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弁護士 堀口 佑美

 テレビドラマや漫画などで、登場人物にお金が必要になった時、本の間やタンスの奥から出てくるもの、それがヘソクリですね。

 これを読まれている皆さんの中にも、へそくりを貯めていらっしゃる方が多いのではないでしょうか。               

「自分が稼いだお金から天引きしているんだから、/自分のお小遣いからこっそり貯めたんだから、自分のものに決まってるだろ!」

そう思っているあなた!

実は、法的にはそうではありません。
一方の配偶者(夫または妻)にその存在が知られているかどうかにかかわらず、婚姻期間中に、夫婦の協力に基づいて形成した財産は、原則として夫婦共有財産となります。

 そのため、離婚の際の財産分与においては、一方がこっそり貯めたへそくりであっても分与の対象になってしまうのです。

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これは、例えば、

① 毎月1万5000円のお小遣いをもらうけれども、お昼ご飯などで全てつ
かってしまってへそくりができない場合

②毎月2万円のお小遣いをもらい、お昼ご飯などを
引いた5000円をへそくりとして貯め、5年間で30万円のへそくりをした場合

この2点をを比較してい
ただければ分かりやすいかと思います。

① の場合、お小遣い以外の残高は夫婦共有の口座に残り、夫婦共同生活(子どもの教育費、家具・家電の購入など)のために使われたはずですね。

ところが、②の場合、本来夫婦共有財産となるはずのお金が、たまたまあなたにお小遣いとして多めに支払われていたために、30万円をあなたの手元に残すことができたのです。

◆◇まとめ◇◆
へそくりというのは本来夫婦共同生活のために使われるはずであった夫婦共有財産が、たまたま一方の手元にあるという状態にすぎないのです。

 例外的に、夫婦の一方の親が亡くなった場合の相続財産をへそくりとして貯めていた場合、そのへそくりは夫婦の協力によって得られたものではありませんので特有財産として財産分与の対象とはなりません。

 へそくりが誰のものであるかを決めるポイントは、今あなたの手元にあるかどうかではなく、へそくりの出所がどこか?」によって決まってくるということですね。




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