SONY [BP-4198510-322] 13,440円(税込)

 ゲッゲ...。昼飯にMちゃんのワンタン作って食ったら気持ち悪くなった。最近は油物とボリュームのあるものは苦手になった。加齢である(笑)。 タルコフスキーの「ノスタルジア」(買って来たDVD)を見ながらワンタン食ったら、そりゃ気持ち悪くなるわさ。

 さてアニメである。少し前に夜中のテレビの深夜映画劇場(今時、そんな番組のネーミングはないが)でアニメの「東京ゴッドファーザーズ」というのを見て感心した。大友克弘の「AKIRA」のような画風が僕の心をとらえた。大友のようなっていうのは今監督が大友と仕事のつながりがあるからなのであるようだ。詳細は知らない。「東京ゴッドファーザーズ」は絵もいいのだが、話の内容も凄くよいのである。ほのぼのとした浮浪者さんたちの姿がなかなか涙を誘えるのであったのよ。

 さてさて、「パプリカ」である。その予告を「東京ゴッドファーザーズ」再放送で目にした。しかし、新宿だかどっかの小劇場での上映のためめんどくさくて行かなかった。そのDVDがリリースされた。で、752ページもあるストーリーボードブックとボーナスディスク付きのデラックスボックスを買った。で、見た。

 予告はプログレッシブでサイケデリックでアヴァンギャルドでゲージツ的であったので期待感が大きかった。しかし、思ったよりは? であった。絵もなんか「不丁寧」である。細かいところまで気を使っていない感じだ。内容も筒井康隆原作ではあるが「実はありきたり」であり、今監督だからこうなったってところが見えないのだ。といっても「東京ゴッドファーザーズ」しか見たことない僕には今監督の作風なんて把握できている訳がない。あくまでも「東京ゴッドファーザーズ」の期待感と感覚で見るしかないのだが...。

 ただし、人形とか地方の土産物のような...いろいろなものの行列による騒々しさに満ちあふれた悪夢感と融解感は、なかなかよい。行列そのものは大映の「妖怪シリーズ」みたいに明るいけどね。今監督の「暗い素材でも明るい」って作風はやはり好きである。

 今、「ノスタルジア」を見ながら書いているのだが、タルコフスキーのこの世界観が欲しいのである。明るい作家に無理矢理な暗黒さを求めても無理なのかもしれない。もしくは「ポゼッション」のような「化け物」も悪夢には必要だが、「パプリカ」ではダイダラボッチ状で、明るくかっこわるい。
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 今日の夕方は、緊急に原宿のクライアントに呼ばれて出かけた。クライアントは竹下通りに近く東郷神社の隣にあるのでなかなか大変なのだ。打ち合わせ前に東郷会館庭園を散策。鯉がうじゃうじゃ泳ぐ池の中にお決まりの亀が顔を出して「餌をくれ」ってな風に僕の足元に泳ぎ来る。庭園を過ぎると狭い階段があった。神社と会館への道らしい。階段を上りきって、さらに上にある神社への道を歩く。頭の上の方で子供の声がするので見上げると、神社の小山の上でふたりの小学生が、先にスポンジが付いた弓矢と輪動式火薬のおもちゃの銃を持って騒いでいる。僕と目が合うとふたりは「獲物だ」みたいに目をぎらつかせて僕の方向に矢を放ち、火薬銃をぶっ放した。ピョーン...バンッ!! なんじゃそりゃ? しかし、彼らは正確に僕を狙っているのではなく、狙いたくても怒られかもしれないからって意識して狙いを反らしているらしい。かわいいなあ。

 さて、前からかわいい女子高生が歩いて来たので恥ずかしいから引き返す。自意識過剰である。またまた庭園内を通ってクライアントのビルに向かう。するとさきほどのかわいい女子高生が立っている...と思ったら違う。別人である。しかし、女子高生の夏服...たくし上げたミニスカートに半袖の制服ブラウス??? いやに背が高い...げげっ! 僕は夢でも見ているのだろうか? ばばあだ! 皺だらけのババアが女子高生の格好をして庭園に立っているのだ。女子高婆ちゃんだ。その隣には同じ様な年齢のおばあちゃんが立っている。凶悪2人組だ。一体なんなんだ、こいつらは?

 時間なのでクライアントと打ち合わせ。終了後に原宿や表参道から帰るのが嫌なので千駄ヶ谷駅まで歩こうと明治通りを歩み出す。うーん...周辺はあか抜けた田舎者と毛唐ばかりで不快だ。歩けど歩けど駅に到着しない。また迷っちまった。うーん...脚が痛いぜ。でもこんな風景...いいぜ。好きだぜ。

 夕方のきつい太陽光線が洋風の建造物を照射する。人通りは極端に少ないものの無意味な自動車の数は多い。明治通りだからしかたがないか。

 しばらく行くと、電車が走っている。駅だ。でも千駄ヶ谷じゃない。代々木だ!遠回りしちまったけど、代々木駅に到着。ここから乗車し船橋まで向かう。うふふふ。
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逢魔ヶ時の田園に死す

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 新規導入した4万円のちゃちなナビを方位磁石代わりに勝浦市の新戸川に蛍を見に出かけた
 


 午後4時に自宅を出てスムーズに花輪IC→市原IC→牛久→大多喜→勝浦へと進む。6時前に勝浦に到着したがまだ明るい。しかし蛍の川である新戸川がどこにあるのかわからない。ナビにも田舎の詳細は掲載されていないので一度だけ迷ったが、偶然にもその川に行き着いてしまった。



暗いのにレンズフードを付けっぱなしだったので画面の端に影が出ている

 現場には2台の車が停まっており、蛍が出る時間まで待っているようだ。7時近くになっても明るい。蛍は現れるのか?



写真は山を撮影時に偶然ファインダー内に現れた白サギ?




大多喜の田園



 暗くなっても蛍は現れない。こりゃシーズン過ぎたかな? って思ってるとプワーンと1匹の蛍が川面を飛ぶ。続いて5~6匹の蛍が現れて川のあちこちで光る。なんだか儚い光で・・・幻想的な夢を見ているようだ。





葉っぱの上の蛍を撮影。街灯の下ゆえにギリギリ写っている



 蛍を1匹そっと捕まえてナマコの手のひらに載せてやる。虫嫌いなナマコもおとなしく手の平の蛍を見入っている。蛍はナマコの手の平に載ると明かるさを増した。闇の中でナマコの手が青白く光る。



 蛍見物を終えて車に戻る。帰りも来た時と同じ経路で帰宅・・・のはずが八千代市付近で迷う。しかし安物ナビのおかげでそれほど迷わずに帰宅できた。
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