飛蚊症の蚊が増殖す

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 飛蚊症...目の中に蚊や糸くずみたいな黒い影がふわふわと浮かんでいる病気? (病気なんて大げさなもんじゃないけど)だ。
 
 思えば、あれはレース鳩雑誌の編集部にいた頃、館林の鳩飼い取材に出かけた時だから...25歳だったな。もう25年前のことだ。俺も年とったよなあ...。
 
 その日は夕方から館林の鳩飼いを取材した。取材相手は、北関東地区での鳩レースに優勝し、その祝賀会をかねた会合の取材であった。祝賀会場は、館林のホテルで行われた。僕はそこで鳩撮影と鳩飼いのインタビューを終えてもなかなか帰してもらえなかった。ごちそうになったりして...なんだかんだで鳩飼い宅を辞した時間が遅くなってしまった。終電を利用しても東京まで帰れなかったので、しかたなくタクシーで隣の足利市まで行って、駅前のビジネスホテルに泊まった。
 
 で、翌日の朝、東京に帰るために足利駅に向かった。駅に着くと電車が来るまでに時間があったので、僕はホームのベンチに座ってぼーっと空を眺めていた。その日は雲一つない青空が目の前にどばーーーーっと広がっていて、陽差しも強く感じた。すると右目の前に“黒い蚊みたいなもの”がすーっと横切って見えた。いや、蚊は目の中にいるように見えた。「目に蚊が入った?」僕は驚いてごしごしと目を擦ってその蚊を潰そうと試みた。おそるおそる目を開くと逆光の光の中にまだ蚊が飛んでいる。視点を移動させると、蚊もふわふわと目の中を飛んでいる。よく見ると、それは蚊ではなく、黒い影の周囲にぶつぶつの点のようなものが付いていて、それがまとまって右目の中を浮遊しているのだった。右目をつぶって左目の方も確かめると、左目には黒い影はなかった。
 
 僕は「なにか良くない眼病」だと思って、いい知れない恐怖からぶるぶる震えた。もしかしたら僕は失明するかもしれないという恐怖だ。

 電車が来た。僕は重たいジュラルミン製のカメラケースと塩ビの簡易スタジオが入った袋を肩にかけて電車に飛び乗った。東京に帰ってから...数日は失明する恐怖に震えていたが、しばらくしてそれは「飛蚊症」という病気であり、別に緊急を要するほどのものではないことがわかった。
 
 さて、それから25年。最近になって飛蚊症が増殖したのだ。で、そのことを今の会社の上司に話すと「知り合いは飛蚊症がひどくなって手術した。手遅れでは失明するところだったのだ。だから病院に行った方がいい」と言うので...僕は「失明しては大変!」と、出版健保という業界病院? の眼科に行った。
 
 で、視力測定に眼圧測定(これが怖い。先端恐怖症の僕は死ぬほど怖かった)などで目をひととおり検査し、目に特殊な目薬を差して30分後に「目の中の検査」をした。結果は「加齢によるもので網膜剥離ではない大丈夫」という診断でほっとしたのだ。眼病診断の模様は次回に...。
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 2年前に20年ぶりぐらいに虫歯の治療をした。ひどい虫歯を4本抜いたり、金具をかぶせたり取っ替えたりと大改修を行ったのだが、またまた虫歯が発生した。っていうかあ...そのときに治療した歯の金具が外れたり、親知らずがでかい虫歯になったりしていたのだ。俺っていまだに“親知らず”が全部残ってるんだよ。凄いでしょ?
 
 で、自宅近くにできた新しい歯医者に行きましたのよ。ここはかみさんのナマコさんがやっと見つけた良い歯医者でね...。ナマコさんって我が儘でさ。歯医者に行きだしてから「あそこは気に入らない」からってあちこち変えて...やっとたどり着いたgoodな歯医者なの。おほほ。で、おいらも一緒に言った訳。俺ってひとりじゃなかなか医者に行かないからね。特に歯医者はね。
 
 で、行ったら、美人の女医さんで、歯の状況を親切に説明してくれるの。結局、前回の歯医者で治療が失敗した歯と親知らずの2本を治療することになったんでやんす。
 
 前回の治療で失敗したって歯は、連なった左上の歯2本の間が少しずつ食われていましてね、2本とも削って金属カバーをかぶせて治療終了してたんだけど、1本には金属じゃなくてプラスチックを入れちゃってたんだね。そこを歯間フロスで毎日ごしごしやってたもんだからプラが外れちまったんだね。そこが滲みちゃって少し痛くなったってわけ。
 
 親知らずは前回治療する以前から...結構昔から小さな穴が開いていたんだけど、穴はずうっとそのままの大きさだったのに、この2ヶ月くらいで一気に“がばっ”て食ってきたんだね。穴がみるみるでかくなっちまったの。「もう少し穴が開いたら激痛がするはず」って女医が言うように自分でもなんだかこのままじゃやばいって予想できたから歯医者に行こうって考えてたのよ。良かったね。これで2本とも激痛前に治療できるんだからさ。
 
 ほっと一安心でやんす。次回治療は今週の土曜日でやんす。あ、ナマコの治療も同時進行らしいです。
 
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 ところでそのナマコちゃんは、久々の成人病検査でマンモグラフィでの乳がん検査と子宮がん検査をやったんですが、乳腺症の可能性ありって結果でした。ちと心配です。他の病院で検査しても大丈夫なように東京駅近くにあるその検査した病院からマンモグラフィのレントゲン写真を貰ってきました。ナマコはデパートの仕事があるので来れないというので代わりに行ってあげたんです。旦那なんだから当たり前だけどね。
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