最近の鉄道ニュース! | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

最近の鉄道ニュース!

志士の目鉄道研究会です。
全国100万~200万人の鉄道ファンのみなさま、おはようございます。
レールも曲がる暑さが続いておりますが、列島各地の最近の熱い鉄道ニュースをお届けします。



まずは、萌える鉄道市場の全体像を確認しましょう。産経新聞は、鉄道マニア100-200万人、市場規模1000億円、コアマニアの月間支出は月2万円以上と報じています。

■鉄ちゃん市場“1千億円”争奪戦 コアマニアは月2万円以上支出
2010.7.20 18:11 産経新聞

秋葉原ワシントンホテルに、本格的な鉄道ジオラマを備えた客室「鉄道ルーム」が15日オープン。鉄道模型を楽しみながら宿泊できる=14日午後、東京都千代田区(植村光貴撮影)【拡大】
 旅行会社やホテルが、鉄道マニア向けの商品を次々に投入している。「鉄ちゃん」「鉄子」から「撮り鉄」「乗り鉄」などマニアは拡大の一途。あまりお金をかけずに楽しめる趣味とはいえ、その市場規模は1000億円とも推計されており、争奪戦が激化している。

 JTBが6月末にJRの人気列車を乗り継ぎながら6泊7日で全国を周遊するツアー(1人30万円)を15組30人限定で発売した。フォトライターが同行取材し、自分が参加したツアーの記事が「JTB時刻表」12月号に掲載される特典付だ。

 同社は昨年4月に鉄道を通して地域の魅力を再発見するプロジェクト「鉄旅(てつたび)ニッポン」を立ち上げた。若手女性社員ら20人の“鉄子”も積極的に鉄道の楽しみ方を提案している。同社は「鉄道ならではの楽しみを形にすることで、旅行需要の底上げにつなげたい」と期待を込める。

 人気ゲームとのコラボで、幅広いマニアにアピールするのは日本旅行だ。「電車でGO(ゴー)!」シリーズを展開するスクウェア・エニックスと今月24日にお座敷列車「リゾートエクスプレスゆう」で行く日帰りプラン(ソフト付きで1万3800円)を実施する。すでに発売翌日の段階で120人分を完売した。

 ファミリー向けを中心に、半分近くを女性が占める商品もあるほど、女性の人気が高い。同社では、昨年8本だった鉄道関連商品の発売を月1本程度に増やす方針だ。

 鉄道ファンのビジネスマンを取り込もうとしているのが、藤田観光。6月中旬に秋葉原ワシントンホテル(東京都千代田区)に、鉄道をテーマにした客室をオープンした。

最上階のシングルルーム(平日2万3000円、土曜と休前日は2万5000円)に4つの路線を同時に操作できる本格的なジオラマ(総延長約30メートル)を設置。この1カ月間の同室の稼働率は8割前後。狙いは大当たりした。

 野村総合研究所の高田伸朗上席コンサルタントは「鉄道は身近で、お金をかけなくても楽しめるためファン層は幅広い」と指摘する

 高田氏によると、鉄道マニアは全国に100万~200万人いるとみられている。うち約1割の10万~20万人の特に熱心なマニアが、鉄道関連に使うお金は月平均で2万円以上と推測。それだけでも月40億円に上り、全体の市場規模は1000億円程度とみている。まさに垂涎の巨大市場だ


最近は「鉄ママ」向けの本も出ているそうです。
今こそ、鉄道を通じた成長戦略!!
今こそ、我田引鉄!!
今こそ、鉄道向けのお小遣いをアップしよう!!(by志士の目鉄道研究会)



■鉄子必見!森永ハイソフトに新おまけ JTB「鉄旅カールズ」監修
2010.7.20 13:09産経新聞
 森永製菓は20日、日本各地のローカル鉄道を写真で紹介する「鉄旅カード」をおまけに付けたキャラメル商品「ハイソフト<ミルク>」を7月下旬から発売すると発表した。旅行大手のJTBとの共同企画。12粒入りで税込価格120円。

 鉄道ファンの開拓を狙い、森永では「おいしさと癒しを提供したい」としている。

 おまけの「鉄旅カード」は、チンチン電車が走る函館市電など、日本全国から厳選されたローカル線32カ所を写真で紹介する。鉄道好きな女性「鉄子」たちが集まるJTBのグループ「鉄旅ガールズ」が監修した。

 森永「ハイソフト」のおまけは約8年ぶりの復活。1980年から2002年まで、おまけ「ハイソフトカード」がお菓子に同封されていた。


では、列島各地のがんばる鉄道の話題です。まずは速報です。駅長猫コトラちゃんが四国に出張することになりました。

■駅長猫コトラが臨時館長に 来月、愛媛の四国鉄道文化館で“勤務”
7月21日山陽新聞

 猫の手貸します―。美咲町吉ケ原、旧片上鉄道吉ケ原駅の駅長猫として人気のコトラが8月7、8日、四国鉄道文化館(愛媛県西条市)の館長として“勤務”する。

 コトラは旧片上鉄道の駅舎や車両をボランティアで管理する片上鉄道保存会の森岡誠治代表(39)の飼い猫で8歳の雄。毎月第1日曜に同駅で展示車両を運行する際、駅長帽をかぶって乗客を迎える。駅長猫“就任”は2002年。和歌山電鉄の「たま」より前の元祖駅長猫。

 同文化館の尾崎俊館長が6月に香川、徳島県であった鉄道イベントで阿波池田駅の一日駅長を務めたコトラを知り「元祖駅長猫の手を借り、夏休みのイベントを企画したい」と森岡代表に依頼した。

 コトラは7日午後1時に尾崎館長から委嘱状を受けた後、常設展示してある初代新幹線「0系」の運転台に座って運転レバーに手をかけたり、DF50形電気式ディーゼル機関車1号機のエンジンルームを見回って“点検”する。両日ともそれぞれ先着50人が、コトラとツーショットの写真を撮影できる。

 森岡代表は「多くの入場者を呼んでもらい、盛り上げをお手伝いできるよう頑張ってほしい」と話している。

【詳しくは山陽新聞紙面をご覧ください。】


片山鉄道は1991年に廃止になったのですが、保存会のみなさんの手で保存鉄道として動態保存されています。11両の車両が保存され、毎月1回、運転がされているそうです。
非電化私鉄マニアのみなさま、この夏、是非!
動態保存されているということはとても貴重なことです。
http://www.ne.jp/asahi/katatetsu/hozonkai/

ありし日の姿はビデオでみることができます。

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それでは、列島各地の工夫してがんばるローカル鉄道の話題、北からまいりましょう。

■弘南鉄道が「トレインキャスト」導入弘南鉄道が「トレインキャスト」導入
2010/7/17 陸奥日報
 弘前市と弘南鉄道(本社平川市)は16日、同鉄道大鰐線の利用促進を図るため、弘南鉄道大鰐線魅力向上業務について委託契約を締結した。これを受けて同社は、接客から観光案内など幅広いサービスを一元的に提供する客車乗務員「トレインキャスト」を弘前公共職業安定所を通じて募集している。
 事業は国のふるさと雇用再生特別基金を活用して実施。利用者の減少により、厳しい経営環境にある弘南鉄道大鰐線の利用環境の向上を目指して行うもので、トレインキャストの設置が中核事業。
 トレインキャストは接客や切符販売、観光案内といった車内業務と、親しみのある駅づくりの企画、大鰐線のPRといった活動を総合的に行う。全国的に導入が進んでおり、県内では津軽鉄道が「奥津軽トレインアテンダント」の名称で活動している。
 募集は弘前公共職業安定所への求人申し込みによる。募集人数は5人で、応募資格は(1)離職して求職中(2)土・日・祝日の勤務が可能(3)高卒以上―が条件。勤務地は同線と沿線地域が中心で給与は月額14万円程度。募集期間は30日までで、8月5日に弘南鉄道本社で面接を予定している。
 同社によると、トレインキャストは採用後研修などを経て9月中旬から下旬をめどに実務に就く予定。

鉄道を再生できるのは、トレインキャストのあなたの笑顔です!

■朝市時は「好き こんぶ駅」 普代駅に看板設置
(7月19日 岩手日報)
 7月から11月までの5カ月間、普代村でやませ朝市を主催する同朝市実行委(熊谷次朗会長)は、朝市の開催時に三陸鉄道普代駅を「好き こんぶ駅」と命名することとした。18日、今年の同朝市が始まり、村名産のすきコンブ製の駅名看板が設置された。

 普代駅を「好き こんぶ駅」とするのは同朝市を開く午前8時から午後1時までの間だけ。

 同日は除幕式が行われ、地元の子どもたちと三鉄のマスコットキャラクターのさんてつ君などが幕を引くと、すきコンブをくりぬいて作製した看板がお目見えした。

 同朝市は三陸鉄道の利用者増加を目指す「マイレール三鉄・沿線地域30万人運動」を支援するため開催。同実行委の熊谷会長は「日曜日に駅前が憩いの場となってほしい。来るときにはぜひ、三鉄を利用してもらいたい」とPRする。

 同朝市は、11月まで各月の第3日曜日に開く。随時出店者も募集している。


全国鉄道関係者の皆様、朝市を駅前でやるというこの方式、是非、ご参考ください。
町の原点は「市」。そして、近代日本の町は「駅」中心(だったはず)。
駅はstationなんですから。
商店街だって、駅とつながっていたはず。
郊外の大規模商業施設は「車」とつながっています。
もう一度、「鉄道」-「駅」-「市」-「商店街」という、人のにぎわいを再生させましょう。
歩く人=鉄道に乗る人なくして、街のにぎわいなし!


■恋し浜駅もっと知って 大船渡で1周年催し
(7月20日岩手日報)

 大船渡市三陸町綾里の三陸鉄道恋し浜駅は19日、駅名改称1周年を迎え、同駅などで記念イベントが開かれた。同駅では、関係者がさらなる振興を祈念。三陸鉄道の3駅で、綾里漁協小石浜青年部が恋し浜ホタテの炭火焼きを無料で振る舞った。

 恋し浜駅では、奉納された約2千枚のホタテ絵馬を前に神事を開催。三陸鉄道の望月正彦社長が「これからも地域の皆さんと一緒に進みたい」とあいさつ。バラ「恋し浜」とツバキの記念植樹も行われた。

 小石浜部落会の佐々木靖男会長は「思った以上に三鉄、市、ホタテの知名度向上に効果があった。この調子で促進したい」と決意を込めた。

 盛、釜石、宮古の3駅での恋し浜ホタテ無料配布も好評。盛駅で焼いた同青年部の滝田昇一さん(35)は「消費者の反応がうれしい」と笑顔で作業に励んだ。同青年部の佐々木淳代表は「駅舎を埋めるホタテ絵馬に込められた思いの数に比例して、恋し浜の知名度も上がってきた」と確かな手応えを語る。

 同駅は昨年7月20日、小石浜から改称した。


駅名変更っていうのも、すばらしいですね。バラの名前ですか。しゃれてますね。

■豊鉄市内線が開業85周年
2010年7月15日中日新聞

 豊橋市のシンボルとして、市内を走る豊橋鉄道市内線(路面電車)が14日、開業85周年を迎え、豊橋駅前電停で記念セレモニーがあった。

 セレモニーは、最新車両の「ほっトラム」(2008年製)と現役では最古の「3102号」(1943年製)が、正面に感謝の意を示すヘッドマークを装着。駅前から続いて発車した。

 水野忠之社長は「開業当日には2114人が利用した」と紹介。空襲で全線不通になることもあったが、きょうまでやってこれたことに感謝し、「安全運転で、これからも市民の足になっていきたい」と述べた。

 約50年前は市役所への通勤に利用したという高田清子さん(70)は「今でも雨の時はよく使います」とほっトラムに乗り込んだ。

 市内線は1925(大正14)年に開業。最盛期の63(昭和38)年度には957万人が利用。路線の廃止や変更を経て、昨年度の乗客は283万人だった。


 豊鉄は25日午前10時~午後7時、赤岩口車庫で「とよてつ感謝祭」を開催。市電の運転体験やミニほっトラム乗車などができる。

 (井上真典)

路面電車マニアのみなさま、25日には豊橋へ、是非!

■明知鉄道:極楽駅に設置の木版 ミニチュア版を発売 岐阜
2010年7月18日 11時50分 毎日新聞

第三セクターの明知鉄道が販売を開始した「木版」のミニチュア版 第三セクターの明知鉄道(岐阜県恵那市)は17日、極楽駅に設置されている「木版(もっぱん)」のミニチュア版を恵那、岩村、明智の各駅で販売開始した。1個1000円。

 木版は寺の山門などに設け、入山の許しを得る時や時刻を告げる法具。樹齢約80年のクリの木で作った縦約6センチ、横9センチの絵馬型の板に、墨筆で「生死事大、無常迅速」(人生はあっという間、一瞬を大切に)と書かれている。

 「小づちで木版を3回たたいて祈れば、楽しい人生、間違いなし」と同鉄道。駅の近くにあった極楽寺にちなんだ、赤字解消のグッズ戦略の一環だが、「いい経済効果を」と“果報”を期待?【小林哲夫】

鉄道と地域文化は一体!

■《経済》 地方鉄道を利用したウオーキングが人気 県内各社、企画で利用増を期待
2010年7月14日中日新聞

 地方鉄道を利用したウオーキングやトレッキングが、県内でも人気を集めている。健康ブームに乗じて反応は良好といい、各社とも開催数やイベント内容を充実させている。少子化や自動車利用の増加を背景に鉄道の利用者が落ち込む中、新たな需要の開拓を図る。地域振興につなげる狙いもある。各社は「地元の魅力をもっと多くの人に知ってもらいたい」とPRする。

 天竜浜名湖鉄道(浜松市天竜区)は沿線の駅を出発し、観光名所となる浜名湖周辺などを散策するウオーキングを開催。一昨年は約7500人だった参加者は昨年、1万人台を突破。好調な反応を受けて開催数を増やし、現在は年間で約20回を計画。JR東海(名古屋市中村区)と共催するウオーキングも用意し、参加者は名古屋や熱海方面にも広がっている。

 今年は、前身となる旧国鉄二俣線の全線開通から70周年にあたり、6月から記念ウオークを開始。9~12月には各月で2回の開催を予定しており、「多くの人に沿線地域を知ってもらい、鉄道利用客の増加につなげられれば」(総務課)と期待を込める。

 大井川鉄道(島田市)は、大井川流域で「まちかど博物館」に認定された、しょうゆ製造会社や製茶店などを巡るウオーキングを今年2月に実施。JR東海と共催するウオーキングの参加者数は2002年のスタートから2倍となる2000人まで増えた。

 沿線の駅を出発し、近郊の山々を登山するトレッキングは、「健康ブームや登山ブームが続いており、関心が高まっている」(企画部)という。少人数グループを対象にしたガイドが好評で昨年は200人が参加。03年の開催当初から倍増した。年間の開催数も6本から15本程度に設定。参加者の年齢層も拡大しており、「鉄道を利用して登山する人たちを増やしていきたい」と話している。


ぶらり旅、散歩ブームです。みなさんの町、どれだけ歩いて楽しい道がありますか?
歩いて楽しい道があれば人がきます。人が来ればその土地でしか買えないもの、食べられないものを食べます。全国どこでもあるものより、そこにしかない地域文化に貴重価値あり!


■親子連れら記念撮影 長浜で「トーマス」の模型展示
2010年7月20日(中日新聞)

 子どもに人気のキャラクター「きかんしゃトーマス」の模型を展示した特別企画展が来月31日まで、長浜市北船町の長浜鉄道スクエアで開かれている。

 模型は全長1・7メートル、高さ80センチ、幅50センチのプラスチック製。トーマスや仲間のキャラクターを写真と一緒に紹介するパネル、トーマスの絵本や塗り絵も用意した。会場は記念撮影などをする親子連れでにぎわっている。

 同展は2年前から夏休みの時季に開いており、今年はトーマスのキャラクターを使ったスロットやすごろくのゲームを増やすなど遊具を充実させた。

 入館時間は午前9時半から午後4時半で、最終日まで無休。入館料は高校生以上300円、小中学生150円、3歳以上100円で2歳以下は無料。

 問い合わせは、長浜鉄道スクエア=電0749(63)4091=へ。 (対比地貴浩)


長浜は、むかし、琵琶湖を船でわたるのが東海道の本線だったときの拠点の街。戦国の歴史もあり、なかなか興味に尽きない街です。ぜひ、この機会に。

■若桜鉄道:09年度決算、初の黒字 /鳥取
6月30日毎日新聞
 第三セクターの若桜鉄道は29日、09年度の決算で87年の開業から初めての黒字となったと株主総会に報告した。09年度の最終黒字は162万円だった。

 旅客収入は08年度比4%減の7069万円になった。少子化による通学生の減少や観光ツアー利用が減ったことが響いたという。

 黒字に転じたのは、昨年4月の上下分離方式で設備の所有が若桜、八頭両町に移管されたことが大きい。維持費負担も両町に移ったため、修繕業務をした同社に両町と国、県から修繕の業務委託費などとして9500万円が支払われた。

 旅客以外の収入は963万円あった。年3000円の会費で若桜鉄道を支える「若桜鉄道サポート倶楽部(くらぶ)」などの本業以外の収入が経営を下支えした。

 原卓也社長は「黒字にはなったが微々たるもの。多くの人に鉄道を利用してもらうために改革を進めたい」と話した。郡家-若桜間の新しい運賃体系の設定や、11枚つづりの回数券の見直しを図る意向という。【加藤結花】


がんばれば、黒字になります!


■甘木鉄道に「昆虫列車」 カブトムシなど模型飾り付け
(2010年7月21日 読売新聞)

ほとんどの小中学校で1学期の終業式が行われた20日、朝倉市と佐賀県基山町を結ぶ第三セクター・甘木鉄道(朝倉市)は列車内にカブトムシなどの模型を飾り付けた特別列車「甘木鉄道ビートル号」の運行を始めた。夏休みの子ども向けサービスで、9月1日まで。

 1両で定員120人。壁にカブトムシとクワガタの模型約60匹を飾り付けた。甘木(朝倉市)―基山(佐賀県基山町)間の13・7キロを1日約10回、約1時間かけて往復する。

 出発式には朝倉市の甘木聖和幼稚園の園児ら約50人が駆けつけた。野村琴美ちゃん(5)は「虫がいっぱいいて楽しい。次は家族と乗りたい」と笑顔。同社の牧下政男専務は「地域の鉄道として地元の皆さんに愛されるための取り組みの第1弾。親子で列車に乗って夏休みの思い出をつくってほしい」と話していた。


九州に帰省されるみなさまは、是非、夏休みの思い出に!

最後は軽便鉄道の話題です。


■バス外装に懐かし「けえべん」鉄道を再現 岡山の両備バス
2010.7.20 10:56産経新聞
 瀬戸内国際芸術祭が開幕した19日、両備バス(岡山市)はJR岡山駅と宝伝港(同市東区)を結ぶ特別直行バス(シャトルバス)の運行を始めた。同港から芸術祭会場の犬島行きフェリーに接続。10月31日までの会期中1日3往復運行される。
 シャトルバスは、両備グループ100周年記念事業として「けえべん」の愛称で親しまれた西大寺鉄道の車両の外観を再現。「SAIBUS」の名称で車体の前後にデッキを設け、自転車も積載できる。車内も床にナラの木を使用するなど、モダンな装飾で芸術祭の雰囲気を盛り上げる。

 初発の午前10時にはファンらが集まり、出発風景をカメラにおさめていた。

 所要時間は片道約45分。運賃は片道大人750円、子供380円。

おお、あの西大寺鉄道の外観を再現!!!
線路の幅が610ミリ(JRは1067ミリ)という狭さの、あの西大寺鉄道!
西大寺でお祭りがあると、マッチ箱のような客車を何台も連結して走った、あの西大寺鉄道!
車両はとってもユニークでした。
私の家の模型(80分の1)でイメージが伝わりますでしょうか。まるで自家用車のように小さな車両の後ろにも、デッキがあり、自転車をのせられるようになっています。

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では、この夏、是非、鉄道の旅にお出かけください。
その思い出づくりが鉄道の存続につながります!