木のぬくもりとライフオーガナイズで、
「おうち大好き！」な人を増やしたい！
建築士＆ライフオーガナイザー
Kurumiこと 黒石あゆみです。
木の住まいづくりのこと、
インテリアのこと、
ライフオーガナイズ
（空間・時間・情報の整理術）のことを
お伝えしています！
先日のキッチン収納レッスンに
お越しくださった受講者さま、
ご自宅のキッチンのお写真を拝見すると、
とっても使いやすそうなキッチンで
スッキリと片づけられているように
お見受けしました。
レッスンにご参加くださった理由をうかがうと、
これまでもいろいろとお片づけについて
学んでこられたのですが、
もっと他の方法があるのではと
ライフオーガナイズに興味をもってくださり、
お越しくださったとのことでした。
この回は、実際に
お片づけの作業計画を
たてていただいたのですが、
もうすでに十分考えられて
整理、収納されているので
「もう見直すところはないかな・・・」
と思案されているようでした。
講師のゆうさんが、
「キッチンで作業をされているときに
ちょっとイラッとしたり、使いにくいな
と思うことってないですか？」
と、お声掛けをすると、
「そういえば、
システムキッチンの包丁の収納場所が
引き出しを一度あけて、
さらにもう一度、
引き出さないといけないところにあるので、
毎回手間に感じています。」
と、気付かれたようでした。
メーカーさんのシステムキッチンなどは、
「ここに包丁」
「ここにお鍋」
「ここに調味料」
というふうに、
一般に使いやすいと思われる位置に
収納場所があらかじめ
設定されていることが多く、
使う側も、
「そうするものだ」と
思い込んでしまっているような
ところがあります。
それが使いやすいかどうかは
やはり人それぞれ。
ちょっとストレスに感じるな。いう時は、
「あたりまえ」をうたがってみると
自分にあった方法が
きっと見つかると思いますよ。
そういえば、このあいだ、
あるキッチンメーカーさんの
ショールームに
お客さまに提案するキッチンの
下見に行った際、
他のお客さまを案内されていたスタッフさんが
「このシンク下の収納は、
こんなふうになっているのが
うちの特徴ですが、
使いにくいとおっしゃるかたも
おられるので
ふつうの引き出しタイプに
していただくこともできます」
と説明されていました。
その場で自分にどちらが合うか、
ぱっと判断するのは難しいですが、
そのように説明してもらうと、
お家に帰って、
現在のキッチンを使いながら、
自分にはどっちが合うんだろう・・・と
考えることができますね。
こんなふうに
使う人の立場に立ったご案内を
していただけると嬉しいですね。