ポンペイ in 名古屋
ヴェスヴィオ火山の噴火により火山灰に埋もれた古代ローマの都市ポンペイの壁画展が名古屋で開かれていて、私も先月行ってきました。
場所は名古屋市博物館で、私の家からは名古屋市営地下鉄桜通線で行きます。
美術館は整備された前庭を控えています。
入口ではギリシャ神話のマイナスが迎えてくれます。
この展覧会は4章に別れていました。
第1章は「建築と風景」で、一部は「平日写真撮影可」になっていましたが、私が行ったのは土曜日でしたので、写真を撮ることはできませんでした。
ポンペイの壁画には第1様式から第4様式まであるとのことですが、第1様式の壁画はわずかしか展示されていませんでした。鮮やかなのは第3様式のようでした。
第2章は「日常の生活」で、ポンペイ近郊のカルミアーノの農園別荘の復元が威光を放っていました。
第3章「神話」ではナルキッソス、ヘラクレスなど、ギリシャ神話に登場する人物が多くとりあげられていました。アリアドネ、ディオニッソスなども次々に登場します。
「アキレウスを教育するケイロン」もそのうちのひとつです。
ポンペイとともに世界遺産に登録されているエルコラーノで見つかった壁画も展示されていました。
第4章「神々と信仰」では、凶暴な(か?)マイナスがあちこちに姿を現していました。
踊るマイナス
途中にはケンタウロスの体部分が置いてあり、そこに入ってケンタウロスになった写真を撮る場所もありました。親子で来館している人たちが時に列を作りながら記念撮影をしていました。
展示は全部で63点と多くはありませんが、ひとつひとつが繊細で、全部見るには数時間かかります。
この展覧会は9月25日まで開催され、10月15日から12月25日までは兵庫県立美術館、2017年1月21日から3月26日まで山口県立美術館、4月以降福岡へ巡回する予定だそうです。
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