきとの理由で、今回は議決に加わらなかったと報じられています。

 

特例法で行うことの問題点としては、

特例法だと生前退位が今の今上天皇 明仁様おひとりにのみ適用され、今後の天皇には適用されません。

高齢化が進む中で、将来の天皇陛下にも同じ問題がおこる可能性も高いですが、その際にまた特例法を検討しなくてはならないのか? 

退位後の呼称、新しい元号や女性皇室等々、さまざまな課題や問題点の解決が先送りされることも懸念されます。

 

また、枝野氏は衆議院憲法審査会の委員をつとめておりますが、以下に引用します平成281124日の衆議院憲法審査会での発言をみると、今回の退位特例法に関する議論のプロセスについて問題視していることがわかります。

 

「憲法に密接に関連する基本法制の調査は、国会法に規定された憲法審査会の任務です。皇室典範はまさにこの憲法に密接に関連する基本法制そのものでありますから、これについて調査するのは、国会法に規定された憲法審査会の任務です。天皇の譲位について有識者の閉ざされた議論が先行するのは、天皇が国民統合の象徴であるというその地位に照らしても妥当ではありません。譲位の問題について国民の代表機関である国会において速やかに議論する責任があり、それを担うのは、国会法に照らして憲法審査会しかありません。」

 

枝野氏は、今回の天皇陛下の退位特例法が、国会法で規定された憲法審査会の議論をまたず、安倍首相の私的諮問機関である「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」(以下、「有識者会議」)で性急に結論を出そうとすることに、異議を唱えています。

 
■天皇の生前退位はどこで議論すべきだったのか

憲法審査会のメンバーは、衆参それぞれの議席数に応じ各党に委員が配分されるしくみとなっています。

選挙でえらばれた国会議員の各政党の勢力を反映する形となりますので、その時々の民意が反映されると言ってよいかと思います。

 

一方、有識者会議は安倍首相の私的諮問機関です。

この有識者会議では、天皇陛下の生前退位について専門家にヒアリングを行い、議論をとりまとめて首相に提言を行ったのですが、そのヒアリング対象となった専門家の16人うち8人が、櫻井よしこ氏、渡部昇一先生、百地章先生、八木秀次先生といった、あの「日本会議」に関係をしている安倍首相のお友達メンバーであり、ググっていただければすぐわかりますが色々な問題点が指摘されています。

 

枝野氏は「一部の有識者の皆さんが政府でヒアリングとかを受けていろいろやっているようでありますが・・・少数の恣意的に選ばれた有識者の皆さんだけが議論をしていて、国民代表たる国会が議論しないというのは到底考えられない」と、憲法審査会のありかたについても、森英介会長(自民党衆議院議員)に意見をつけています。

 

枝野幸男氏が天皇陛下の生前退位の特例法への採決に加わらなかった理由に、このようなプロセスの問題点や有識者会議が行ったヒアリングの問題があったことを指摘しておきたいと思います。

 

天皇陛下の生前退位といった日本国民にとってとても重要な問題が、国会で議論されず、首相の私的諮問機関という位置づけの会議での結論が重視されるというのは、民意の軽視とも受け取れますし、しかもその会議のメンバーやヒアリング対象となった専門家の方々が保守派や首相のお友達にかたよった人選であったとなれば、天皇の生前退位を認めることに賛成したくても、この特例法を手ばなしで賛成はできない、という態度も理解できないものではありません。

 

 

現状、枝野氏と、前原誠司氏が立候補表明している民進党の代表選挙。

 

先日、私たち世田谷の民進党メンバーで会合がありましたが、今の代表の蓮舫氏は、子どもや貧困の問題などを中心に政策を訴えるなど、生活の安心という点に重点を置いていた方でした。この地域の民進党のメンバーと政策や理念で合致する部分も多く、私もその点に賛同し期待をしておりましたので、今回の急な退任は残念です。

 

一方で、世田谷の民進党には若手の議員や仲間が多いですので、次の代表選に向けて新しい人材が発掘できればとの声もあがりました。

 

 

私の先輩であり私に世田谷区議になるきっかけをくださった小宮山洋子前衆議院議員は、70歳を前に引退したのですが、厚生労働大臣の仕事は甚だ激務で引退後しばらくは声もでないほど疲弊されていました。(今はすっかりお元気なようですが!)

 

天皇陛下とはいえおひとりの人間でおられることですので、御年83歳で日々公務を担われていらっしゃること、その重責、心労は察するに余りあります。

これまでのご活動やお言葉からも、温かみのあるお人柄の伝わる陛下でいらっしゃいますので、どうか今後をお健やかに穏やかにお過ごしいただければと願っております。

 

今日は、中塚さちよ的には新機軸!?

「天皇の生前退位の問題点と理由」の記事でした♪

 

 

 

 

 

 

 

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