9月29日に投開票が行われた堺市長選挙。


大阪維新の会の公認候補は残念ながら落選という結果になりました。


14万569票もの応援してくださった方々にお応えすることが出来ず、申し訳ありませんでした。


特に私の地元でもある堺区は、堺全区の中で最も維新候補の得票率が低かった地域です。これは私が堺区民の皆さんに適切にお伝えが出来なかった、活動が十分で無かったということであり責任を感じています。


一方で投票率は50.69%でした。

半分を少し上回ったというところですが、過去の投票率を考えると、今回の堺市長選挙に関心を持った方が増えたということでしょう。この結果は投票率、得票率から「堺市民の総意」であるとは思いませんが、民意としてしっかりと受け止めたいと思います。


大阪府と大阪市は平成27年に新しい大都市制度をスタートすることを目指して進んでいます。これは長年停滞、衰退を続けてきた大阪経済を、自ら「稼ぐ」力を身につけ将来に渡って成長するために行政の仕組みの大改革をしようというものです。一方で、その稼いだお金を効果的に、効率的に使うために現在の行政区よりもずっと権限と財源を持つ、区長公選の特別区を設置する。


大阪の中心部が成長すれば、隣接している堺市としても良い影響があります。しかし私は大阪市の「おこぼれ」を待つのではなく、堺が自らの力で成長できる仕組みにしたかった。それが今回の選挙戦で訴えてきたことです。堺市民の皆さんには、大阪で現在進んでいる大改革を良く見ていただきたいと思います。


堺市長選挙は終わりました。

次回の選挙は4年後です。


堺市民の皆さんは、政争に明け暮れて堺市政が停滞することは誰も望んでいないでしょう。


再選されました竹山市長におかれましては、堺でできることは堺で、堺だけではできないことは大阪全体で、という姿勢で柔軟に対応していただくことを望みます。


私も一人の堺市民として、堺選出の大阪府議会議員として、大阪が、堺が少しでも良くなるように提案や意見を上げたいと思います。また、協力できることは協力します。

前を向いて、これからも精一杯取り組んでまいります。