ブルーハワイって 青いシロップ有るじゃないですか


あれ  昔から気になってたんですよね

 何味?って


 お祭り とか 花火 の露天の シロップのびんの列の中で

異様に目立つ 謎の 真っ青 


今になって冷静に見れば いちごの赤も メロンの緑も

全部 胡散臭い 色なんですけど特に ウサン臭さを感じたのがブルーハワイのあの青


日常の食生活で青ってみないじゃないですか


せいぜい 魚の青ぐらいで

しかも それは

あんな ブラックライト( 滅菌器があるので存在は知っていた)

に当てたら光りそうな 色してないし


ウサン臭さに惹かれると同時に それに警戒し忌避する性格のお子ちゃまだった  

 というより 

お世辞にも衛生的とは言えない露天で買うなら

缶ジュース (ペットボトルはそこまで一般的じゃなかったなあ

子供のとき) にしなさいという  祖母(僕はおばあちゃん子なのだ)

の教育の方が大きいのかな  

かき氷は 家で 冷えペン だったかな ペンギンの絵の描かれた3000円ぐらいの

ぐるぐるハンドルを回す 機械 で 作ったもの で作って食べてました


スーパーで いちご メロン せんじ  に混じってブルーハワイも

売ってはいたんですが 僕の興味は「1度舐めてみたい、味を知りたい」 レベルでしか無く

不味かったら この300ml をどう処分したらいいんだろう、捨てるの勿体無いし という

妙に現実的な思考で動いていたので 家でも食べられませんでした




河合塾に通うようになり 千種駅の(今は JRの旅行代理店になっている

) イートイン軽食コーナーで ブルーハワイ色? ブルーハワイ味?

なアイスを発見 した のですが  僕も 友達も

 不味かったら(露天はダメ という似たような教育方針の子が多かった)

せっかくのお小遣い勿体無いと 無難ないちごかチョコだを食べてました


そんなかんやで20年近くが過ぎ 

 食べてみたい という思いすらもどっかに飛んでましたが 

昨日 よく行く喫茶店で 顔なじみの店員さんが 客注で

ブルーハワイ味 を  作っていたので


3滴ぐらい お皿に乗せて 舐めさせてもらう事を 思いつきました


そしたら友人も 「俺も味が知りたい」 と 全員で味見を


ついでに 店員さんも 参加で味見を


なんだー ブルーハワイって 皆 名前と色は知ってても食べてない

シロップだったんだ  



妙な安心感と 子供な部分の喪失感 初体験 に気恥かしさで


なめた味は パイナップル と言われたら パイナップル なのかなー味でした


2度目は多分無い とは思いますが

大人の階段登ったんやー