なぞなぞの著作権インデックス


7.なぞなぞ盗用・改変使用の言いがかり
で展開した論理は、
自分が作ったなぞなぞと類似するなぞなぞを
目にしたなぞなぞ作家にとっては、
「盗用・改変使用した人」による
ずるい言い訳のように聞こえるでしょう。

私だって、
そういう人の立場に置かれたならば、
すごく腹が立つと思います。
実際、腹が立ったことが何度も何度もあります。

しかし、
「なぞなぞには基本的に著作権はない」
というのが法律家の一般見解。
なぞなぞの問題作りに関わる限り、
これは避けられない宿命なのです。

それが嫌なら、
自作なぞなぞは公開しないことです。
書籍にも、WEBサイトやブログにも、
決して掲載しないことです。

でも、それでは、
なぞなぞを作る意味がありません。
たくさんの人に見てもらって、
「面白いね」
っと言ってもらえる、思ってもらえるのが、
なぞなぞ作家としての喜びであり、
創作エネルギーの源泉のはずです。


だから私が、
すべてのなぞなぞ作家におすすめする
「なぞなぞの盗用・改変使用への対抗策」
は次の3つです。

1)気にしない

仮に誰かに、
自作なぞなぞをパクられたと感じても、
(実際には、パクラれたのではなく、
 偶然の一致もあるし、
 短いなぞなぞなら似て当然なので、
 単に自分の思い込みに過ぎない場合もある)

「おいおい、パクリやがって!
 それはほんとは私が作ったなぞなぞなんだぞ」
と思いながらも、
誹謗中傷に無駄な時間や労力を使うより、
新しいなぞなぞを作るほうにネルギーを使うこと。
(今の私が、まさにそれ!)


2)著作権が発生する長いなぞなぞを作る

今後は、
著作権を主張できるレベルの
長めのなぞなぞを作ることによって、
権利侵害者に対して、
法的行動をとれるようにする。

著作権が発生する長いなぞなぞであれば、
裁判に勝てる可能性は高い。


3)とにかく裁判を起こしてみる

短いなぞなぞにも著作権があると思うのであれば、
勝つ見込みがあろうとなかろうと、
とにかく、
著作権侵害賠償請求訴訟を起こしてみる。

なぞなぞに関する著作権の判例があれば、
また増えていけば、
どの程度の長さのなぞなぞ、
また、
どのような内容のなぞなぞに
著作権が発生して、
どの程度の類似度なら
著作権侵害が認められるのかが、
はっきりすれば、
盗用・改変使用による被害は多少は減る
と考えられます。

(*゚▽゚)/ 以上!(異常? )


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