主婦のやりくり

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私は長年、家計簿をつけています。今までの家計簿の冊数を数えてみたら、今年で19冊目になっていて、19年続けていることに気づきました。

 

 

長く続けることができたのは、「好い加減」につけているからだと思っています。毎月、今月は○○円合っていないとメモが付してあります。きちんと収支を合わせないから楽なのです。しかし、そんな「好い加減」な家計簿も少しは我が家の役に立っています。

 

普通に生活して光熱費はこのくらい、食費はこのくらい、1か月でこのくらい、1年でこのくらいお金が必要だということが大雑把に把握できるので、あとは、娯楽、電化製品・車の購入、慶弔費、教育・教養費等の臨時の支出に要するお金をどこから、いつ捻出するかを考えれば、なんとか毎月少しだけ黒字で生活できます。

 

家計簿をつけるとなると、意気込んでパソコンを使ったり、本格的な家計簿を本屋で買ってきたりしますが、大抵は嫌になり、続かないことが多いように思います。最初は普通のノートにレシートをはさんで、それを1週間に1回、書き写す事から始めると良いかと思います。

 

それも、細かく書くのではなく、日にちと、レシートの合計額と、食費・雑貨・通信費・交通費など、大雑把な費用項目だけ書いておきます。その費用項目ごとにマーカーで色分けして月末に集計します。1年続けることができればそれが習慣になってきます。そうして支出を把握し、次にその支出が収入とのバランスがとれているかをチェックできるようになれば、家計簿の効果が出てくるように思います。

 

 

私はいろいろな企業の帳簿を作成するお手伝いをさせていただく仕事に就いております。企業経営も家庭生活もお金を基本として動きますので、家庭の支出等のお金の使い方は企業財務の基本に学べる点があると思います。もちろん、企業は企業活動の成果が売上に影響するので、収入が一定ではないのに対して、家庭においては、毎月若しくは毎年の収入が大きく変わることはあまりないと思います。(少し主観的かもしれませんが。)

 

収入が変わらないのであれば、その収入の中でお金を使っていくことになりますので、私も含めて世の中の主婦は、節約を心掛け、日々努力しています。

 

 

でも、その努力、少し違うのではと思う事もあります。主婦の雑誌によく、「雑貨や調味料など日持ちのするものは、新聞広告をチェックして底値 (地域で一番安く設定される値段) の時にまとめ買いしましょう」とのアドバイスが載っています。

 

これは、企業経営の「在庫は最小限、売れるものだけ多く持つ」という鉄則から考えるとあまり感心しないアドバイスだと思う事があります。安いので今たくさん買わないと損だという心理が働き、要らないものまで、しかも、必要量以上に買ってしまい、同じものが家にたくさん貯蔵してあるなんていうことになりかねません。これこそが企業でいう不良在庫につながります。底値買いが好きな人は、在庫管理をしっかりする必要があります。

 

また、車や大型電化製品を買う時も企業に学ぶべきところがあります。

減価償却という考え方です。例えば100万円の車を買ったとします。5年後に同じ100万円の車を買うとしたら、毎月いくら貯金をしなければいけないかというと、約1万6千600円、それに自動車税、自動車保険、車検、修理、ガソリン代を考えると約月3万円以上積み立てて、その資金から必要経費を使いながら次の車を買う準備をしなければならないことになります。ローンを組んで買うとしても、まったく考え方は同じです。車を買うための積み立てがローンの返済になるだけのことです。車の下取りの入金額を考えていないと言われそうですが、そのお金は次の車を少しだけグレードアップしたい時の資金や、ローンの返済に充てる資金として考えるため、この計算には入れません。都市部以外の地域では車は必需品だと思いますので、家計に合った車を選ぶことも大切なことです。

家計簿をつけていると意外に車の負担が大きいことに驚かされます。

 

 

節約を心掛けることも大切ですが、その貯めたお金を何に使うかという事も重要な事だと思います。

企業は企業活動で得た資金をどこに投入するかで企業成果が問われます。例えば製造業であれば設備投資に、薬品製造業であれば研究費に、サービス業であれば人材に、飲食業であれば食材に投入します。そしてまたより多くの売り上げを上げる努力をするのです。

 

家庭では、各家庭によって何に使うかは異なると思いますが、食べる事が好きな家族であれば食費や外食費に、レジャーが好きな家族は娯楽費に、旅行が好きな家族は旅行代に、子供の教育に力を入れている家族は教育費にと、この家族の楽しみや価値観や目標を達成するための費目まで節約する事はないと私は個人的に思います。家族が仲良く、人生を楽しめる家族経営をするには、どの費目にお金を使うかという選択も家族の生活に大きく影響するのではないでしょうか。

 

毎日、お金を扱っていると、(帳簿上だけですが。) お金は色々な事を語ってくれると感じます。お金はその人の生活そのものです。ここで家庭の、若しくは自分のお金の使い方を見直してみると新しい発見があるかもしれません。

 

 

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