ピアノの音が出ない!

今年に入って急にピアノの音が一部出なくなる症状のご相談が増えています。

原因はほぼ「スティック」と呼ばれる症状で内部の可動する関節部分の動きが悪くなることです。

 

※1音につき3箇所、このような太さ1mmほどの軸で動く関節部分があります。

 

通常は湿気で部品が徐々に膨らんで行ったり、軸の部品が汚れて行ったり、それがあるとき限界を越えて動かなくなる→音が出なくなるということが多く、だいたい症状が出るピアノ決まっています。湿度が高い場所にあったり、長年使っていたり・・・でも最近は今までその傾向がなかったピアノでも頻発しています。

 

原因はおそらく今年の過度な乾燥と急激な気温の変化です。

 

通常は乾燥すると部品はゆるくなる傾向にありますが、あまりに乾燥するとそれを越えて部品が引っかかる方向まで縮んでしまい、結果的に動きが悪くなります。

また急に温度が下がると内部が結露したり部品が固くなったり、これでも動きが悪くなります。

 

このスティックという症状、時間が経つと一時的に直って音が出るようになることもあるのですが、根本的に直っているわけではなく、また少しの環境変化で出なくなってしまうので、一度でも症状が出たところは軸の部品を交換する必要があります。

 

やっかいなのが修理に伺った時にたまたま症状が隠れてしまっていると、どの音のどの部品を交換する必要があるのかわからなくなることがあります。

ですので一度でも症状が出た音はメモに控えて頂き、修理時に調律師に伝えていただくのがベストです。

 

※当社ウェブサイトでは印刷して不具合箇所を記入できるメモを配布しています。

http://www.tukusi-piano.com/download.html

 

 

ピアノ調律・修理

つくしピアノ調律所

http://www.tukusi-piano.com/

 

 

 

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