2013-03-14 13:31:58

タダではないのだよ、つづき

テーマ:ブログ
議案第20号(乳幼児等医療費の助成拡大)に反対します

理由は、子育て支援にならないから。


現行は、http://ameblo.jp/nakanishireo/entry-11483339742.html にも書きましたが、
現在は中学3年まで入院無料
小学校入学まで通院無料
小学校~の通院は所得により
(無料~700円~2割負担~そのまま)

しかも、所得制限が市と県で違います。

これを、所得制限ナシ、回数制限ナシ、窓口負担ナシ、にするものです。

タダより高いものはない。



★【反対の理由1】正直者が損をする?
 いわゆるコンビニ受診の増加(市販薬を買わずにタダの病院で薬を貰おう、昼間は混んでいるから夜間救急に行こう、など)により、医師の疲弊する。
 医師から見て「明石市および市民は医師を大事にしようという意識が低い」と受け止め、医師が居なくなる(積極的に来てくれなくなる)恐れがある。
 タダだから受診しよう、と受診者増加によって、待ち時間が増える。
 一部のモラルに反する利用者によって、大多数の普通の利用者の「かかりつけ医を持とう、適正な受診をしよう」という心掛けがムダになり、モチベーションが低下する。
 まともな人が不満を感じる市が、「市民幸福度日本一」になるのでしょうか。

★【反対の理由2】言ってることが逆
 市民には「かかりつけ医を持ちましょう」「急な発熱でも、安易に救急車を呼ばずに♯8000番や子供の救急サイトにアクセスしてください」という呼びかけに反して、医療資源を粗末にすることを助長させる。

★【反対の理由3】国は無料化を推奨していない
 明石市が無料化すると、「国民健康保険の調整交付金」「国民健康保険の国庫負担金」といった国からのお金が減らされます。
 「無料化→医療費全体が増える」ことから、国は「明石市お金が余裕あるのね」ということで国の負担をカットされてしまいます。
 中西試算では年2000万円程の減少。10年で2億円です。 
 市は試算していません。

★【反対の理由4】効果が無い
 都市間競争において、無料化をアピールすることで人口増に寄与すると答弁がありましたが、増えるというデータも見込みも目標も無い。
単なる「人口流入を期待(子ども未来部長答弁)」程度のもの。
 完全無料化している自治体でも人口増のデータを取り寄せていない。

★【反対の理由5】財源が確保されていない
 25年は土地の売り払い収入で、初年度(8か月)の2.7億円を確保していますが、26年度以降の財源(年4億円)は確保されていません。
 26年度以降は、毎年10億円の支払い(土地開発公社の清算)も控えており、何かの事業を減らして4億円を捻出することになります。
 財源の見込みもついていないのに、安易に賛成してはいけません。

★【反対の理由6】ちゃんと検討していない
 年間4億円、10年で40億円、お金がなくなったからといって簡単に止められる支出ではありません。
 償還払い(窓口で払うが、後で払い戻す)だと国からの支援が多いのですが、検討されていません。
 議員も、この大きな支出を3月議会に出されただけでマルにして良いものでしょうか。



結果的に賛成の議員でも、時間をかけて方式や影響を調査検討しなくて良いのでしょうか。

良いはずがありません。


市長は何を急いでいるのでしょうか



子育て当事者
明石市議会議員
中西 レオ
reo@nakanishireo.com
www.nakanishireo.com/


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コメント

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5 ■無題

全く全面的に中西君に賛成です。
あの馬鹿の政策にイライラが募ります。
言ってることと政策が矛盾だらけ。究極のばらまき。医療や、教育(本来の)成長のための資金、生活道路などの基盤整備など必要な事業優先度の高い事業はたくさんあります。

4 ■Re:勝手に決めないでよ

>ちょっと怒っている市民さん
ご指摘のとおりです。お怒りごもっとも。
しかも、財源、影響、試算など全然できていません。
まさに突然決めた話。

3 ■勝手に決めないでよ

医療費無料もいいんだけど、それで子どもたちに借金を残してしまったらまったく意味ないです。
何で突然、全額無料なんでしょう。
月の医療費の上限設定だけでも相当助かっているのですけど。
こんな大きな話、それこそ市民を交えて決めてもらいたいもんです。

2 ■Re:あのね…

>千葉球太郎さん
コメントありがとうございます。大変励みになります!
子育て負担の軽減には賛同しますし、医療費への助成もあって良いと考えます。無料化に反対=子育て支援に反対と受け止められたり、攻撃されたりを恐れずに正論で戦います。

1 ■あのね…

子を持つ親になり、何度か病院にお世話になりましたが、乳幼児期の支払い減免(あえて無料とは書きません)はありがたい、しかし申し訳ないと思ったりもします。
制度拡充とは聞こえはいいけれど、それだからと内容を全く理解しないで「病院=タダ」がまかり通ってしまう危険はかなりある。こういうものは、決まってどこかで歪みができて結果補助金カットや税金アップなんてことになる。そうなったら元も子もない話。
いずみんはどっかの親玉とお友達だから結果がほしいのでしょうが、空論ねじ込まれたらかえって困ります…

現状のままでも十分過ぎるくらいありがたいので、暫くは現状維持でいいと思いますよ。

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