2015-10-01 15:00:36

流行りに踊らされない頭

テーマ:ブログ
佐賀県武雄市でCCCの運営するいわゆるTSUTAYA図書館。

すさまじいムーブメントでした。
議員の世界では知らない人居ないレベル。
視察殺到、武雄市での宿泊を受け入れの条件にできるほど。


色々な課題が挙げられるようになりました。

「武雄市図書館の時はド素人でした」 海老名市でオープンした2館目のTSUTAYA図書館は何が違う?
http://www.huffingtonpost.jp/2015/09/30/ebinashi-takeoshi_n_8220202.html?ncid=tweetlnkjphpmg00000001

武雄市だけじゃない!「リアル図書館戦争」が拡大中
http://dot.asahi.com/wa/2015093000026.html

などなど



武雄市図書館や、TSUTAYA図書館が良いとか悪いとかの問題よりも、
「あの有名な図書館みたいにすべきだ!」と、詳しくも知らないで進めることが問題です。

表面的には、
・美しい図書館(武雄市は元から美しい図書館だった)
・スタバが入ってる(なんかオシャレ)
・話題になってる
・蔵書がフル開架

などがメリットに見えますが、「自分の都市の図書館をどのようにしたいか?」というあるべき姿を考えずに、都市の規模、図書館の規模、住民のニーズ、地域の文化、周辺の環境などを無視して「アレが良い図書館」と言えるはずがありません。

さて、TSUTAYA図書館in明石の論点としていくつか挙げます。(しかし、明石市は既に指定管理者の選定を終えており、現在はTSUTAYA図書館となる予定はありません。)

良い図書館って何か?という議論を深めるためと、わけもわからずTSUTAYA図書館礼賛の人(政治家含む)に考えてもらうためのものです。

・図書館にカフェがあるってオシャレですが、明石市の図書館は再開発ビルの中にあり、同ビルにはカフェ他飲食店が多数あります。それでも「図書館の中にカフェ」が必要でしょうか。民業を圧迫しませんか。

・そもそも、図書館で本を読みながらコーヒーを飲むことで、汚損などのリスクはありませんか。

・TSUTAYA図書館の特徴として「分類」が挙げられます。通常の図書館での日本十進分類法を用いていませんが、これによるメリットとデメリットを理解していますか。

・雑誌や文具等の販売により、指定管理者は利益を拡大する余地が生まれます。図書館内での販売について市民の受け止めは好意的でしょうか。

・開架書庫を増やすことは良いことですが、閉架のメリット(蔵書数が増える)の方が大きい部分もあるのではないでしょうか。

・Tポイントカードと図書カードの連携は市民の理解を得られるでしょうか。

選書の問題は他の指定管理者でも言えることなので、ひとまず一般的に特徴とされている部分を挙げました。

これらを踏まえて、どんな図書館にしたいか?を考えたいものです。
決して、話題になっている図書館の目立つ部分だけを真似ることのないように。





明石市議会議員
中西 レオ
reo@nakanishireo.com
www.nakanishireo.com/
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コメント

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3 ■サイバー図書館

明石市は東西に長く、簡単に図書館に行くことはできません。
運営事業者が云々より、電子図書館を設立するほうが効率的だなありませんか?

2 ■Re:TSUTAYA&スタバ

>坂本あきらさん
小さな書店が潰れるのは、「コンビニが切ってアマゾンが倒した」と言われていますね。

今回の記事では、他市の先進事例を礼賛して単純に輸入しようとすることが最大の悪としています。

1 ■TSUTAYA&スタバ

お疲れ様です。全て悪いと思いませんが…どうなんでしょう。片山前鳥取県知事も、「TSUTAYA&スタバ」で小さな書店と喫茶店がみなつぶれてしまうと言われていました。

http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-12078623377.html#cbox

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