3週間ほどまえ、ニューヨークに行ってきました。

生粋のNY育ちっこマイケルの結婚式に参列しに音譜


そしてびっくりしたのが、ニューヨークの地下鉄では…



「独りごとを言う人がけっこういる」



「隣同士、知らない人でもちょっとしたことで話す」



っていうこと。

NY訪問は3度目だったのですが、このことに気づいたのは地下鉄に乗った回数が多かったから。

i-pod聴きながら気持ち良さそう~に首を振る人の多かったこと!(特にアフリカン系のみなさん)。

小学生の女の子を3人連れてラッシュアワーの地下鉄に乗って来た金髪&スポーティーなお母さんは、目の前の空席にささっと座っちゃった黒人のおばさんに、

「いま子供が座ろうとしていたのに!! あなたヒドい人ねプンプン。こんな混んでる電車の中で子供が可哀想だって思わないの?情け心はないわけ??」

とかけちつけてました(ちょっと怖かった)。

さー、この女性はどんな風にしゃべっていたでしょうか?


さー、考えてみよっ!

.......


思い返すとこんな感じでした。
(まったく同じ英語だったわけじゃないと思いますが、所々覚えてます)

" You are mean lady!! Those children just wanted to sit that seat! Don't you have mercy ? Can you think about little children being squashed in this crouded train??"


いやー、強烈だった、NYの地下鉄ママ。

さすがにこの人には周りの人は唖然としてました。


ちなみに、マイケルは「NYに帰ってきて、地下鉄のはしっこでブツブツなんかしゃべってるおじさんがいるとホッとする~DASH!」と言ってるそうです。東京でそれやるとちょっと奇異な目で見られちゃうものね。「周りの人がちょこっと不思議なことをしていても気に留めない」というおおらかさがニューヨーカー気質なのかも。

わたしも鼻歌を口ずさみながらブルックリンのメインストリートを歩いてみました音譜

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「わたしなりの近道」では今まで2つのアドバイスをして来ました。1つ目が「まずは日常的に頭の中で日本語の順番を変える」、2つ目が「自分の感情を表現することに力を注ぐ」でした。これを日常的にやるだけでだいぶ英語マインドのためのウォーミングアップが出来てきたと思います。

さて、そうなって来て「その3」ではどんなことをするか??

それは…

「必殺☆ワナ・ガナ大作戦~!!!」です。

ちょっとテンション高いですが、けっこう大切なことなのでテンション高めで行きたいと思います(笑)。さて「ワナ・ガナ」ってなんでしょう??なんだかあの双子の役者さん「まな・かな」ちゃんに似たイントネーションですよね。そのイメージで頭に刷り込んでもらったらいいと思います。

そして「ワナ・ガナ」とは、"wanna" "gonna"のことです。つまり"wanna" = want to(~したい) 、"gonna" = going to(~するつもり)の略なわけです。英語では、これらのフレーズを良く使います。しかも、人間の基本的欲求である「~したい」「~するつもり(予定)」をうまーくまとめた感じのフレーズなんです。

これをうまく使うことで、英語でのコミュニケーションはすごーくスムーズになります。なぜなら、うまくその言語がしゃべれない時、ネイティブの人は「あなたは一体どうしたいの??」というハテナマークに包まれるためです。それに対応して「わたしはこうしたい」「わたしはこうするつもりなんだけど…」と言えることで「あー、そうしたいんだ!!」と相手がスッキリして次のステップに進めるからです。そしてこういう「あ!伝わった」という成功体験を増やして脳を活性化していくことが、言語能力向上のコツなんです(快感ホルモンが脳から放出されます)。

なので、「これやって~」「あれやろっと♪」みたいなフレーズを日常的に英語でつぶやいて練習することをおすすめします。例えば、ランチタイムに道を歩きながら、今日の午後の予定をブツブツひとりごと言うなんていかがでしょ?

<日本語のわたし>
「えーっと、今日の午後はA社さんにまず見積りを送るでしょ。、B社の山田さんの問い合わせの返事メールにして…,それから同期の忘年会の場所も探したいしー(やっぱ幹事は向かないワ)」

と頭の中に考えるともなく思いつく出来事がぽこぽこと思い浮かんだりしますよね。そういう瞬間をつかまえるわけです。
そしてそれらを英語「ワナ・ガナ」を使って考えてみましょう。

<英語バージョンのわたし>
" I'm gonna send 見積り to A社 . それで、I'm gonna answer 山田さん's 問い合わせ e-mail, and I wanna 探す the 忘年会 会場... "

という感じ。
いいんです「見積り」とか「忘年会」とかそういう単語は言えなくても。漢字のままにしておきましょう。そういう細かい単語のことを「"見積"分かんないしー」とかでいじけてしまうと前にすすみません!それは放っておいて、まずは"wanna" "gonna"の習慣をつけることに集中します。言語で大切なのは「必要な瞬間(会話をするチャンスとか)に、必要な言葉が出てくる」ことです。そのために、日頃からこうやって筋トレのように練習をするわけですね。

しかも、上記のように考えるのがめんどくさかったら、日本語で普通に「これやるでしょー、あれやるでしょー」っていう感覚で頭の中に浮かんだことを" I'm gonna do this ~, I wanna do that ~"と口に出してひとりごとを言うだけでいいんです。1日3回、朝、昼、晩、とかね。



それでもって、「ワナ・ガナ」ちゃん達に慣れたら、必ず "I (アイ)"をつける習慣を忘れないようにしましょう。
日本語では、自分の意図を人に伝える時に「わたし」とか「あなた」という主語を使わないですよね。でも、英語では日常的に使うんです。

例えば日本語では

「ねー、なに食べよっか?」
「うーん、そうだなー、パスタがいいな。」

っていう会話がふつうに頭から出てくる言葉ですよね。
でも、英語では友達同士のフランクな会話でも、

「ねー、あなたは何を食べたい?」
「うーん、そうだなー、僕はパスタを食べたいんだ。」

ということになります。
日本人からすると、ちょっと照れくさいフレーズですが、英語においては「ちゃんと主語を入れる」ことがあたりまえなんです。

…なので、英語で独習する時には「ワナ・ガナ」だけでなく、その前に "I (アイ)"と "I'm (アイム)"をつけるようにしましょう。
ちなみに、「ワナ」には「アイ」だけをつけて "I wanna"です。で、「ガナ」には「アイム」を使わなきゃいけないので"I'm gonna”です。理由も説明できますが、それ読むと中学の英語の先生みたいになっちゃうのでやめます。だから、まるっとまるごと覚えちゃってください。

ちなみに言語はスポーツと一緒で「練習」で成果が出ます。「wannaとかgonnaとか知ってるもんねー」とこのブログを読み終わったあなた。「知ってる」ことと「自由自在に使える」こととは雲泥の差があります。オトナになると「あー、それ知ってるしってる」と物事をつい処理しがちですが、ちゃんとマスターできるようになるまでやってみましょう。言語の練習は論理的な構造に感情も入れるというとーっても複雑かつダイナミックな「脳トレ」でもあります。Let's stay young with English! (英語を学びながら若さをキープ!)

さーて、I'm gonna have a coffee now♪
(さーて、コーヒー飲もうっと♪)


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前回の「わたしなり近道その1」で、まずは日常的に頭の中で日本語で言葉の順番を変えることをアドバイスしました。さらにここからワンポイント上達するコツを伝授します。

それは「自分の感情を表現する」ことに力を注ぐんです。

つまり、前回紹介した「今日渋谷いきたいんだよね」を例にとると

「あんた、どんだけ渋谷行きたいんですか?」

っていうことです。

英語にかかわらず、言語を「マスター」する時に必要なのは、ここの部分だと思います。英語が「マスター」できる「上手になる」ということは「英語でどう言うか分かる」だけじゃなくて、「英語で自分の言いたいことを表現するということ。多分、ほとんどの日本人が直面している「英語が上手に話せない~」っていうのはこのポイントだと思うんですよね。だから自分の感情表現に力を注ぐのはとても大切なんです。

なので今回は「わたしは渋谷に行きたい」というのを掘り下げていきます。

ここでみなさんは思うはず「えー、なんで?? "わたしは渋谷に行きたい"なんて、そんな簡単な事だったらわたしにだって分かるよー,”I want to go to Shibuya"でしょ」。でも、単純に人が持つ「渋谷に行きたい」という気持ちの中には、いろんなバリエーションがありますよね。そんな日本語での感情の違いの表現を英語でどれだけ思いつくことができますか? 例えば…

「渋谷にホントに行きたい」
「んー、渋谷に行きたい気がするんだよね」
「渋谷に行かなきゃ!」
「渋谷に行きたい感じでもあるんだけど…」

さーて、どないでしょ?
思い浮かびましたか?
思い浮かんじゃったひとは、これ以上このブログ読まなくていいかも(笑)。

以下、わたしなりの正解です。

       ↓
       ↓
       ↓

「渋谷にホントに行きたい」
    → "I really want to go to Shibuya!"

「んー、渋谷に行きたい気がするんだよね」
   → " Umm I think I wanna go to Shibuya"

「渋谷に行かなきゃ!」
   →  " I've got go to Shibuya!!"

「渋谷に行きたい感じでもあるんだけど…」
   →  " I kind of want to go to Shibuya..."

…という感じ。
どでしょう?

みなさんは普段の生活の中で、これだけ感情の違いを日本語で表現していて、その数だけ、英語でも表現の違いがあるんです。なので、「英語が上手になりたい」人は、こういう感情の違いに着目することをおすすめします。この意識を持って好きな映画のDVDの好きなシーンを日本語字幕と英語字幕で切り替えてみてください。それをまず日本語で分解してみる。そして英語を見てみる「ハハーン、こういう気持ちはこう表現するんだ」というのが分かります。それを暗記して、1個いっこ、自分にとって「しっくり」来る感情表現を身につけていけばいいのです。

言語はコミュニケーションの道具です「自分の気持ち」を表現するときの道具。だから、自分の気持ちや意志を表現する引き出しがたくさんあることが「上手」であることを意味します。そのほうが気持ちいいしね。そうやって楽しく覚えて行きましょう♪


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とってもありがたいことに、わたしはよくアメリカ人に「英語上手だね」と言われます。その理由が「発音がある程度それっぽい」ことと、さらに「言いたいことをはっきり言う」ことだと思います。

日本人として「英語がしゃべりにくなー」と思う瞬間って、発音にコンプレックスがあることが多いですよね。それは矯正するのにある程度時間がかかるし、実はネイティブの人はあまりそこを気にしすぎてはいません。ネイティブの人は発音ににごりがあっても、頑張って聞き分けてくれます。それよりも、まず最初に訓練すべきは「言いたいことをちゃんと言う」です。

では英語が上手になるための近道その1をお教えしましょう。
それは「述語(結論)を先に言う"考えグゼ"をつくること。
これを身の回りの生活で毎日やること。

たとえば「今日渋谷に行きたいんだよねー」と思った瞬間に「行きたい、渋谷に」と順番に並べ直すクセをつけることなんです。

日本語では「行く」「行かない」などの結論(つまり述語)を最後に言いますが、英語ではそれらが先に来ます。

これ、頭で分かったつもりでやらないでいるのと、実際にやるのとではだいぶ違います。「英語がしゃべれるようになりたけど、なかなかなれない~」言う人は、まず1ヶ月これをやり続けてみてください。

「今日渋谷に行きたいんだよね」
  ↓
「行きたい、渋谷」 + 「今日」  (脳みその中で素早く!)
  ↓
"I want to go to Shibuya Today "   (落ち着いて英語に変える)

はい、この3段プロセスが大事です。
さー、出来ますか??
例題を見れば、そーんなに難しくないですね。
でも毎日やるとなると、けっこうなトレーニングになりますよ。
たとえば、出かけた渋谷でお買い物中に、素敵な靴に出会う。
そうすると…

「うわー、この靴めっちゃ欲しい」
  ↓
「欲しい、この靴、めっちゃ」 (素早く!)
  ↓
" I want this shoes so much! " (落ち着いて英語に)

です。
さー、がんばってください。
まずはできるところから1個ずつね。でも必ず毎日。
脳は60回反復すると、その内容を暗記します。だから、「英語脳」を作る第一歩だと思ってくださいね。

毎日続けていって「考えグゼ」が大分スピーディーにできるようになったら、NHKの英会話番組を見るなり、映画を見るなりで、自分の脳みその変化をためしてみましょう。そうすると、英語の順番でものを聴くのに慣れているのに
気づくと思います。

Try it ♪
わたしがアメリカに留学したのは高校2年生の夏です。YFUという非営利財団の試験を受けて行きました。YFUは毎年300人くらいの高校生をアメリカに送りだしているのですが、私はその試験を高校1年生で受験し。合格後1年間準備をしてからアメリカのカリフォルニア州で11ヶ月過ごしました。当時で、YFUの留学費用は多分100万円程度だったと思います。100万円、と聞いたらちょっとびっくりしますが、子供一人を海外に行かせっぱなしにするのに、学費を含めて100万円は破格の値段です(YFUは高校生をボランティアのホストファミリーに預けるのでこの価格)。お子さんをバイリンガルにしたい方にはおすすめの機関です。

と、YFUの宣伝はさておき…、留学試験に合格し、ワクワクしながら準備期間に入ります。関東圏内の100人くらいの留学準備生が、2泊3日の泊まり込みでアメリカに慣れるための研修をするのです。英語でのスピーチ練習、英語でのディスカッション、先輩留学生の体験談を聞く会、などプログラムはさまざま。新しい友達も出来ますから楽しいんですねー。でこの合宿のいろんなプログラムの中で、今でも印象に残っている1つのワークショップがありました。

それが「バカになる時間」と、「相手をほめまくる時間」。今回は、そのうち「バカになる時間」のことを書きますね。

「バカになる時間」というのは、1チーム5人程度のグループが、ちょっとした歌と踊りを交えたパントマイム的なものをみんなの前で披露すること。一番バカっぽいチームが優勝する、というものです。最初この主旨を聞いたときには「えーっ、そんなのできないよー!!」なんて思ってみな顔面蒼白…。でも、それぞれのチームには、すでに留学から帰ってきた先輩留学生が1人ずつ入ってくれて、それぞれのチームがけっこう面白い演目に仕上がり、最後には大爆笑して終わりになりました。

さて…、ではなんでこのようなゲームのようなものが留学の研修として必要なのでしょう? それは、「言葉の分からない世界で、文化の違う環境では、時として自分をバカだったりアホにしても大丈夫な状態であることが、とても大切」だからです。繊細な日本人にありがちな「発音が良くないから、しゃべりずらい~」という感覚。実際に英語圏で生活するとなると、そうも言っていられません。そして短い時間の中で、言語の習得を早め、より多くを吸収するためにはとにかく「失敗すしてでも何度でもやってみること」が大事。「バカになる」ことが出来ることは、そういうアクションを取るときの最後の砦です。何かを間違えたら、「うそぴょ~~~ん」、なんて言って、笑い飛ばしてしまえばいいわけです。そして、「知らないコトがある」ということに対して、恥ずかしさを感じずにリラックスして取り組めます。

ある帰国生はこう言っていました「僕は高校生で、留学出来てラッキーだと思いました。これが大学生だったり、大人になってからだったら、もっとカッコつけちゃいそうだもの。「その通り」と、大人になった今思います。

「羞恥心」の上地雄輔さんの「おバカキャラ」、大好評ですよね。上地さんご自身による著書がなんと発売3日目で28万部出荷とか。みんなと仲良くなるには、「おバカ」が大事。上地さんの活躍を見るたびに「うーむ、素晴らしい」と、うなずいています。「知らないことをこわがらない」上地さんだったら、言葉のまったく分からない国に行っても沢山お友達を作っちゃうんでしょうね。