ゲキレンジャー 修行その10
「ゲキレンジャー」の10回目です。
臨獣殿の新たな敵に、苦戦を強いられる3人。
戦意喪失状態の3人に、シャーフーはあることを命じます。
修行その10
ジャラジャラ襲撃！はじめてのおつかい
☆脚本：横手美智子／監督：諸田 敏
☆あらすじ：臨獣殿の新たな刺客── 臨獣パンドリン拳のムザンコセ！ その全身を丸めて巨大な岩と化す、リンギ・征鋼丸の防御力には、ゲキトージャの大頑頑拳も通じない。
シャーフーは意気消沈する３人に、ある山小屋の主に古い葛篭を届けるよう、おつかいを命じるが…
一方、死者にすら死を与え、命を裏返す、秘伝リンギ・真毒を手に入れた理央。すでに拳魔の魂の宿る腕輪は手中にあり、残るは拳魔の骸を見つければ拳魔が復活する！ そこに空の拳魔から不気味な言葉が…
臨獣殿から送り込まれた新たな敵「ムザンコゼ」。
東京に大地震を起こそうと企んでいるということで、ゲキレンジャーは企みを阻止すべく、早速その現場へと駆けつけます。
しかし、岩のように硬いうろこを持つムザンコゼに、ゲキレンジャーの武器が全く通用しません。さらに、ムザンコゼは体を丸め、巨大な岩となってゲキレンジャーに襲いかかります。
3人はゲキトージャで応戦をしますが…なんと、必殺のゲキワザ・大頑頑拳も効かず、ゲキトージャは初めての敗北を喫してしまいます。
戦意喪失状態の3人に対し、シャーフーはとある人物の助けを借りるために、「物の怪が住むといわれる森を抜け、山小屋の主に荷物を届ける」という“お使い”を命じます。
シャーフーが日頃から口にしている「暮らしの中に修行あり」という思いから、お使いも修行の一環と考えた3人は森の中を急いで移動します。
ところが、蛇をよけたところに鎖があり、そこに足を引っ掛けて逆さづりにされてしまいます。
そんな3人の前に、今度は物の怪が出現！ この森にあるものは全部自分達のものだと言い、ゲキレンジャーが持っているつづらを奪って逃げようとします。
3人はすぐさま変身して戦います。しかし、物の怪はゲキレンジャーより技・スピードともに数段上手で、激激砲すらかわされてしまいます。
そこで3人は、各々の力を合わせたトライアングル攻撃で対抗。物の怪に逃げられたとはいえ、大切なつづらを無事に取り返すことができました。
こうして3人は山小屋へ到着。しかし中に入ると、さっきまで戦っていた物の怪が現れ、3人はびっくりしてしまいます。
なんと、物の怪の正体はシャーフーと同じ“拳聖”の「エレハン・キンポー」で、3人をテストしていたそうです。このテストで見所があることを見出したエレハンは、3人に“激獣エレファト拳”の修行を始めました。
そして、エレハンはお気に入りのランに対し、3人が運んできた武器“ゲキハンマー”を使わせるように言われました。
ということで、今回はここで終了。次回はムザンコゼとの決着話になりそうです。