先週は一年に一回の大イベント、つくばリコーダー合宿でした。
今年も大勢の参加者に恵まれ、総勢60名以上のリコーダーオーケストラを始め、
多くの人が悩みそうなリコーダーのあらゆる基礎技術を一つずつ取りあえげて、全体で勉強するテクニッククリニックや、
リコーダー奏者必須のレパートリー、テレマンのデュオの公開レッスン、
そして今年もティーチングアシスタントを務めてくれた、リコーダー奏者の大塚照道さんをソロにお迎えしてのリコーダーオーケストラ、テレマン作曲弦楽合奏とリコーダーの為の組曲イ短調を60人を超えるメンバーで演奏しました。
もちろん各大学や一般団体による個別アンサンブルも行います。
合宿の始めは、恒例の講師演奏。
今年は中世のファエンツァ写本から名曲『気高い鷲』を演奏しました。
この曲、実にチューリッヒ芸術大学大学院の卒業演奏以来の演奏!
なかなかの難曲ですが、先生として頑張って演奏してみましたー。少しは先生らしいところが見せられましたでしょうか?笑
その後は合宿名物、腹式呼吸のテクニッククリニック!
上級者も初心者も、一斉に初心に戻って一番大事な呼吸について再確認します!
レッスン中は冗談も交えて笑いに包まれていますが、みんなやるときは真剣に頑張ってます!
合宿名物・腹パン芸です 笑
こちらはリコーダーオケでの一コマ。
皆さん、真剣そのもの!指揮を振る私も、熱がこもります!
学生たちに負けず、一般の方々もパワフルにイギリスの巨匠バードの名作5声のミサ曲のクレドに挑戦しました!
皆さん一生懸命に作品と向き合い、素敵な音を奏でていらっしゃいました。
そんな個別アンサンブルの裏では、オケのパート練が行われていたようです。
こちらはみんな仲良し、バスパートの一コマ!
縁の下の力持ちで、しっかりと良い音でオケを支えてくれました!
他にもこの合宿で大事なことは、ごはん!
私が個人的にもお世話になっているBAR408のマスターが、朝昼晩と三食お世話してくださいます!
この美味しい食事を食べにまた合宿に来てくれる人もたくさんいるくらいです!
先生はというと、今年は夏からずっと勉強してきたことを講義。
今年のテーマは『ディミニューション入門』
ディミニューションの昔の文献などを参考に、どのように勉強していけばいいかをみんなで学びました。
昨今皆さんルネサンスや初期バロックの曲を演奏することが多く、どのように装飾を入れていけばいいのかを考える人が多くなってきたので、この講座をすることを思いついた次第です。
皆さんたくさんの資料に囲まれながら、睡魔とも闘いながらw、真剣に勉強されていました。
こちらはまたまた合宿名物・生ビールサーバー 笑
写真の学生の嬉しそうな顔をご覧ください 笑
今年はなんとCOEDOさんの生ビールを20リットルも用意しちゃいましたw
成人を迎えた学生さん達や一般の方々は、夜の交流会で生ビールをしっかり楽しんで一日の疲れをいやしながら、皆さんで楽しくお話していらっしゃいました。
その2は発表会の様子をリポートしたいと思います!