2005-02-06

テレビ朝日ESが教えてくれるESの大事なポイント

テーマ:就職活動全般
テレビ朝日のESの締め切りがもうすぐらしいですが、課題を見て「非常に自己PRのポイントを抑えた良い課題なだな」と関心しつつ、「え?!ちょっと親切すぎるんじゃない?!」と驚きました。そして同時に、「きっと人事部の方も今まで大変だったんだろうな」という気持ちがこみ上げて来ました。

課題テーマは、たぶんこのテーマでしっかり自己分析、業界研究をやっておけばどこでも使い回せる良問ばかり。最近、視聴率ではTBSを抜いて勢いのあるテレビ朝日ですが、奇抜な課題を出さないことにも、どこか会社に余裕が芽生えてきた印象を勝手に受けてます(昨年と同じだったら課題だったら、ゴメンナサイり)。

加えて、本当に親切だなと思ったのが、課題ごとの注意点です。まさにESを書くときや、その前段階での自己PRを書くときのポイントをそのまま列記してくれている。

課題は次の通り;

(1)あなたはどんな人ですか?
小学生にもご老人にも分かるように説明してください。(150文字以上、200文字以内)

(2)大学生であるあなたのこれまでの生活を振り返って、一番「充実」していたこと、頑張ったことについて教えてください。(200文字以上、400文字以内)
なお、記述内容には、以下内容を盛り込んでください。
1:そのことを行ったきっかけ/背景/理由
2:そのことを成し遂げるために一番「苦労」したこと
3:そのことを成し遂げるために一番「工夫」したこと


3)あなたにとって「働く」とは?(200文字以上、300文字以内)

(4)あなたが一生をかけてやり遂げたいことや目標を教えてください(現実的な範囲で)。複数でも結構です。(200文字以上、300文字以内)




何でこんな注意書きがあるのか。逆読みすると、こういうことができていない学生があまりにも多いのでしょう。


「あなたはどんな人ですか?」と聞かれて、強引に抽象的な美辞麗句を並びたてたり、何か意味のよくわからない難解な言葉で自分を大きく見せたり、そんな学生が多かったんじゃないかな。例えばね、「仲間を想い、そのためには自分よりも相手の立場を尊重して行動できるリーダーシップを発揮してきました」とか言われても、意味不明ですよ。

だから、ズバリ、注意してくれてるわけ。「小学生でも老人でもわかるようにね」と。


「次の大学時代の充実したこと」って、テーマの注意書きはすばらしいですね。

「きっかけ、背景、理由」「一番の苦労」「一番の工夫」を書いてね、と言ってくれている。たぶん、もう半分以上の学生は、こういうのが書かれていないんですよ、きっと。いきなり、「バイトで、お客さんの笑顔を見るために、がんばってきました。つらいこともあったけど、最後にお客さんが笑ってくれると、疲れも吹っ飛びました。お客様の笑顔は最高の元気の源です」とか書かれても、「何のバイトなんだろう?どんなバイトなんだろう?」「つらいって、どういうことだよ?」「がんばるって、何をどうがんばったんだ?」ってことが、よくわからないんですね。

同じことを書くんでも、例えば、
・近所の有名イタリアンレストランで週3日、夕方から閉店後までウェイターのアルバイトをした。
・その店は、いつも予約待ちでいっぱいで、新規にアルバイトが入っても1ヶ月以上もつ人は10人中1人程度というぐらい、ウェイターの仕事は激務を極めた。疲れで大学の授業すらも欠席がちになり、何度も自分も止めようかと思った。
・その時、心の支えにしたのが、帰り際のお客様の笑顔だ。担当したテーブルのお客様が、笑顔で出て行けば自分のサービスは○、険しい表情、浮かない表情で帰られたら、自分のサービスに落ち度があったと思い×と決めて、それを自分なりの定量的な指標にした。

みたいなことを、しっかりと盛り込んでやれば、途端に具体的でイメージが沸くESになります。え?字数が多いじゃないかって?

「アルバイトのウェイターの仕事は、人気レストランのため非常に激務でしたが、”自分の担当のお客さんが店を出る時は、全員、笑顔で帰ってもらう”という目標を定めて、乗り切ることができました」
って絞れば良いじゃん。

これもね、いきなり、少ない字数で書くからダメなんです。制限字数で一発で言いたいことをちゃんと書ける、なんてボクでもできませんよ。よほど筆力のあるプロの作家さんぐらいじゃないかな(プロでも、完成稿までに、何回も編集者の指摘を受けて書き直すそうですが)。

なのに、たぶん、ほとんどの学生さんは、一発で字数で書こうとする。だから、書類落ちだし、それを元にやる面接でも盛り上がらないんです。


上みたいに、きちっと書きたいポイントを網羅して、それから「これを短い言葉で言うと、どうなる?」ってアプローチをするだけで、グンと良くなるんです。


おっと、話がズレましたが、テレビ朝日を受ける人は締め切りまでしっかりがんばって、そうじゃない人もぜひこのテーマで字数など気にせずに、テレビ朝日人事部の与えてくれた注意点に気をつけながら、しっかりした文章を書いてみると良いはずですよ!!



念のため「3分で就職活動がわかるエッセンス」のESを書くときのポイントも、書いておきます。

【ステップ5】エントリーシートを書いてみよう
・エントリーシートは、面接のための事前資料。映画のあらすじのイメージ。
・業界研究、自己分析から、壮大なストーリーを作り出す。これが自己PRのコアになる。
・いきなり制限字数でまとめて書こうとせず、数千字を書いてから絞り込んで行く。
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コメント

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1 ■いいタイミングでした

ここの所ESの内容があまり面白い文章にならず、さてどうしたものかと勝手に行き詰っていました。

テレビ朝日のこのESを読んで、澱が抜けました。

もう一度内定太郎さんの記事を読み直して自分の良さ、面白さを伝える文章を書こうと思います。

ありがとうございました!

2 ■無題

あくまで読み手のことを第一に考えることですよ。

伝えよう、伝えようって一本槍の気持ちじゃなくて、どうやったら伝わるかなっていう気持ちが大事です。

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