埋蔵金の埋め戻し:大手町の2万平方キロメートル売却せずに増税の合意形成は無理でしょう | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

埋蔵金の埋め戻し:大手町の2万平方キロメートル売却せずに増税の合意形成は無理でしょう

秘書です。

デフレ増税派のみなさん!
せめて、不要資産を売却したらどうですか。

ところが、今朝の日経新聞によると、国立印刷局が保有していた大手町の土地などを売却せず、定期借地方式にするそうですね。


「売却すると、いわゆる霞が関埋蔵金に使われる懸念もある」

って、どういう意味?財政再建に貢献することが懸念材料なのでしょうか。借金返済なんかに使われてたまるか、という意味か。しょせん、借金問題などその程度のことなんでしょうか?

売却しない不要資産こそ、霞が関埋蔵金。

霞が関埋蔵金の定期借地方式すれば管理会社などに天下り・現役出向することができますね。


「売却しないと、いわゆる霞が関埋蔵金埋め戻しになる懸念もある」


というべきでしょう?



下記の昨年3月10日の衆院内閣委員会答弁をみれば、このときから、菅総理は「霞が関埋蔵金埋め戻し」路線を考えていましたね。確信犯ですね。

○平成22年3月10日衆議院内閣委員会

○枝野国務大臣 ・・・今回、売却の上現金で納付という形にせずに、現物で納付という方向で、事業仕分けの結果を踏まえて対応をということにいたしましたのは、国立印刷局という独立行政法人が、その独立行政法人の判断と責任で売却をしていただくよりも、国の資産をしっかりと国民の視点から有効に売却する、あるいは活用していくという観点で、一括して対応した方がより効果的であるというふうに考えましたので、勝手に売らないで、むしろ、より高く、あるいはより有効に使える方法を、私ども行政刷新の立場も含めて、政府として対応するので現物で返せという方向で取りまとめたということでございます。

○菅国務大臣 先ほども申し上げましたが、今御指摘の三カ所については、国へ現物で納付の予定がされておりまして、その後どうやってそれを売却ないしは活用するかということで、今も中川委員が言われましたが、久我山運動場については、杉並区、東京都から公園施設としての利用要望も出されておりまして、また、周辺の地域を含めた都市計画公園区域に指定されているということもありまして、そういう中でどのように、例えば都なり区に売却ができるのか、どうできるのか、そういうことを検討していると聞いております。

 また、大手町の方も、すぐそばにいろいろと、NTT、NHK、日本郵政株式会社等々が近くにありまして、再開発計画を策定中と聞いております。そういう再開発の中で、これも、売却になるのか、あるいは一緒にそういう事業をやることになるのか、そういう形で進めておりまして、決して、何かそのまま持っておこうということではありません。・・・

2010-11-27 07:22:00
「現物納付」=霞が関埋め戻し:行政刷新会議が埋蔵金(不要資産)の霞が関埋め戻しを是認!
http://ameblo.jp/nakagawahidenao/entry-10719422407.html


→その他、今朝の朝日新聞に予備的調査の記事でました。

→NHKで予算委員会審議中継中、自民党の質問タイムに入り金子一義代議士が質問中。このあとの平将明代議士の予算委員会質問にも、是非ご注目を!