2004-09-28

今、何をしておくべきか②

テーマ:就職活動全般
今日は短めで。

前回、「今の内に就職活動でアピールできる経験をしておくべし」と書きましたが、”アピールできる経験”とは何なのか?!ズバリ、次の2つのポイントを満たしているかどうかです。

①問題解決などに主体的な関わったような深い経験
②他の学生と比べて希少性のある経験ならば尚善し


自信満々の勘違い君に多いのは、浅くてありきれた経験を、当人は深くて希少性のあるすごい経験だと思い込んでいるんですね。え、どんな経験かって?こんな人ですよ。きっとあなたのまわりにもたくさんいるはず!

「私の売りは、企画力とリーダーシップです。私は、100人の会員のいるテニスサークルの企画班の長として、サークルを誰よりも盛り上げてたと自負しています」

①企画系の役職の長だから、企画力がある、リーダーシップがある。
⇒浅い、浅すぎる・・・。大学生として恥ずかしい。こんな学生にあたった面接官に同情します。きっと部長の長い話よりも退屈な時間を過ごさないといけないわけですから。

②テニスサークルの企画班の長として、サークルを誰よりも盛り上げてきた。
⇒たぶん新卒就職活動人口の10%(約5万)ぐらいは、同じようなことを書きます。日本にいくつテニサーがあって、何人が企画系のことをやっていると思うんですか?たぶん面接官の心情としては「はぁ、またテニサーで企画かよ・・・。今日で20人目だな」です。

きっと、「何かのサークルの役職につくこと」がすごいことだと学生の人は思っているんでしょうね。だから、就職活動になると途端に色々な役職の人が増えるんじゃないでしょうか。「クリパ係りリーダーとして企画したクリスマスパーティー、みんなが笑顔で喜んでくれて最高でした。仕事もこんな最高の気持ちでやりたいです」とか、”クリパ係りリーダーって何だよ”って感じですよ。みんなは笑顔でも、面接官は失笑してます・・・。

「良かった!ボクはテニサーじゃなかった!」「わたしはテニサーだけど、企画じゃなくて合宿チームで良かった!」って安心している場合じゃありません。あなたの経験だって、希少性なんて無いんです。

希少性って意味では、体育会系で大会優勝時のキャプテンとか、小説が入賞したとか、すごい特許を持っている、有名ゼミの幹事長(で教授が人事部に電話してくれるぐらい気に入られている)、後は在学中に司法試験に合格している、これぐらいじゃないでしょうか。もしくはやや希少な経験の組み合わせでしょうね。TOEIC930点でテニス部のレギュラーとか、全優で奨学金もらっていながら実はバックパッカーとか。

そう、大学生の経験なんてほとんどは似たり寄ったり。希少性なんて無いに等しいです。少なくともこれを読んでいる人の大半は、希少性ある経験なんて無いから、この講座を読んでいるんじゃないでしょうか?

自分の経験に希少性なんて無い、これを聞くと、がんばったサークル生活を否定された気がする人もいるかもしれませんが、否定なんてしてません。ただ、サークルでがんばった人なんて、日本中にたくさんいるってことです。

では、経験に希少性が無いとすると、何で勝負するのか?それは当然、もう一つの「経験の深さ」なんですね

この話は、また次回にでも。

今日の格言:世の中の大半の大学生の経験には、希少性なんて無い。みんな似たり寄ったり同じような経験をしているのだから、それをアピールしてもバカだと思われるだけ。
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2004-09-24

今、何をしておくべきか①

テーマ:就職活動全般
さて、今日から読まれる方はラッキーです。ラッキーな理由は2つあって、①非常に実践的な内容だから、②来年の年明けに読んでももう手遅れだから、です。

特に②は大きいです。今日から数回に分けて書いて行くことを、今ならギリギリ間に合うのですが、歳が明けてからでは、かなりリスキーな一発逆転をやらないと厳しくなってきます

とは言え、一方で今回のテーマがまったく不必要な人もたくさんいると思います。そういう方には、申し訳ないのですが、ものすごくつまらない内容になってしうかもしれません。そこは一つ読み進めながら、今日からの講座が自分にとって必要か不要かを判断するのに使って頂ければ幸いです。読み終わってから「なぁ~んだ、自分にはやっぱりまったく不要だったよ」と思えたら、自信を持って良いです(過信は困りますが)。

本当は、先にもうちょっと能書きをたれておきたいのですが、先に結論を書いておきましょう。今、しておくべきことは、ズバリ、
「これからの就職活動でアピールできるような経験を、今の内にちゃんとしておく」
ことです。

当たり前のことですが、アピールするような経験が無いのに、いくら自己分析をしたり、エントリーシート対策、面接対策をがんばっても無駄に決まっています。どんなハウツー本読んでも、就職予備校に通っても、無理、無理。そんなことするぐらいなら、明日にでもサークルを立ち上げるとか、NPO法人に参加するとかした方が、はるかに就職活動で上手く行く確率が上がります。

もし、今日、これを読んでいるのが来年の3月とかだったら、やることは決まっています。就職留年が可能かどうかを検討する、もしくはウソで塗り固められた自己PRの練習をするか、のどちらかです。まあ、運良くひっかかったまったく予想もしていなかった企業に入るという手もあるかもしれませんが・・・。どちらを選ぶかは本人の自由ですが、一応、後者の技も来年の3月には紹介したいと思います。あるんですよ、そういう技、例えば小学校の時の経験を全て大学生時代にやったことに直すとか。ゼロから全部、作り込むのはかなり難しいし、ボロが出る可能性もありますが、一応、本当にやったことならばリアリティのあるウソになる確率が高いのです。まあ、今日は本題じゃないので、また別の機会に。

おそらく皆さんの中で「これからの就職活動でアピールできるような経験を、今の内にちゃんとしておく」というボクの言葉を聞いて、分かれる反応は二種類です。

Aパターン:オレは、私はアピールすることがたくさんあるから、そんな経験を作る必要なんて無い(そもそも、就職活動でアピールするための経験を作れなんて、間違っている!)

Bパターン:早く、どんな経験をすれば良いか教えろ


Aパターンで、本当にすばらしい学生生活を送って色々な経験をしている方は、おっしゃる通りです。ボクが上で、これから数回の講座が不要になるでしょうって言った方々です。加えて、就職活動でアピールするための経験を作るなんて、ボクも基本的に間違っていると思います。どう考えてもおかしい。

ただし、Aパターンの人に本当に聞きたいのは、もし自分のやっている経験が実はまったくアピールもできないようなチープで薄っぺらい経験だとしたら、それでもあなたはBパターンの人の声を否定できますか?

Bパターンの方は、非常に素直だと思います。就職活動も4,5月になってクライマックスを迎えるぐらいから、おもしろいように内定を取れる人と、まったく通用しない人に分かれます。えてして通用しない自分を痛感する人はそこでこう思うのです、「自分は大学時代、何もやってこなかった!」と。これで就職浪人を決意し、あわてて海外留学や政治家秘書のバイトなどをやって経験を作ろうとする人、けっこういます。そして、前年がウソのように内定を取りまくる人もたくさんいます

今、Bパターンの人っていうのは、就職浪人をする前にこのことに気が付いているのだから、チャンスは十分あります。


次回からは、Aパターンの人にとっても、Bパターンの人にとっても気になる、「就職活動でアピールできる経験とは何なのか?」について書いていきます。

ただし、更新は不定期ですので、良ければ読者登録してください(更新すると連絡メールが行くらしいじゃないですか)。

今日の格言:これからの就職活動でアピールできるような経験を、今の内にちゃんとしておく。もちろん、既にそういう経験がある人はすばらしい。本当にあれば・・・。
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2004-09-22

就職ポータルサイトのカラクリ

テーマ:企業
皆さん、会社を受ける際に就職ポータルに登録して、そこからエントリーしますよね。後、10日もすると本格登録の始まる時期でしょう。今日はそんな就職ポータルサイトの裏側をご紹介します。

実は、ボクもコンサルティング案件で新規の就職ポータルの立案をサポートしています。あまり詳しく書けませんが。

この場合、当然、他の競合ポータルサイトを細かく調べて分析します。

ここで見えてくるのは、結局、就職ポータルサイトで一定のビジネス規模に乗せようと思うと、企業寄りにやるしかないんです。学生よりにやればやるほど上手く行っていないんですね。

本当に学生のためになる情報を提供するよりも、企業が学生を勘違いさせる手伝いをした方がはるかに儲かってしまうのです。

どこも基本は同じモデルですが、某ナビでは、会社情報を乗せるのに幾ら、カッコ良い先輩の仕事ぶりが紹介される先輩紹介は顔写真入りだと幾ら、写真なしなら幾ら、人事担当者からのメッセージは・・・と事細かに掲載料が決められています。企業は優秀な学生にちょっとでも多く興味を持って欲しいわけで、競合に負けじとたくさんの先輩を出したり、人事担当者からのメッセージを派手に掲載したり必死です。

某ナビも一人でも多くの学生に登録してもらって、色々な企業にエントリーしてもらわないと、「某ナビさんは、高い割に最近は学生の反応が薄いんだよな」と言われてしまうので、あの手この手で学生を登録に向かわせるプロモーションや企画を考えます

実は、誰も真剣に学生のためになることをやろうなんて、そこまで深く考えていません。後に不正がバレて新聞紙面で叩かれるような企業でも、某ナビ上では最高にカッコ良い先輩が仕事がどれだけ楽しくて、いかにすばらしい会社かを語ってくれています。良いんです、某ナビの人にとっては、不正をやっている会社に何も知らない学生がたくさんエントリーしてくれた方が儲かるわけですから。

逆に学生に「ここの企業は、実は会計操作をやっているという噂です。最近の利益は異常です。エントリーする方は注意してください。」なんて本当らしいことを書くと、「某ナビは危険だ。平気で都合の悪いことを書く」となってしまって企業はドンドン離れていってしまいます

じゃあ、ナントカ日記や2ちゃんねるを信用するしかないのかってことですが、これもかなりノイズが多くて噂の域を出ず危険です(たま~に2ちゃんねるを見ていると、こいつ、どう見ても本物の社員じゃないかってのもありますが)。興味本位、参考程度で見るのはありですが、こんな情報でキャリアを棒に振ってはいけません。

一方で、日経新聞やIRレポート、業界本を読めば良い会社かってわかると言えば、これまた難しいものです。まず日経やIR情報、業界本を読んで会社の状況を判断できるには、それなりのコツをマスターしなくてはいけません。プロのアナリストだって難しいものです。また、それでその会社の業績の実態、成長を把握したとしても、業績の良い会社が必ずしも働きやすい会社とは限りません。業績はV字回復したけどリストラしまくってて、組織はガタガタの会社だっていっぱいあります。まあ、たいがい業績が悪いよりは良い方が良いですが、それが十分条件では無いのです。

じゃあ、どうすれば良いのか?!答えのになりそうなものは、やはりOB・OG訪問をやること、良い就職仲間を作ること、この2つにつきると思います。

OB・OG訪問では、うっかり会社のグチを言ってくれることもありますし、必ずしも人事部の建前じゃない一般社員は仕事の本当のところを教えてくれるはずです。もちろん、こちらの事前準備、コミュニケーション能力も大きいですが、これはまた別の時に。またゼミやサークルのOB・OGであれば、さすがに後輩にウソまではつかない確率が高いでしょう。

それから良い就職仲間を持つのも大事です。自分の経験や後輩を見ていると、不思議と「どうして内定をもらえない人がいるの?」ってぐらいみんなバンバン、人気企業、希望業界に決まりまくるコミニティがあります。なぜなら、良い仲間はお互いを高めあうことに加えて、選考関連の純度の高い情報やOB・OG訪問の情報をシェアしたり、場合によっては相互にOB・OGを紹介しあったりできるからです。

ここで注意したいのは”良い就職仲間”であって、誰でも良いわけではありません。お互いの不安をごまかすために傷の舐めあいをするような関係では成長はありませんし、夢を語りながら「オレ達で一緒にD通で日本の広告を変えよう!」とか妄想しするのは勝手ですがそれで揃って筆記試験を落ちたら単なるバカです。結局、良い就職仲間を持とう思うならば、まず自分がしっかりと就職活動をできるようになることが先決なんですね。すると自然に目線の高い連中が周囲に集まって来るもんです。

このへんの良い就職仲間とOB・OG訪問のコツはまたいつか説明しますが、とりあえず今回は、就職ポータルを始めとする企業が発する情報はあくまでビジネスの上に成り立っているのであって、決して一方的に鵜呑みにしてはいけないことを、強く認識ください

とは言え、某ナビ経由でしかエントリーできない企業もたくさんありますから、エントリーツールとしてきちっと登録や希望業界の選択はやっておいてくださいね

かく言うボクも、新しい就職ポータルの立案、悩みます。学生に少しでも有用なモノにしたいんですけど、学生からお金を頂くモデルでは儲からないんだよなぁ・・・。でも、既存のポータルの後追いでは某ナビがいくつもあるし。企業にカネを出させて学生にも企業にもメリットのある仕組みを作れた人が、次の勝者かもしれませんね。

今日の格言:就職ポータル上で企業が発する情報は、企業の都合で作られるもので、決して鵜呑みにしてはならない。ただしエントリーには使うので、登録はちゃんとしておくこと。
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2004-09-21

給料について考えることが最初のステップ

テーマ:自己分析
経済的に自立していない多くの学生にとっては、関心はそれなりにある一方、ホントのトコロは実感の無いのが給料では無いでしょうか。今回は少しで良いので給料の持つ意味をしっかり実感して欲しいというお話です。

ちなみによくFRIDAYとかに有名企業30歳の平均年収とか夏のボーナスなんかが出てますけど、微妙なのもありますが結構間違ったりもしているので鵜呑みにするのは注意が必要です

当就職講座でもいずれ新人~30歳前後までの人気業界ごとのざっくりとした年収は紹介したいと思っていますが、その前に学生の皆さんには表面的な関心に留まらず給与についてじっくり考えて欲しいのです。

「カネよりもやりがいだ!」って声もよくありますし、ボクもその通りだと思います。若い内は、くだらない仕事で100万ぐらい年収が高いよりは、100万安くてもチャレンジングな仕事をした方が良い。成長市場の商品を接待だけの営業でバンバン売りまくって100万円のインセンティブをもらうよりは、赤字の事業の再建案件でサービス残業をしまくって(普通は儲かった部署じゃないとコスト削減で残業代ってあんまりもらえないものです)基本給にお涙程度の残業代で汗をかいた方が、中期的に見れば市場価値は高まると思います。まあ、前者にやりがいを感じる方なら何も問題は無いのでしょうが。

しかし一方で残酷なのが給与の違いよる生活水準の歴然とした格差です。例えば、社会人になってから久々に同じサークルの友達で飲みに行った場合、ある奴は給料日を気にしてドキドキしながら割り勘の5000円を支払うのに対して、別の奴は「ああ、5000円なんて今日はかなり安くすんだね。2件目は、どうする?」と平気で言ってしまう。1年前までは一緒につぼ八で飲んでいたのが、気がつけばそんなギャップが生まれている。

しかも、これが男女の出会いについてはどうでしょうか。「人間は中身で勝負だ」「別に合コンなんてまったく興味が無い」と本気で思っている方は問題無いのですが、現実としては中身がある奴がオシャレなレストランに女のコを誘えば勝てるわけがありませんし、合コンの店だってそこらへんの居酒屋じゃなくてセンスある店でやった方が盛り上がる確率は高いわけです。

ボクは何も、給与が高い会社に行けと言っているのではありません学生の皆さんにまずきちっと給料の意味を認識して欲しいだけなのです。これまでは親の経済的な支えの上で好きなことをやらせてもらっていた人が大半でしょ?そのノリで「自分の人生、好きなことを仕事にしないと意味が無い!」とか「お金より大事なものがある!」とか言ってしまう連中がたくさんいる。まして親のカネで飯食ってる奴に「日本を元気な国にしたい!」とか軽く言って欲しくないのです。余計なお世話です。

これもいずれ書きますが、企業がポテンシャル採用である新卒採用で求める人材は、「地に足がついた上で夢を語れる人」につきると思います。夢を語ることは自分のモチベーションアップにもつながるし、すごく良いことだと思います。ただし同時にたいしたリスクも無い楽なことです。学生の内は多いに夢を語っても良いのですが、社会に出る以上は地に足をつけてから夢を語らないと単なる空想家です

地に足をつけるステップとして、まずは就職活動の入り口で、ちょっと真剣に給料と言うものをしっかり考える必要があります。今の自分の時間は大半の人にとって親の支えが前提になっているはずです。卒業後も死ぬまで遊んで暮らせるお金がある方は心配する必要はありませんが、ほとんどの人が卒業してからも親が合コンに行くお金を仕送りしてくれることは無いでしょう。自分で稼いだ給料で、まず住む場所のお金を払い、食べる物を買うんです。その上で残ったお金が自由に使えるお金です。当然、安月給じゃ自由に使えるお金なんて大して残りません。下手をすればバイト代を全て遊ぶお金に使えていた学生時代より貧乏です。まして良いところに住んだり、良い物を食べたりできないのです。

もう一度、書きますが、ボクは決して良い給料の会社に行って良い生活をしろと言っているのではありません。やりがいだ、好きなことを仕事にしたいとか短絡的なことを考える前に、自分の力で明日の食いぶちを稼ぐ現実を理解してくださいと言うことなのです。その上で、やりがいとか夢とか出てくるのです。ここをしっかりと受けとめることが、浮いた足を地につける最初の一歩なのです。そして、これこそが実は自己分析のヒントだったりします。

今日の格言:やりがい、好きなことを妄想する前に、生活に大きく影響する給料の意味をしっかりと考える。
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2004-09-19

「本当のこと」を書く宣言

テーマ:就職活動全般
はじめまして。今日から不定期に、でも学生の皆さんが就職活動でかなり役立つぐらいのペースで、就職活動に関する講座をやって行こうと思っています

とは言え、市販の分厚いマニュアル本や、就職アドバイザーとか、企業人事部のプロモーション垂れ流しのWEBサイトと同じことを書いてもつまらないので、ボクは、出来る限り”本当のこと”を書くつもりです

出版社、就職ナントカ屋さん、企業人事部、就職ポータルサイトは、それぞれビジネスですので、本音と建前は違ったりします。ただ、ボクにはそれがありません。善人ぶるつもりはありませんが、そういう人たちに振り回されて、ある意味社会的な弱者の学生が右往左往し、無駄な時間を使ったり、大金をドブに捨ててしまったり、ましてうっかり間違った会社に入ってしまったら、可哀想だなと思うのです

幸い、ボクは、自身も某超有名企業のそれも花形部門で早くから良いポジションに置いてもらい、それなりのキャリアも経験させてもらえたので、多少なりとも若手にとっての仕事とはどういうモノかわかっていると自負しています。同時に、学生の皆さんがあこがれるであろう有名企業から、最近はベンチャー起業に参画した関係から勢いあるベンチャーにも、たくさん友人、知人がいますので、給与から残業時間、福利厚生、仕事内容まで実態もかなり良く知っています。これだけでも、ナントカナビとかみんなのナントカ日記、まして2ちゃんねるより、役立つと思っています。

また、就職活動なんて、実際のビジネス、仕事に比べたら、かなり簡単です。ビジネスでの市場分析、競合分析に比べたら、業界研究はチリみたいなレベルです。ビジネス文書と比較すれば、エントリーシート程度の文章は10分もあれば書けます。周りは学生だらけの30分程度の面接に対して、競合も狙っている客先で役員が並ぶ中でのプレゼンの重圧は次元が違います。このへんの話から、就職活動に使えるネタをたくさん提供できると思っています。どうせやるなら、就職活動レベルなんて目指さずに、入社後に少しでも早く即戦力になれる情報収集力、コミュニケーション力を身につけましょうよ

以上、これらのことをきちっとBlogで書いていけば、たぶん、現場で本当のビジネスなんてしたことないのに学生相手に吠えている人事部の採用担当者や、これまた人事部にいたというだけで有料で学生に就職ハウツーを教えている方々より、はるかに学生の皆さんにとって有用な「本当のこと」を言える気がしています。

実はさっき、まずは企業採用担当者の仕掛けの裏側について書いたのですが、この立ち上がってまだまだ新しいAmeba Blogのバグのせいか、全部、消えてしまいました・・・。修正しても反映されないし、まだまだですね・・・。これで5回目の修正アップです。Ameba開発者さん、がんばってください!

次の更新も出来るだけは早くにがんばりますが、逆に皆さんからの質問も大歓迎ですので、ぜひコメント欄に書いておいて頂ければ嬉しいです。可能な限りBlog内で反映させて行ければと思っております。

今日の格言:このBlogでは、就職活動に必要な「本当のこと」を書く。

内定太郎
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2004-09-19

企業採用担当の実態~幻想の仕掛けの裏側~

テーマ:ブログ
どうも、はじめまして。内定太郎です。ここでは、就職活動の本当のところをあますことなく書いていきたいと思っています。

ボクは、都合の良いプロモーションばかりを発する人事部や、大したキャリアも持って無いのに学生相手に小遣い稼ぎをやっている就職コンサルとかを、心から軽蔑しています。初回は、まず、学生の皆さんに勘違いしないてもらうために、企業の人事部採用担当の話をしましょう。

企業の新卒採用を学生の方も直接は接するわけで、けっこうそういう人達を見て判断する人も多いかもしれません。セミナーでカッコ良くプレゼンする○○さんにあこがれて、競合他社を辞退したなんて人も毎年いるものです。しかし、これが幻想なんです。こういう幻想を作り出すように企業は仕掛けているわけです。

はっきり言えば、新卒のリクルテーィングなんて組織の中じゃそんなに大きな出来事じゃありません。もちろん新卒採用は企業にとってはそれなりに重要な活動ですが、でも、日々、営業の前線で利益を出そうと汗かいている連中にとっては、あくまでオマケ程度です。そしてどこの企業だって本流は絶対に利益を出す部署の連中なんです。もちろん日本企業では人事部の上の方のポジションはエリートの場合もあります。でも、そういう人は社内エースの人事権を操作できるからエリートなわけであって、新卒採用なんて眼中にありません。まあ、せいぜい内定を出した人材が競合に引き抜かれないかをちょっと注意しているぐらいで、後は採用の現場担当者に任せています。

そして、この採用の現場担当者がクセものです。そりゃ仕事ですから、学生相手にカッコ良く吠えて、学生からの企業人気を高めようと必死になりますよ。でも、そんなんでやりがいを感じられるのもせいぜい2,3年で、そこから先はそんなに採用にやりがいなんて感じなくなるもんです。

だって、上でも書いた通り、新卒の採用なんて花形でも本流でも無いですから。ホントは利益貢献できる部署に行ってバリバリやりたかったり、せめて人事部内でも組織変革とかに関与するような部署に行きたいわけです。青い学生のつまらない夢物語の書かれたエントリーシートを何千枚も読むなんて作業は苦痛以外の何モノでも無いのです。セミナーの説明を行う場所を手配して、そこでスピーカーになってもらう社内のエースの人に頭下げてお願いして(この時もエースからしてみれば、クソ忙しいのに・・・ってのが本音でしょう。外資金融なんかは人材獲得が部門ごとなんで、フロントオフィスが気合入れまくることも多いですが)、次に面接会場を用意して、面接官になる他部門の人のスケジューリングを組んでなんて仕事が、おもしろいわけがありません。2,3年やれば十分。

しかもそれだけ採用のために汗水流す採用担当本人には、選考の決定権はほとんど無いんです。ここがポイントで、採用担当の人と仲良くなれば有利だという勘違いがありますが、そんなことはまったくありません。採用担当の中には、学生に力を誇示しようと、自分に決定権があるとチラつかせたり、それを学生相手の合コンでアピールするバカもおりますが、はっきり言って限りなくウソです。

まあ、中には新卒採用に心から命をかけている方もいらっしゃるでしょう。でも、正直、ボクから言わせてもらうと、30歳もすぎて新卒採用しか仕事してなかったら、良い歳こいた社会人が何やってるんだと思いますよ。その人は組織で干されてるんじゃないかとすら勘ぐります・・・。もちろん、仕事のやりがいなんて本人の自由ですから、ご本人が30歳になっても40歳になっても新卒採用を専門にやりたいということをとやかく言う気はありません。勝手にがんばってくださいって感じです。

しかし、良い迷惑なのは学生ですよ。学生相手に吠えて、簡単に尊敬されて、お山の大将が最高に気持ちよくて、その世界から抜けられなくなったとしたら、そんなんでよく学生のキャリア相談に乗れるよな~とボクは思いますね。一度ぐらいは、客先の役員の前で競合と数億円を巡っての命がけのコンペをやったり、海外提携先に単身乗り込んで数時間のネゴシエーションとか、そういうの経験される気概は無いんでしょうか。それを経験せずによく、仕事、キャリア、夢なんて語るよなと思います。一体、どうやって学生を感動させるネタを作ってるのか、むしろそちらを伝授頂きたい気がします。

初回の今回は企業の採用担当の本当のところを書きました。これだけ読むと、ちょっと否定的に聞こえるかもしれませんが、決して否定をしているわけじゃありません。ただ、会社の名前の上であぐらを書いて、学生に対して美辞麗句を並べたて己をカリスマ化し、そして学生に幻想を見せるようなことを仕掛けてくる連中に、学生は決して勘違いしないで欲しくて幻想の仕掛けの”裏側”をご説明したまでです。

また、日本のベンチャー企業、中小企業は優秀な学生の採用に本当に苦労しています。すごく優良企業でも知名度が無いために、人材の採用がめちゃくちゃ難しい。こういう会社で、社内の人事総務全般に加えて、採用にも汗水流されている方は、ボクは心より敬意を表します。

節度あるご質問、ご意見については可能な限り回答させて頂きます。ただし誹謗中傷的なコメントは相手にする時間もございませんので、悪しからず。

今日の教訓:企業人事部の採用担当を勝手にカリスマと勘違いしてはいけない。
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