グレコローマンのスタンドレスリングでの攻め手として、一本背負いや首投げなどの投げ技も非常に大事な技術です。


一本背負いや首投げなどの投げ技は、日本古来の柔道から派生したと思われるが、胴着を掴める柔道と違いレスリングの投げ方は微妙に違う。


柔道のそれはどちらかと言うと相手の胴着を持ってしっかり担いで投げるという動きだが、レスリングのそれは身体の回転を利用し腰を捻って巻き込むように投げることが多い。


投げ技は英訳するともちろん「Throw」


いずれにせよ、野球のピッチャーが速いボールを投げたり、陸上の投てきの選手が遠くまでハンマー、砲丸、槍を投げ飛ばすように、全身の連動性を使った投げ技を身につけたい。


今は旧ソ連時代のレアなテクニックビデオがYouTubeに上がっているので、もちろんチェック。


投げ技特集の教則映像で白黒ですが、実はそこまで古くなく('80年代)かなりマニアックで面白い。


これらの旧ソ連時代のテクニック映像は他にもたくさん出ているので、これまでもよく勉強させてもらいましたが単に技術うんぬんは別にして、いつの時代でも大切な普遍的な部分に注目して見てみると、非常に役に立ちますね。